愛犬のご飯(主食)は市販のドッグフード、という場合が多いでしょう。中には、味付けや栄養補助の目的で、色々とトッピングを入れてあげる、という飼い主さんもいると思います。適切なトッピングは愛犬の食欲を刺激する、食事が単調にならない、というメリットが期待できます。しかし、トッピングの内容やあげ方によっては、かえって愛犬の食事のリズムを崩してしまう可能性もあります。 この記事では、愛犬の食習慣や食欲の邪魔にならないような、適切なトッピングの仕方について、ご提案したいと思います。
愛犬のご飯のトッピングにはどんな物がある?
愛犬用のトッピングに使用されるものとしては、
◎ドライタイプのふりかけ
(肉・魚・野菜、等を乾燥して粉末状にしたもの)
◎ジュレタイプ
(水分を多く含んだ半ゼリー状のもの)
◎缶詰
(ジュレ同様に水分が多い)
といった種類があります。
どれもドライフードに比べて味や香りが強く嗜好性が高い傾向にあります。
◎ドライタイプのふりかけ
(肉・魚・野菜、等を乾燥して粉末状にしたもの)
◎ジュレタイプ
(水分を多く含んだ半ゼリー状のもの)
◎缶詰
(ジュレ同様に水分が多い)
といった種類があります。
どれもドライフードに比べて味や香りが強く嗜好性が高い傾向にあります。
愛犬のご飯にトッピングを加える効果
愛犬のご飯に上記のようなトッピングを加えることで、以下のような効果が期待できます
【食欲増進】
上記のようにトッピング材は嗜好性が高いので、愛犬の食欲をそそってくれます。ドライフードだけだとなかなか食べない愛犬や、食欲にムラがある(ご飯を食べたり食べなかったりして、食事リズムが安定しない)愛犬の食欲を刺激して、ご飯をよく食べるようになることが期待できます。
【栄養補助】
☆成長期の子犬や幼犬
☆妊娠中もしくは授乳中の母親犬
といった愛犬には、通常よりも高栄養・高カロリーを摂取する必要があります。
ご飯にトッピングを加えてあげることで、成長や体力回復を促進する効果が期待できます。
【飼い主の「おいしいご飯をあげたい!」願望を満たせる】
「ドッグフードだけじゃ味気ない…」
「愛犬には食事の時間を楽しんで欲しい」
と思う飼い主さんも多いかもしれません。愛犬のご飯にトッピング入れてあげることは、そんな気持ちを満足させる効果もあるかもしれません。
色々なトッピングを用意することで
「今日は何を入れてあげようかな?」
という楽しみも感じることが出来るかもしれません。
【食欲増進】
上記のようにトッピング材は嗜好性が高いので、愛犬の食欲をそそってくれます。ドライフードだけだとなかなか食べない愛犬や、食欲にムラがある(ご飯を食べたり食べなかったりして、食事リズムが安定しない)愛犬の食欲を刺激して、ご飯をよく食べるようになることが期待できます。
【栄養補助】
☆成長期の子犬や幼犬
☆妊娠中もしくは授乳中の母親犬
といった愛犬には、通常よりも高栄養・高カロリーを摂取する必要があります。
ご飯にトッピングを加えてあげることで、成長や体力回復を促進する効果が期待できます。
【飼い主の「おいしいご飯をあげたい!」願望を満たせる】
「ドッグフードだけじゃ味気ない…」
「愛犬には食事の時間を楽しんで欲しい」
と思う飼い主さんも多いかもしれません。愛犬のご飯にトッピング入れてあげることは、そんな気持ちを満足させる効果もあるかもしれません。
色々なトッピングを用意することで
「今日は何を入れてあげようかな?」
という楽しみも感じることが出来るかもしれません。
トッピングはどれくらいの量を入れてあげればいい?
トッピングは、沢山入れてあげれば良いというものでもありません。
多くのドッグフードは、愛犬の健康な身体を維持するために必要な栄養素を満たしています。
手作りご飯にこだわる、というのでなければ、主食はドッグフードにしてあげるのが、健康管理しやすいでしょう。
トッピングはあくまでも栄養補助や味付けとして考えましょう。
ご飯にかけるふりかけ、程度の量が適正だと思います。
多くのドッグフードは、愛犬の健康な身体を維持するために必要な栄養素を満たしています。
手作りご飯にこだわる、というのでなければ、主食はドッグフードにしてあげるのが、健康管理しやすいでしょう。
トッピングはあくまでも栄養補助や味付けとして考えましょう。
ご飯にかけるふりかけ、程度の量が適正だと思います。
こんなトッピングはNG
以下のようなものはトッピングとして入れるのは避けるべきでしょう。
【人間の食べ物】
当たり前のことですが、人間用の食べ物を愛犬の語派に入れるのはNGです。
人間が食べるものは塩分や糖分が多く、嗜好性も高いので、愛犬の食欲も増進する効果は高いかもしれません。
しかし、犬の健康を損なうリスクが高いので、いくら愛犬がご飯をよく食べてくれるとしても、トッピングとして入れるのは避けましょう。
【自分で味付けしたもの】
トッピングに、野菜や肉を入れてあげることもあるかもしれません。
そんな食材を使用する場合は、調味料で味付けすることは避けましょう。
人間の食べ物をあげない、ということと共通しますが、調味料で味付けすることで、
●塩分
●カロリー
●糖分
といったものが過剰になるリスクがあります。
愛犬には、あくまで素材の味を楽しんでもらいましょう。
【人間の食べ物】
当たり前のことですが、人間用の食べ物を愛犬の語派に入れるのはNGです。
人間が食べるものは塩分や糖分が多く、嗜好性も高いので、愛犬の食欲も増進する効果は高いかもしれません。
しかし、犬の健康を損なうリスクが高いので、いくら愛犬がご飯をよく食べてくれるとしても、トッピングとして入れるのは避けましょう。
【自分で味付けしたもの】
トッピングに、野菜や肉を入れてあげることもあるかもしれません。
そんな食材を使用する場合は、調味料で味付けすることは避けましょう。
人間の食べ物をあげない、ということと共通しますが、調味料で味付けすることで、
●塩分
●カロリー
●糖分
といったものが過剰になるリスクがあります。
愛犬には、あくまで素材の味を楽しんでもらいましょう。
トッピングに頼りすぎると困ったことにもなりかねない?
上記のようなポジティブな効果が期待できるトッピングですが、時には困った事になることもあります。
愛犬が「トッピング無し」ではご飯を食べてくれなくなる?
美味しいトッピングを加えてあげることで、愛犬の食欲を刺激する効果が期待できる真菅、その反面効果(副作用)として、
《トッピングをしないとご飯を食べない》
ということになる可能性もあります。
忙しい時などに、トッピングを加えずにドライフードを食器に入れて愛犬に出してあげても、臭いだけ嗅いで食べずに知らんぷり、となってしまうことも珍しくありません。
トッピングしてもらうことが当たり前になって、何も加えていないドライフードに対しす魅力が薄れてしまったともいえます。
《トッピングをしないとご飯を食べない》
ということになる可能性もあります。
忙しい時などに、トッピングを加えずにドライフードを食器に入れて愛犬に出してあげても、臭いだけ嗅いで食べずに知らんぷり、となってしまうことも珍しくありません。
トッピングしてもらうことが当たり前になって、何も加えていないドライフードに対しす魅力が薄れてしまったともいえます。
愛犬が「もっとおいしいトッピング」を求めるようになる
用意したご飯を愛犬が食べないと、多くの飼い主さんが、
◇トッピングの量を増やす
◇別の味のトッピングを加える
ということをしてあげるかもしれません。
実はこの、食べない時にトッピングを新たに加えるという飼い主さんの行動が、愛犬の食時のリズムの乱れにつながることがあります。
この時の愛犬・飼い主の双方の学区集を図式で表すと以下になります
《愛犬サイドの学習》
飼い主がご飯を出す
↓
ご飯を食べない
↓
新たなトッピングを入れてもらえる
《飼い主サイドの学習》
愛犬がご飯を食べない
↓
新たなトッピングを加える
↓
愛犬がご飯を食べてくれる
愛犬としては、食べずに待っていれば別のトッピングを入れてくれるので、出されたご飯をすぐには食べないでいた方が得、ということになります。
飼い主としては、新たなトッピングを加えれば愛犬が食べてくれることで、安心感を得ることになります。
双方にとってメリットがあるので、新たなトッピングを入れることが繰り返されることになります。
「これなら食べてくれるかな?」
「こっちの方が美味しいかな?」
と、手を変え品を変えてトッピングを増やすうちに、特定のもの以外を入れても食べてくれない、といった状況になってしまうこともあります。
「うちの子は霜降り牛肉しか食べなくなった」
という話も、実際に聞いたことがあります。
◇トッピングの量を増やす
◇別の味のトッピングを加える
ということをしてあげるかもしれません。
実はこの、食べない時にトッピングを新たに加えるという飼い主さんの行動が、愛犬の食時のリズムの乱れにつながることがあります。
この時の愛犬・飼い主の双方の学区集を図式で表すと以下になります
《愛犬サイドの学習》
飼い主がご飯を出す
↓
ご飯を食べない
↓
新たなトッピングを入れてもらえる
《飼い主サイドの学習》
愛犬がご飯を食べない
↓
新たなトッピングを加える
↓
愛犬がご飯を食べてくれる
愛犬としては、食べずに待っていれば別のトッピングを入れてくれるので、出されたご飯をすぐには食べないでいた方が得、ということになります。
飼い主としては、新たなトッピングを加えれば愛犬が食べてくれることで、安心感を得ることになります。
双方にとってメリットがあるので、新たなトッピングを入れることが繰り返されることになります。
「これなら食べてくれるかな?」
「こっちの方が美味しいかな?」
と、手を変え品を変えてトッピングを増やすうちに、特定のもの以外を入れても食べてくれない、といった状況になってしまうこともあります。
「うちの子は霜降り牛肉しか食べなくなった」
という話も、実際に聞いたことがあります。
トッピングは、はじめから入れてあげる&途中から足さない、が大切
上記のような
《トッピング待ちでご飯を食べない》
状態になるのを防ぐには、はじめからトッピングを入れてあげることが有効です。
はじめからトッピングが入っていれば、待つも何もないからです。
そして、さらに重要なのが
《途中からトッピングを足さない》
ということです。
愛犬の食が進まないと、心配になってトッピングを足したくなる気持ちは分からないでもないですが、それをすることで、
「ご飯を出されてもすぐには食べない方が得」
という学習につながります。
そんな学習を防ぐためにも、途中でトッピングを足すことはしない方が良いでしょう。
《トッピング待ちでご飯を食べない》
状態になるのを防ぐには、はじめからトッピングを入れてあげることが有効です。
はじめからトッピングが入っていれば、待つも何もないからです。
そして、さらに重要なのが
《途中からトッピングを足さない》
ということです。
愛犬の食が進まないと、心配になってトッピングを足したくなる気持ちは分からないでもないですが、それをすることで、
「ご飯を出されてもすぐには食べない方が得」
という学習につながります。
そんな学習を防ぐためにも、途中でトッピングを足すことはしない方が良いでしょう。
トッピングを入れてもご飯を食べない時はどうしたらいい?
食欲にムラのある子は、トッピングを入れてあげても、ご飯を食べないことがあるかもしれません。
そんな時には心を鬼にして(実際は鬼でもなんでもないのですが)、
◎ご飯を食べなくても何も足さずに放っておく
◎一定時間(10分以上)を過ぎたら食器を下げる(ご飯抜き)
という対応をすることも、愛犬の食時のリズムを安定させる(食欲のムラの改善)には、有効です。
そんな時には心を鬼にして(実際は鬼でもなんでもないのですが)、
◎ご飯を食べなくても何も足さずに放っておく
◎一定時間(10分以上)を過ぎたら食器を下げる(ご飯抜き)
という対応をすることも、愛犬の食時のリズムを安定させる(食欲のムラの改善)には、有効です。
まとめ
愛犬のことが可愛かったり、愛犬にいつまでも健康でいて欲しければ、
「愛犬に美味しい物を食べさせてあげたい」
「しっかりと栄養を取らせてあげたい」
と思うのは当然といえます。
ただ、本来は愛犬の健康維持のために有効だったり、愛犬のごご飯に彩を添えてくれるはずのトッピングが、かえって食事のリズムを乱してしまったり、飼い主の悩みを引き起こしてしまう要因になってしまっては、本末転倒感が否めません。
愛犬のご飯にトッピングをしてあげる場合は、
「愛犬がどのようにご飯に関して学習するか?」
ということも考えると良いと思います。
「愛犬に美味しい物を食べさせてあげたい」
「しっかりと栄養を取らせてあげたい」
と思うのは当然といえます。
ただ、本来は愛犬の健康維持のために有効だったり、愛犬のごご飯に彩を添えてくれるはずのトッピングが、かえって食事のリズムを乱してしまったり、飼い主の悩みを引き起こしてしまう要因になってしまっては、本末転倒感が否めません。
愛犬のご飯にトッピングをしてあげる場合は、
「愛犬がどのようにご飯に関して学習するか?」
ということも考えると良いと思います。
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
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