犬の噛みつき(本気噛み)に悩み、「怖い」「もう愛せないかもしれない」と苦しんでいませんか?本気の噛みつきは飼い主の身体だけでなく心にも大きな負担を与えます。この記事では、噛みつき犬と暮らす飼い主のストレスや不安、メンタルケアの考え方について解説します。
犬の噛みつきは飼い主の身体と心に大きな負担を与える
犬の問題行動の中で最も深刻なのが、攻撃行動としての本気の噛みつきです。
噛みつきよる飼い主の被害として、咬傷(噛まれることによって負う怪我)がまず挙げられます。
傷の痛みに加えて、怪我の程度が大きければ治療に要する時間も長引き、その間の生活の不自由さもつきまといます。
そのような身体的なダメージに加えて、飼い主のメンタル(心理面・精神的)に対するダメージも看過できないものがあります。
噛みつきよる飼い主の被害として、咬傷(噛まれることによって負う怪我)がまず挙げられます。
傷の痛みに加えて、怪我の程度が大きければ治療に要する時間も長引き、その間の生活の不自由さもつきまといます。
そのような身体的なダメージに加えて、飼い主のメンタル(心理面・精神的)に対するダメージも看過できないものがあります。
噛みつき犬と暮らす飼い主が抱えやすいストレス

噛みつき犬と暮らす飼い主は、日常的に以下のようなストレスを抱えながら生活しています。
常に不安や恐怖を抱えながら生活する
犬が噛みつくタイミングは
◎ご飯を食べている時
◎食器を取ろうとした時
◎リードを着けようと(外そうと)した時
◎そばを通った時
◎撫でている途中で突然キレる
等、多岐に渡ります。
そのほとんどが、犬と生活する中で必然的に生じる日常場面です。
言い換えれば、犬に噛まれるリスクに日常的にさらされながら生活している、といえます。
「いつ噛まれるか分からない」
「またひどい怪我を負うかもしれない」
「朝の散歩の時は噛まれずに済んだけど、夕方の散歩の時は大丈夫だろうか」
といった不安・恐怖というストレスを抱えながら生活することは、飼い主のメンタルを傷つけ、疲弊させます。
蓄積するストレスの影響で、鬱に近い状態に陥ってしまう飼い主もいます。
◎ご飯を食べている時
◎食器を取ろうとした時
◎リードを着けようと(外そうと)した時
◎そばを通った時
◎撫でている途中で突然キレる
等、多岐に渡ります。
そのほとんどが、犬と生活する中で必然的に生じる日常場面です。
言い換えれば、犬に噛まれるリスクに日常的にさらされながら生活している、といえます。
「いつ噛まれるか分からない」
「またひどい怪我を負うかもしれない」
「朝の散歩の時は噛まれずに済んだけど、夕方の散歩の時は大丈夫だろうか」
といった不安・恐怖というストレスを抱えながら生活することは、飼い主のメンタルを傷つけ、疲弊させます。
蓄積するストレスの影響で、鬱に近い状態に陥ってしまう飼い主もいます。
犬のことを愛せなくなることがある
噛まれて痛い思いをする経験を繰り返すことで、飼い主にとって犬が恐怖の対象になることがあります。
犬のことを見るだけで
◉不安が湧いてくる
◉恐怖や痛みが思い出される
といった状況になると、犬に対して
「見るのも嫌」
「もう愛せない」
「一緒に暮らすのは無理」
という、ネガティブな思いが湧いてしまう状態に陥ることもあります。
犬のことを見るだけで
◉不安が湧いてくる
◉恐怖や痛みが思い出される
といった状況になると、犬に対して
「見るのも嫌」
「もう愛せない」
「一緒に暮らすのは無理」
という、ネガティブな思いが湧いてしまう状態に陥ることもあります。
「飼い主失格ではないか」という自己嫌悪
「どんな犬にも家族として愛情を注ぐべき」
「犬が一生を終えるまで飼うのが飼い主の責任」
といった不文律が存在します。
噛みつきに悩む飼い主も、頭では不文律を理解しています。
犬のことを愛したいと思っています。
それでも、上記のような噛みつき犬に対するネガティブな感情が湧いてしまうのを止めることは難しいです。
犬に愛情を感じることが出来ないことに対して
「自分は飼い主として失格」
という自己嫌悪に陥ってしまう飼い主もいます。
本来、愛情というものは日々の生活の中で自然に育まれていくものですが、
「犬に愛情を注ぐべき」
と義務感になることで、犬を愛せない(義務を果たさない)ことに対してストレスや葛藤が生じます。
「犬が一生を終えるまで飼うのが飼い主の責任」
といった不文律が存在します。
噛みつきに悩む飼い主も、頭では不文律を理解しています。
犬のことを愛したいと思っています。
それでも、上記のような噛みつき犬に対するネガティブな感情が湧いてしまうのを止めることは難しいです。
犬に愛情を感じることが出来ないことに対して
「自分は飼い主として失格」
という自己嫌悪に陥ってしまう飼い主もいます。
本来、愛情というものは日々の生活の中で自然に育まれていくものですが、
「犬に愛情を注ぐべき」
と義務感になることで、犬を愛せない(義務を果たさない)ことに対してストレスや葛藤が生じます。
経済的な負担
犬の噛みつきが繰り返されると、何度も病院に通うことになります。
治療費も、その分増えます。
傷が深くて手がしばらく動かせなくなれば、仕事や家事もままならなくなってしまう場合もあります。
犬の噛みつきは、飼い主にとって経済的負担をもたらすことも多いです。
治療費も、その分増えます。
傷が深くて手がしばらく動かせなくなれば、仕事や家事もままならなくなってしまう場合もあります。
犬の噛みつきは、飼い主にとって経済的負担をもたらすことも多いです。
犬の噛みつきで悩む飼い主に知ってほしいこと

犬の噛みつきで悩む飼い主さんには、以下のようなことを知って欲しいと思います。
苦しい・怖い・不安、を感じるのは自然な反応
犬の噛みつきで悩む飼い主の多くが、犬と向き合った際に
◉不安
◉恐怖
◉苦しさ
を感じるようになることが多いです。
愛犬に対して不安や恐怖を感じることで、
「自分は飼い主として失格」
といった自己嫌悪に陥ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、強い痛みや怖い思いを経験したのと同じような状況に置かれた時に、不安・心苦しさといった感情が生じることは、生き物として自然な防衛反応です。
自己嫌悪に陥ることを完全に無くすことは難しいかもしれませんが、
「生き物として自然な反応」
という割り切りを持っても良いと思います。
◉不安
◉恐怖
◉苦しさ
を感じるようになることが多いです。
愛犬に対して不安や恐怖を感じることで、
「自分は飼い主として失格」
といった自己嫌悪に陥ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、強い痛みや怖い思いを経験したのと同じような状況に置かれた時に、不安・心苦しさといった感情が生じることは、生き物として自然な防衛反応です。
自己嫌悪に陥ることを完全に無くすことは難しいかもしれませんが、
「生き物として自然な反応」
という割り切りを持っても良いと思います。
一人で抱え込まなくてよい
犬の噛みつきの悩みを一人で抱え込むと、精神的な負担が大きくなってしまいます。
特に、
「飼い主としての責任を果たすべき」
という思いが強い飼い主ほど、悩みを一人で抱え込む傾向にあります。
家族がいる場合は
◉噛まれた状況
◉怪我の程度
◉噛まれた時にどんな思いをしたか
◉考えられる予防方法
といったことを家族同士で共有することで、気持ちが少し楽になるでしょう。
事情を理解してくれる犬友がいれば、話を聞いてもらうのも良いでしょう。
大事なのは、不安・恐怖・苦しさ、といったものを心の中で抱え込むのではなく、口に出して吐き出すことです。
特に、
「飼い主としての責任を果たすべき」
という思いが強い飼い主ほど、悩みを一人で抱え込む傾向にあります。
家族がいる場合は
◉噛まれた状況
◉怪我の程度
◉噛まれた時にどんな思いをしたか
◉考えられる予防方法
といったことを家族同士で共有することで、気持ちが少し楽になるでしょう。
事情を理解してくれる犬友がいれば、話を聞いてもらうのも良いでしょう。
大事なのは、不安・恐怖・苦しさ、といったものを心の中で抱え込むのではなく、口に出して吐き出すことです。
専門家に相談する選択肢もある
家族や犬友といった、話を聞いてくれる人が身近にいない場合は、
◎かかりつけの動物病院の先生
◎ドッグトレーナー
といった専門家に相談する、という選択肢もあります。
すぐに解決に直結することは難しい場合もありますが、理解ある専門家に話を聞いてもらうことで、気持ちが少し楽になることが期待できます。
◎かかりつけの動物病院の先生
◎ドッグトレーナー
といった専門家に相談する、という選択肢もあります。
すぐに解決に直結することは難しい場合もありますが、理解ある専門家に話を聞いてもらうことで、気持ちが少し楽になることが期待できます。
飼い主自身の気持ちを軽くするためにできること

噛みつき犬と暮らす飼い主の中には、上記のように
◉恐怖や不安を抱えながらの生活
◉犬のことを愛せない(嫌いになる)
◉「飼い主失格」という自己嫌悪
◉経済的負担
等、心理的・精神的に負担を感じ、気持ちが落ち込む時間が多くなりがちです。
そんな飼い主の気持ちを少しでも軽くするために、飼い主自身ができる方法についてご提案します。
◉恐怖や不安を抱えながらの生活
◉犬のことを愛せない(嫌いになる)
◉「飼い主失格」という自己嫌悪
◉経済的負担
等、心理的・精神的に負担を感じ、気持ちが落ち込む時間が多くなりがちです。
そんな飼い主の気持ちを少しでも軽くするために、飼い主自身ができる方法についてご提案します。
犬にポジティブな言葉で声かけする

噛みつきのように深刻な問題行動で悩んでいると、犬の問題面ばかりに目が向かいがちです。
それだと、飼い主の気持ちも恐怖・不安といったストレスで重たいままになってしまいます。
飼い主の気持ちを少しでも上向きにするためには、犬に対してポジティブな感情を持てるようになることが必要です。
犬に対して恐怖や不安を感じるようになっていても
☆寝姿
☆伸びをする
☆あくびをする
☆自分の尻尾を追いかける
といった日常のちょっとした仕草の中に、可愛らしさ・愛しさ・おかしさ、といったものを見出せることがあるかもしれません。
可愛らしさ・愛しさ・おかしさ、を少しでも感じることができたら、
「眠いの?」
「かわいい寝顔だねぇ」
「楽しい?」
といったポジティブな言葉・穏やかな言葉で犬に話しかけてみましょう。
たとえ犬に届かなくても、少なくともその瞬間的には飼い主の気持ちも軽くなると思います。
そのようなことをちょっとずつ積み重ねることで、犬と向き合う飼い主のメンタルを保つ効果が期待できると思います。
噛みつき行動の改善に直接結びつく取り組みではありませんが、心の中に生じたポジティブな言葉を実際に声に出すことで、飼い主のメンタルがネガティブ一色に染まることを防ぐことになると思います。
それだと、飼い主の気持ちも恐怖・不安といったストレスで重たいままになってしまいます。
飼い主の気持ちを少しでも上向きにするためには、犬に対してポジティブな感情を持てるようになることが必要です。
犬に対して恐怖や不安を感じるようになっていても
☆寝姿
☆伸びをする
☆あくびをする
☆自分の尻尾を追いかける
といった日常のちょっとした仕草の中に、可愛らしさ・愛しさ・おかしさ、といったものを見出せることがあるかもしれません。
可愛らしさ・愛しさ・おかしさ、を少しでも感じることができたら、
「眠いの?」
「かわいい寝顔だねぇ」
「楽しい?」
といったポジティブな言葉・穏やかな言葉で犬に話しかけてみましょう。
たとえ犬に届かなくても、少なくともその瞬間的には飼い主の気持ちも軽くなると思います。
そのようなことをちょっとずつ積み重ねることで、犬と向き合う飼い主のメンタルを保つ効果が期待できると思います。
噛みつき行動の改善に直接結びつく取り組みではありませんが、心の中に生じたポジティブな言葉を実際に声に出すことで、飼い主のメンタルがネガティブ一色に染まることを防ぐことになると思います。
自分自身の休息も大切にする
噛みつきのある犬と暮らす日々は、不安や恐怖で精神が削られる日々でもあります。
飼い主のメンタルを健全に保つためには、自分自身の休息をしっかり取ることも大切です。
犬と暮らしていると、生活が犬を中心に回る傾向にあります。
そんな生活の中でも、
◎好きな事(趣味・習い事etc)に没頭する時間を作る
◎睡眠時間を確保する
◎部屋をリラックスできる環境に整える
といったことで、心身が休息できる時間を作るようにしましょう。
時々は友人知人と家の外で会って、犬とは関係の無い会話を楽しむ時間を作るのも、メンタルを健全に保つうえで効果的です。
飼い主のメンタルを健全に保つためには、自分自身の休息をしっかり取ることも大切です。
犬と暮らしていると、生活が犬を中心に回る傾向にあります。
そんな生活の中でも、
◎好きな事(趣味・習い事etc)に没頭する時間を作る
◎睡眠時間を確保する
◎部屋をリラックスできる環境に整える
といったことで、心身が休息できる時間を作るようにしましょう。
時々は友人知人と家の外で会って、犬とは関係の無い会話を楽しむ時間を作るのも、メンタルを健全に保つうえで効果的です。
まとめ|飼い主の福祉・犬の福祉のどちらも大切

本気の噛みつき行動を見せる犬と暮らす飼い主は、
◉恐怖
◉不安
◉自己嫌悪
といったストレスを抱えながら生活することが多いです。
そんな飼い主も、噛みつきを改善するために愛情を持ってしつけに取り組むことが大切だと、頭では理解しています。
しかし、恐怖や不安が大きいと、しつけに取り組むモチベーションも湧いてきません。
そのような下向きの気持ちが続くことで、犬も飼い主もQOL(生活の質)が低下してしまいます。
犬と一緒に暮らしたり、しつけに取り組む際には
【動物の福祉の向上】
(動物の立場に立ち、動物の状態を理解し、動物の状態をより良くする)
が重視されます。
同じように、
【飼い主の福祉も向上】
も重視するべきだと私は考えます。
特に犬の噛みつきのような深刻な問題に直面している飼い主の
◎身体の安全の確保
◎メンタルケア
に取り組むことは、犬の福祉にも直結します。
お互いの福祉の向上を図ることが、お互いのQOLの向上にもつながるでしょう。
※参考文献
新村毅(編) 「動物福祉学」 昭和堂(2022)
◉恐怖
◉不安
◉自己嫌悪
といったストレスを抱えながら生活することが多いです。
そんな飼い主も、噛みつきを改善するために愛情を持ってしつけに取り組むことが大切だと、頭では理解しています。
しかし、恐怖や不安が大きいと、しつけに取り組むモチベーションも湧いてきません。
そのような下向きの気持ちが続くことで、犬も飼い主もQOL(生活の質)が低下してしまいます。
犬と一緒に暮らしたり、しつけに取り組む際には
【動物の福祉の向上】
(動物の立場に立ち、動物の状態を理解し、動物の状態をより良くする)
が重視されます。
同じように、
【飼い主の福祉も向上】
も重視するべきだと私は考えます。
特に犬の噛みつきのような深刻な問題に直面している飼い主の
◎身体の安全の確保
◎メンタルケア
に取り組むことは、犬の福祉にも直結します。
お互いの福祉の向上を図ることが、お互いのQOLの向上にもつながるでしょう。
※参考文献
新村毅(編) 「動物福祉学」 昭和堂(2022)
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「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
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