犬用ランニングマシンを購入したのに、愛犬が乗らない…そんな飼い主さんにおすすめの慣らし方をご紹介。焦らず段階を踏んで愛犬を慣れさせ、運動不足を解消しましょう。この記事では、ランニングマシンを嫌がる犬への対応方法や、その他の意外な効果について詳しく解説します。
ランニングマシンを嫌がる愛犬、なぜ乗らないのか?

人用にしろ犬用にしろ、電動ランニングマシンは結構値段が高いです。
購入した飼い主さんは、
「うちの子の運動不足が解消できるなら」
「これで健康になってくれるなら」
という思いで、ある意味での覚悟をもって購入したのだろうと思います。
しかし、せっかく購入したのに、
◎愛犬がランニングマシンに乗らない
◎マシンを動かすとすぐに降りちゃう
◎上手にマシンの上を走れない(歩けない)
という拒否的な反応を示してしまって、結局は部屋の隅で埃をかぶったまま、なんてことになるケースもあるようです。
愛犬がランニングマシンに乗ることを嫌がる理由としては
●床(ベルト)が動く感覚
●作動する時の音
●見た目
等に、違和感・恐怖・不安、を感じていることが考えられます。
といったことが考えられます。
購入した飼い主さんは、
「うちの子の運動不足が解消できるなら」
「これで健康になってくれるなら」
という思いで、ある意味での覚悟をもって購入したのだろうと思います。
しかし、せっかく購入したのに、
◎愛犬がランニングマシンに乗らない
◎マシンを動かすとすぐに降りちゃう
◎上手にマシンの上を走れない(歩けない)
という拒否的な反応を示してしまって、結局は部屋の隅で埃をかぶったまま、なんてことになるケースもあるようです。
愛犬がランニングマシンに乗ることを嫌がる理由としては
●床(ベルト)が動く感覚
●作動する時の音
●見た目
等に、違和感・恐怖・不安、を感じていることが考えられます。
といったことが考えられます。
愛犬を少しずつランニングマシンに慣らすためのステップ

ランニングマシンの活用のためには、焦らずに段階を踏んで愛犬を慣らしていってあげることが大切です。
第一ステップ:愛犬がランニングマシンに乗ることに慣れる
初めてランニングマシンを見た、もしくはたまにしか見ない、という子の場合、違和感や不安を感じて、ランニングマシンに乗ってくれないことがあります。
そんな場合は、まずはランニングマシンに乗ることから取り組んでいきます。
◎愛犬の好きなオヤツやオモチャで誘導する
◎飼い主も一緒に乗ってあげる
というように、好きな物や安心感と結び付けてあげることで、ランニングマシンに乗るようになることが期待できます。
時間がかかっても良いので
☆すんなりとランニングマシンに乗る
☆ランニングマシンの上にとどまる(逃げない)
といったことが出来るようになることを目指します。
怖がって乗ることが出来ないこの場合は、
◇ランニングマシンの近くに来てくれたらオヤツをあげる
というところから始めるのも良いでしょう。
●リードで引っ張り上げる
●降りようとするのを無理に引き留める
といった強制的な方法は、ランニングマシンが不安や恐怖と結びついてしまうリスクがあるので、避けます。
そんな場合は、まずはランニングマシンに乗ることから取り組んでいきます。
◎愛犬の好きなオヤツやオモチャで誘導する
◎飼い主も一緒に乗ってあげる
というように、好きな物や安心感と結び付けてあげることで、ランニングマシンに乗るようになることが期待できます。
時間がかかっても良いので
☆すんなりとランニングマシンに乗る
☆ランニングマシンの上にとどまる(逃げない)
といったことが出来るようになることを目指します。
怖がって乗ることが出来ないこの場合は、
◇ランニングマシンの近くに来てくれたらオヤツをあげる
というところから始めるのも良いでしょう。
●リードで引っ張り上げる
●降りようとするのを無理に引き留める
といった強制的な方法は、ランニングマシンが不安や恐怖と結びついてしまうリスクがあるので、避けます。
第二ステップ:ゆっくり動かして、愛犬の不安を取り除く
☆すんなりとランニングマシンに乗る
☆ランニングマシンの上にとどまる(逃げない)
ということを愛犬が出来るようになったら、ランニングマシンを動かしてみます。
ほとんどの電動ランニングマシンは、スピードの調整が出来るようになっていると思います。
まずは一番遅いスピードで動かしてあげます。
その場で立ってランニングマシンに乗ったままだと、愛犬が後退して、ランニングマシンから落ちてしまいます。
身体を支えてあげつつ、オヤツを鼻の前で持ってあげて、前方に歩くように促してあげます。
《馬の前にニンジンをぶら下げて走らせる》
のイメージです。
首輪で愛犬を支えようとすると、首が締まって苦しくて嫌になるかもしれませんので、ハーネス(胴輪)を使用することをお勧めします。
☆ランニングマシンの上にとどまる(逃げない)
ということを愛犬が出来るようになったら、ランニングマシンを動かしてみます。
ほとんどの電動ランニングマシンは、スピードの調整が出来るようになっていると思います。
まずは一番遅いスピードで動かしてあげます。
その場で立ってランニングマシンに乗ったままだと、愛犬が後退して、ランニングマシンから落ちてしまいます。
身体を支えてあげつつ、オヤツを鼻の前で持ってあげて、前方に歩くように促してあげます。
《馬の前にニンジンをぶら下げて走らせる》
のイメージです。
首輪で愛犬を支えようとすると、首が締まって苦しくて嫌になるかもしれませんので、ハーネス(胴輪)を使用することをお勧めします。
第三ステップ:ランニングマシンのスピードを徐々に上げる
ランニングマシンの動きに合わせてゆっくり歩くことが出来るようになったら、スピードを上げていきます。
急に速くするのではなく、ランニングマシンの動きにちゃんと愛犬が歩調を合わせていることを確認しながら、少しずつスピードを上げていきます。
小走り(ギャロップ)程度の速さになったら、そのスピードを2~3分程度、維持してあげます。
あまりスピードを上げ過ぎると(ダッシュに近い速さ)、ちょっとつまづいただけで激しく転倒する、といった怪我のリスクが高まるので、小走り程度で維持してあげるのが良いでしょう。
2~3分したら少しずつスピードを落として、歩く速さにしてあげます。
この、
を何回かローテーションしてあげることで、自然な散歩に近い運動になると思います。
歩く速さの時にオヤツをあげると、愛犬がランニングマシンの上を歩く(走る)ことが好きになってくれることが期待できます。
小走りの時にオヤツをあげると、食べる時に愛犬のスピードが落ちて転倒等の危険があるので、要注意です。
参考動画
↓
急に速くするのではなく、ランニングマシンの動きにちゃんと愛犬が歩調を合わせていることを確認しながら、少しずつスピードを上げていきます。
小走り(ギャロップ)程度の速さになったら、そのスピードを2~3分程度、維持してあげます。
あまりスピードを上げ過ぎると(ダッシュに近い速さ)、ちょっとつまづいただけで激しく転倒する、といった怪我のリスクが高まるので、小走り程度で維持してあげるのが良いでしょう。
2~3分したら少しずつスピードを落として、歩く速さにしてあげます。
この、
歩く
↓
小走り(ギャロップ)
↓
歩く
を何回かローテーションしてあげることで、自然な散歩に近い運動になると思います。
歩く速さの時にオヤツをあげると、愛犬がランニングマシンの上を歩く(走る)ことが好きになってくれることが期待できます。
小走りの時にオヤツをあげると、食べる時に愛犬のスピードが落ちて転倒等の危険があるので、要注意です。
参考動画
↓
ランニングマシンで得られる意外な効果
ランニングマシンを使用する(チャレンジする)ことは、愛犬の運動不足の他にも、意外な効果をもたらしてくれるかもしれません。
ランニングマシンで愛犬のメンタルが強くなる理由

はじめは
「なんだ、これは?」
とランニングマシンを怪しんで、近づくことすらできなかった愛犬が、スムーズに歩ける(走れる)ようになった場合、その過程でランニングマシンに対する認識が
と(少しずつ)変化しています。
大げさな言い方をすると、
《不安や恐怖を克服する》
という過程を経ています。
このような経験・学習をすることは、愛犬が
を身につけることにつながります。
「なんだ、これは?」
とランニングマシンを怪しんで、近づくことすらできなかった愛犬が、スムーズに歩ける(走れる)ようになった場合、その過程でランニングマシンに対する認識が
不安なもの・怖いもの
↓
安全なもの・楽しいもの
と(少しずつ)変化しています。
大げさな言い方をすると、
《不安や恐怖を克服する》
という過程を経ています。
このような経験・学習をすることは、愛犬が
状況や環境の変化に適応するメンタル的な強さ
を身につけることにつながります。
ランニングマシンで愛犬との絆を深める方法

ランニングマシンで歩いたり走ったりする愛犬のそばに付き添ってあげることで、一緒に散歩に行く時に近い感覚(スッキリ、楽しい、満足、等)を共有する効果が期待できます。
初めはランニングマシンに対して
●怖い
●不安
といったものを感じていた愛犬が、それを克服していく過程に付き添うことにもなるので、
「この人といれば安心」
「一緒にいれば大丈夫」
といった印象を愛犬が抱いてくれることも期待できます。
初めはランニングマシンに対して
●怖い
●不安
といったものを感じていた愛犬が、それを克服していく過程に付き添うことにもなるので、
「この人といれば安心」
「一緒にいれば大丈夫」
といった印象を愛犬が抱いてくれることも期待できます。
まとめ

犬用とはいえ、電動ランニングマシンは高価ですしスペースも取るので、自宅にあるという飼い主さんは少数派でしょう。
今回のお話しが直接参考になる飼い主さん・愛犬は限られるかもしれません。
しかし、
☆少しずつ刺激を強くしていく
☆愛犬の心身の状態を把握しながら進める
☆安全の確保に努める
といったことは、愛犬を不慣れなもの・未知なもの、に慣らしてあげる際に共通します。
◎初めて行く場所だと緊張して動かなくなる
◎飼い主以外の人になつかない
といった、愛犬の怖がり・神経質といった面で悩む飼い主さんに、間接的にでも参考にして頂ければ幸いです。
もちろん、
◎愛犬のためにランニングマシンを購入するか悩んでいる
◎ランニングマシンを買ったけどほとんど使っていない
といった飼い主さんも参考にして頂ければ幸いです。
今回のお話しが直接参考になる飼い主さん・愛犬は限られるかもしれません。
しかし、
☆少しずつ刺激を強くしていく
☆愛犬の心身の状態を把握しながら進める
☆安全の確保に努める
といったことは、愛犬を不慣れなもの・未知なもの、に慣らしてあげる際に共通します。
◎初めて行く場所だと緊張して動かなくなる
◎飼い主以外の人になつかない
といった、愛犬の怖がり・神経質といった面で悩む飼い主さんに、間接的にでも参考にして頂ければ幸いです。
もちろん、
◎愛犬のためにランニングマシンを購入するか悩んでいる
◎ランニングマシンを買ったけどほとんど使っていない
といった飼い主さんも参考にして頂ければ幸いです。
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「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
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