来客時に愛犬が吠えて、「ダメ!」「黙って!」「イケナイ!」と叱っても止めなくて困る、という悩みは多くの飼い主さんが感じていると思います。
そんな『来客時の吠え』の改善のために取り組んでみて欲しい対応法をご提案します。
せっかく友達が来てくれたのに…
せっかくお友達や知り合いがお家に遊びに来てくれたのに、愛犬が吠えまくっちゃって困る、なんて話をよく聞きます。
久しぶりに会って話したいことも沢山あるのに、愛犬の声が邪魔になっちゃっておしゃべりもままならない、なんてこともあるようです。
お家に来客があった時に愛犬が吠えてしまう理由は様々です。
人のことが大好きな子の場合は
◉嬉しい
◉楽しい
という理由で吠えてしまう子もいるでしょう。
いきなり知らない人がお家の中に入ってきて、
◉びっくりした
◉怖い
という理由で吠えてしまう子も多いです。
この記事では、
◉怖い
◉びっくり
といった理由で来客の時に吠えてしまう場合の対応として、
【吠えていない(黙った)タイミングで声をかける】
とういう方法をご提案したいと思います。
久しぶりに会って話したいことも沢山あるのに、愛犬の声が邪魔になっちゃっておしゃべりもままならない、なんてこともあるようです。
お家に来客があった時に愛犬が吠えてしまう理由は様々です。
人のことが大好きな子の場合は
◉嬉しい
◉楽しい
という理由で吠えてしまう子もいるでしょう。
いきなり知らない人がお家の中に入ってきて、
◉びっくりした
◉怖い
という理由で吠えてしまう子も多いです。
この記事では、
◉怖い
◉びっくり
といった理由で来客の時に吠えてしまう場合の対応として、
【吠えていない(黙った)タイミングで声をかける】
とういう方法をご提案したいと思います。
まずは「吠えちゃうのは当たり前」と理解してあげる
『来客時に吠え』
の対応についてお話する前に、まず理解してあげたいのが、
《飼い主さんにとっては友達でも愛犬にとっては知らない人》
だということです。
飼い主さんにとっては仲の良い友達であっても、愛犬にとっては全く知らない人です。
そんな人がいきなりお家の中に入ってくるのですから、
「誰⁉」
「なんで家に入ってくるの⁉」
と、驚いたり怖くなったりするのも無理はありません。
その結果吠えちゃうのも、仕方がないことです。
愛犬に悪気があるわけではなく、目の前の状況に対して自然な反応を示しているだけです。
飼い主さんからすると、
「友達に吠えちゃうなんて失礼」
と感じるかもしれませんが、
「いきなり知らない人が来たら吠えちゃうのは当たり前」
くらいに思ってあげることが、来客時の吠えに対応するためのスタートラインです。
の対応についてお話する前に、まず理解してあげたいのが、
《飼い主さんにとっては友達でも愛犬にとっては知らない人》
だということです。
飼い主さんにとっては仲の良い友達であっても、愛犬にとっては全く知らない人です。
そんな人がいきなりお家の中に入ってくるのですから、
「誰⁉」
「なんで家に入ってくるの⁉」
と、驚いたり怖くなったりするのも無理はありません。
その結果吠えちゃうのも、仕方がないことです。
愛犬に悪気があるわけではなく、目の前の状況に対して自然な反応を示しているだけです。
飼い主さんからすると、
「友達に吠えちゃうなんて失礼」
と感じるかもしれませんが、
「いきなり知らない人が来たら吠えちゃうのは当たり前」
くらいに思ってあげることが、来客時の吠えに対応するためのスタートラインです。
「黙って」「いけない」の声かけはかえって逆効果?
愛犬が来客者に吠えちゃう時に、
「こらこら」
「黙って」
「いけないでしょ」
等の声かけをする、という飼い主さんが多いと思います。
◉静かにして欲しい
◉来てくれた相手に失礼
という思いから取る行動なのですが、実はこの声かけが、かえって逆効果になってしまうことがあります。
そんな時の飼い主さんの口調は、
◉叱る
◉怒る
という厳しいものというよりは、
◉諭す
◉言い聞かせる
といった、どちらかというと抑え目のトーンである場合が多いようです。
そのことが、
「飼い主さんが応援してくれている」
「一緒になって吠えて(声を出して)くれている」
という勘違いを愛犬にさせてしまう可能性があります。
飼い主さんの加勢を得た(と勘違いした)愛犬は、ますます勢いよく吠えてしまうことになります。
吠えるのを止めようとして取る行為が、かえって吠えることを助長させるという、逆効果を招いてしまっていることがあるのです。
「こらこら」
「黙って」
「いけないでしょ」
等の声かけをする、という飼い主さんが多いと思います。
◉静かにして欲しい
◉来てくれた相手に失礼
という思いから取る行動なのですが、実はこの声かけが、かえって逆効果になってしまうことがあります。
そんな時の飼い主さんの口調は、
◉叱る
◉怒る
という厳しいものというよりは、
◉諭す
◉言い聞かせる
といった、どちらかというと抑え目のトーンである場合が多いようです。
そのことが、
「飼い主さんが応援してくれている」
「一緒になって吠えて(声を出して)くれている」
という勘違いを愛犬にさせてしまう可能性があります。
飼い主さんの加勢を得た(と勘違いした)愛犬は、ますます勢いよく吠えてしまうことになります。
吠えるのを止めようとして取る行為が、かえって吠えることを助長させるという、逆効果を招いてしまっていることがあるのです。
吠えていない(黙った)時に声をかけてあげる
そんな勘違いを防いで、吠えるのを止めてもらうにはどうしたら良いでしょうか。
そこで提案したいのが、
《吠えていない(黙った)タイミングで声をかける》
ということです。
声をかけてはいけないというのではなく、タイミングを考えて声をかけてあげる、ということです。
来客に驚いて吠え続ける愛犬も、
◉来客者の様子をうかがう
◉来客者の臭いを嗅ごうとする
◉吠え続けて疲れて少し休む
といったタイミングで、吠えるのを少しの間止めることがあるはずです。
そのタイミングで
「おりこう」
「よしよし」
と声をかけてあげたり、オヤツを差し出してあげたりしてあげます。
そのかわり、愛犬が吠えている間は、叱ることも声をかけることもしません。
《吠えている時は声かけしない(応援しない)》
と
《吠えていない時に声かけしてあげる(褒めてあげる)》
の違いをはっきりさせてあげることで、
【吠えても相手にしてくれない】
【吠えない方が安心できる】
という学習をしてくれることが期待できます。
そこで提案したいのが、
《吠えていない(黙った)タイミングで声をかける》
ということです。
声をかけてはいけないというのではなく、タイミングを考えて声をかけてあげる、ということです。
来客に驚いて吠え続ける愛犬も、
◉来客者の様子をうかがう
◉来客者の臭いを嗅ごうとする
◉吠え続けて疲れて少し休む
といったタイミングで、吠えるのを少しの間止めることがあるはずです。
そのタイミングで
「おりこう」
「よしよし」
と声をかけてあげたり、オヤツを差し出してあげたりしてあげます。
そのかわり、愛犬が吠えている間は、叱ることも声をかけることもしません。
《吠えている時は声かけしない(応援しない)》
と
《吠えていない時に声かけしてあげる(褒めてあげる)》
の違いをはっきりさせてあげることで、
【吠えても相手にしてくれない】
【吠えない方が安心できる】
という学習をしてくれることが期待できます。
おしゃべりでもしながら、黙るまで気長に待ってあげよう
ただ、
《愛犬が吠え止むのをただ黙って待っている》
というのも、メンタル的につらいものがあります。
そんな時は、お友達(来客者)とおしゃべりして気を紛らわしましょう。
愛犬の方は見ずに、お友達の方を見て話していれば、
「吠えている自分を応援してくれている」
という勘違いは生じにくいですし、
「吠えても相手にしてくれない」
と思ってくれる可能性が高くなります。
吠え声が邪魔に感じてしまうかもしれませんが、お喋りしているうちに意外と気にならなくなったりします。
声を出してのおしゃべりが難しければ、Lineやり取りで時間をつぶしてもOKです。
大切なのは、
「吠えている間は相手にされない」
と愛犬に思わせてあげることなので、おしゃべりの時と同じように、愛犬の方は見ないようにします。
目の前の相手を見ながらLineでやり取りするというのも、なかなか面白いかもしれません。
お喋りしていたり、スマホをいじるのに夢中になっていたら、いつの間にか愛犬が吠えるのを止めていた、なんていうのもよくあることです。
《愛犬が吠え止むのをただ黙って待っている》
というのも、メンタル的につらいものがあります。
そんな時は、お友達(来客者)とおしゃべりして気を紛らわしましょう。
愛犬の方は見ずに、お友達の方を見て話していれば、
「吠えている自分を応援してくれている」
という勘違いは生じにくいですし、
「吠えても相手にしてくれない」
と思ってくれる可能性が高くなります。
吠え声が邪魔に感じてしまうかもしれませんが、お喋りしているうちに意外と気にならなくなったりします。
声を出してのおしゃべりが難しければ、Lineやり取りで時間をつぶしてもOKです。
大切なのは、
「吠えている間は相手にされない」
と愛犬に思わせてあげることなので、おしゃべりの時と同じように、愛犬の方は見ないようにします。
目の前の相手を見ながらLineでやり取りするというのも、なかなか面白いかもしれません。
お喋りしていたり、スマホをいじるのに夢中になっていたら、いつの間にか愛犬が吠えるのを止めていた、なんていうのもよくあることです。
たまたま吠えなかっただけ、でもOK
声をかけたり褒めてあげたりするのは、
「今のは、たまたま吠えなかっただけじゃね?」
というタイミングでも構いません。
「吠えなかったから褒めてもらえたんだな」
と、愛犬がはっきりと認識していなくても、とにかく
《吠えていない時に安心する(良いことがある)》
という経験を積むことが大切です。
何回も繰り返すうちに、
「吠えていなければ褒めてもらえたりオヤツがもらえたりするんだな」
という学習を、愛犬自身がしてくれることが期待できます。
「今のは、たまたま吠えなかっただけじゃね?」
というタイミングでも構いません。
「吠えなかったから褒めてもらえたんだな」
と、愛犬がはっきりと認識していなくても、とにかく
《吠えていない時に安心する(良いことがある)》
という経験を積むことが大切です。
何回も繰り返すうちに、
「吠えていなければ褒めてもらえたりオヤツがもらえたりするんだな」
という学習を、愛犬自身がしてくれることが期待できます。
お友達にも協力してもらおう
お友達(来客者)にも協力をお願いすると良いでしょう。
まず、お家に入って愛犬が吠えても声をかけないようにしてもらいます。
場合によっては数分間吠えっぱなし、ということもあるかもしれませんが、
そして愛犬が吠えていないタイミングで
◉穏やかに声をかけてもらう
◉オヤツを差し出してもらう
といったことをしてもらうと良いでしょう。
◉すぐには食べられない
◉手を差し出されたらまた吠える
といった反応を愛犬がするかもしれませんが、時間をかけて慣らしてあげたいものです。
出来ればお家に来る前に
◉たぶん、愛犬が吠える
◉慣らすために協力して欲しい
◉どんなことをして欲しいのか
◉慣れるまで時間がかかるかもしれない
といったことを予め連絡しておくと、ことがスムーズに進むでしょう。
まず、お家に入って愛犬が吠えても声をかけないようにしてもらいます。
場合によっては数分間吠えっぱなし、ということもあるかもしれませんが、
そして愛犬が吠えていないタイミングで
◉穏やかに声をかけてもらう
◉オヤツを差し出してもらう
といったことをしてもらうと良いでしょう。
◉すぐには食べられない
◉手を差し出されたらまた吠える
といった反応を愛犬がするかもしれませんが、時間をかけて慣らしてあげたいものです。
出来ればお家に来る前に
◉たぶん、愛犬が吠える
◉慣らすために協力して欲しい
◉どんなことをして欲しいのか
◉慣れるまで時間がかかるかもしれない
といったことを予め連絡しておくと、ことがスムーズに進むでしょう。
まとめ
冒頭でも言ったように、知らない人がいきなりお家の中に入ってきたら、
「誰⁉」
と驚くのは自然な反応です。
驚いたときの反応も、
◉吠えまくる
◉狭いところに隠れる
◉ジッと相手を見つめる
◉オシッコをちびる
等々、愛犬の性格によって様々です。
もちろん、初めの一瞬だけ驚いて、すぐに歓迎モードになる子もいるでしょう。
◉吠える子はダメな子
◉吠えない子は良い子
と、
《良い悪い》
《優劣》
という価値観でレッテルを張ることは避けたいものです。
しつけ・トレーニングの全般に言えることですが、どんな反応を示そうと、
【これがこの子のパーソナリティ(個性)】
と、受け容れてあげることから全てが始まります。
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「誰⁉」
と驚くのは自然な反応です。
驚いたときの反応も、
◉吠えまくる
◉狭いところに隠れる
◉ジッと相手を見つめる
◉オシッコをちびる
等々、愛犬の性格によって様々です。
もちろん、初めの一瞬だけ驚いて、すぐに歓迎モードになる子もいるでしょう。
◉吠える子はダメな子
◉吠えない子は良い子
と、
《良い悪い》
《優劣》
という価値観でレッテルを張ることは避けたいものです。
しつけ・トレーニングの全般に言えることですが、どんな反応を示そうと、
【これがこの子のパーソナリティ(個性)】
と、受け容れてあげることから全てが始まります。
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