苦手の克服にチャレンジすることは、苦労や忍耐が必要で大変なことも多いです。
ただ、それを乗り越えることが愛犬の心の成長につながります。
この記事ではワンコ同士の挨拶に慣れるトレーニングを実例に挙げながら、苦手の克服の大切さについてお話したいと思います。
苦手はどんな子にもある
◉爪切りが苦手
◉知らない人が苦手
◉シャンプーが苦手
等々、どんなワンコにも苦手なことはあるものです。
中には、そのままにしておくと生活に支障がある場合もあります。
例えば、ブラッシングが苦手な子の場合。
嫌がるからといっていつまでもブラッシングが出来ないと、
◉皮膚炎になっていても気が付かない
◉ノミやダニがついても気が付かない
といったことになってしまう場合があります。
苦手なことをそのままにしておくと、愛犬の健康面にも悪影響があるかもしれません。
克服できるものであればしたいものです。
そこで、ブッチ君(パグ)の
『ワンコ同士の挨拶が苦手』
を克服するトレーニングを例に
【苦手克服にチャレンジする大切さ】
についてお話します。
◉知らない人が苦手
◉シャンプーが苦手
等々、どんなワンコにも苦手なことはあるものです。
中には、そのままにしておくと生活に支障がある場合もあります。
例えば、ブラッシングが苦手な子の場合。
嫌がるからといっていつまでもブラッシングが出来ないと、
◉皮膚炎になっていても気が付かない
◉ノミやダニがついても気が付かない
といったことになってしまう場合があります。
苦手なことをそのままにしておくと、愛犬の健康面にも悪影響があるかもしれません。
克服できるものであればしたいものです。
そこで、ブッチ君(パグ)の
『ワンコ同士の挨拶が苦手』
を克服するトレーニングを例に
【苦手克服にチャレンジする大切さ】
についてお話します。
かわいいんだけど「嫌なものは嫌!」なブッチ君
クリクリな瞳が魅力のブッチ君。
◉人好き
◉遊び好き
の、いかにもパグちゃんらしいかわいい男の子です。
ただ、
「あっちに行きたい!」と思ったら猪突猛進になる
「これはやりたくない!」と思ったら何とか逃げようとする
「何だか怖い」と思ったらテコでも動かない
と、なかなか頑固なところもあります。
頑固な性格の子は
『苦手(嫌い)なことはトコトン拒否!』
という傾向が強い場合が多いです。
時にはそのことが、楽しい生活の妨げになることも。
そこでブッチ君が少々苦手な
『ワンコ同士の挨拶』
の克服にチャレンジしてもらいました。
◉人好き
◉遊び好き
の、いかにもパグちゃんらしいかわいい男の子です。
ただ、
「あっちに行きたい!」と思ったら猪突猛進になる
「これはやりたくない!」と思ったら何とか逃げようとする
「何だか怖い」と思ったらテコでも動かない
と、なかなか頑固なところもあります。
頑固な性格の子は
『苦手(嫌い)なことはトコトン拒否!』
という傾向が強い場合が多いです。
時にはそのことが、楽しい生活の妨げになることも。
そこでブッチ君が少々苦手な
『ワンコ同士の挨拶』
の克服にチャレンジしてもらいました。
「ワンコ同士の挨拶トレーニング」1回目:はじめは「逃げたい!」のブッチ君
初めてのワンコ(手前)に会ったブッチ君。
腰が引けちゃってます。
「逃げたい!」
という叫びが聞こえてきそうです。
ブッチ君は嫌がっていますが、ここで逃げないのがポイント。
頑張ってその場にとどまってもらいます。
飼い主様はすぐそばにいてあげます。
ブッチ君が逃げようとしてもがいていると、飼い主さんは声をかけてあげたくなるかもしれません。
ここで声をかけてあげると、
「逃げようとしている自分を応援してくれている」
という勘違いをブッチ君がしてしまうかもしれないからです。
逃げようとしてもがいいる間は、リードをしっかり持ったまま黙っています。
ブッチ君がもがくのを止めてくれたら、
「大丈夫だよ」
「お友達だよ」
「怖くないよ」
と声をかけてあげます。
【逃げずにその場にいた方が飼い主さんは応援してくれる】
という学習をしてもらいたいからです。
腰が引けちゃってます。
「逃げたい!」
という叫びが聞こえてきそうです。
ブッチ君は嫌がっていますが、ここで逃げないのがポイント。
頑張ってその場にとどまってもらいます。
飼い主様はすぐそばにいてあげます。
ブッチ君が逃げようとしてもがいていると、飼い主さんは声をかけてあげたくなるかもしれません。
ここで声をかけてあげると、
「逃げようとしている自分を応援してくれている」
という勘違いをブッチ君がしてしまうかもしれないからです。
逃げようとしてもがいいる間は、リードをしっかり持ったまま黙っています。
ブッチ君がもがくのを止めてくれたら、
「大丈夫だよ」
「お友達だよ」
「怖くないよ」
と声をかけてあげます。
【逃げずにその場にいた方が飼い主さんは応援してくれる】
という学習をしてもらいたいからです。
『立ち止まっていられるようになった』だけでも立派な進歩
【逃げないこと(その場にとどまること)】
を飼い主さん応援してもらったブッチ君に変化が。
逃げようとしてもがくことが減り、代わりに写真のように、
相手のワンコが近づいても逃げずに立ち止まっていられるようになりました。
それでもまだ、一定の距離は保ったままです。
腰も引けていて、
「近づきたいけど近づけない~」
という声が聞こえてきそうです。
それでも、はじめのうちの
「逃げたい!」
に比べたら立派な進歩です。
ここで強引に近づけようとするとまた逃げたくなってしまうかもしれません。
無理はせず、一回目のトレーニングは終了となりました。
を飼い主さん応援してもらったブッチ君に変化が。
逃げようとしてもがくことが減り、代わりに写真のように、
相手のワンコが近づいても逃げずに立ち止まっていられるようになりました。
それでもまだ、一定の距離は保ったままです。
腰も引けていて、
「近づきたいけど近づけない~」
という声が聞こえてきそうです。
それでも、はじめのうちの
「逃げたい!」
に比べたら立派な進歩です。
ここで強引に近づけようとするとまた逃げたくなってしまうかもしれません。
無理はせず、一回目のトレーニングは終了となりました。
「ワンコ同士の挨拶トレーニング」2回目:クンクン挨拶が出来た!
そして2回目のチャレンジ。
1回目の時のように
「逃げたい!」
ともがきましたが、飼い主さんには黙って一緒にそばにいてもらいました。
そして、
逃げようとしなくなったら声をかけて応援してあげる
をやってもらいました。
すると、
『自分から相手のワンコにクンクン挨拶する』
が出来るようになりました。
目覚ましい成長です。
ブッチ君が頑張ったのはもちろんです。
そして、飼い主さんがあきらめなかったおかげでもあります。
1回目の時のように
「逃げたい!」
ともがきましたが、飼い主さんには黙って一緒にそばにいてもらいました。
そして、
逃げようとしなくなったら声をかけて応援してあげる
をやってもらいました。
すると、
『自分から相手のワンコにクンクン挨拶する』
が出来るようになりました。
目覚ましい成長です。
ブッチ君が頑張ったのはもちろんです。
そして、飼い主さんがあきらめなかったおかげでもあります。
はじめの「嫌!」「逃げたい」を一緒に乗り越えたい
はじめの
「逃げたい!」
という反応をブッチ君が見せている時に飼い主さんがあきらめていたら…
この成長はなかったと思います。
苦手克服のチャレンジをすると、
『はじめに強い拒否反応を示す』
場合が多いです。
そんな時には飼い主さんが、
◉すぐ近くにいてあげる
◉逃げることをしなくなったら声かけ(応援)をしてあげる
ということを通して
「苦手なこと(怖いこと)に一緒に向き合ってくれてる」
と愛犬に感じさせてあげることが大切です。
「逃げたい!」
という反応をブッチ君が見せている時に飼い主さんがあきらめていたら…
この成長はなかったと思います。
苦手克服のチャレンジをすると、
『はじめに強い拒否反応を示す』
場合が多いです。
そんな時には飼い主さんが、
◉すぐ近くにいてあげる
◉逃げることをしなくなったら声かけ(応援)をしてあげる
ということを通して
「苦手なこと(怖いこと)に一緒に向き合ってくれてる」
と愛犬に感じさせてあげることが大切です。
愛犬の心も飼い主さんの心も成長できる(まとめ)
ブッチ君のように苦手克服にチャレンジすることは、
◉飼い主がそばにいれば安心
◉知らないワンコ(人)でも怖くない
◉我慢強さを身につける
という学習をしてくれることが期待できます。
精神的にタフになることも期待できます。
苦手克服にチャレンジするのは、
◉しんどい
◉かわいそうに感じる
◉我慢しないといけない
等々、飼い主さんも大変なこともあります。
しかし
◉愛犬の心を成長させてくれる
◉飼い主さんの経験値も上がる
という価値ある効果が期待できます。
時間がかかる場合もあるとは思いますが、苦手の克服にチャレンジすることは、飼い主さんの心も愛犬と一緒に成長させてくれると思います。
◉飼い主がそばにいれば安心
◉知らないワンコ(人)でも怖くない
◉我慢強さを身につける
という学習をしてくれることが期待できます。
精神的にタフになることも期待できます。
苦手克服にチャレンジするのは、
◉しんどい
◉かわいそうに感じる
◉我慢しないといけない
等々、飼い主さんも大変なこともあります。
しかし
◉愛犬の心を成長させてくれる
◉飼い主さんの経験値も上がる
という価値ある効果が期待できます。
時間がかかる場合もあるとは思いますが、苦手の克服にチャレンジすることは、飼い主さんの心も愛犬と一緒に成長させてくれると思います。