犬との旅行でよくある「夜に寝ない」というお悩み。環境の変化によるストレスや興奮など、寝られない理由をドッグトレーナーが分かりやすく解説します!愛犬に外泊先でリラックスしてもらい、安心して眠ってもらうために飼い主ができる5つの対策をご紹介。
犬が旅行先(外泊先)で夜に寝ない3つの理由
犬が旅行で外泊すると寝ない理由としては、以下のようなことが考えられます
1. 初めてのニオイに囲まれるストレス

旅行で宿泊する場所は、多くの場合は犬と泊まれるホテルやペンションといった宿泊施設でしょう。
当然ながら宿泊施設の部屋は、いつも寝ている家とは環境が異なります。
◎いつもと違う家具
◎いつもと違うニオイ
といったものに囲まれます。
性格にもよって程度の差はありますが、嗅覚が敏感な犬にとって、初めてのニオイに囲まれる状況は人が思う以上に緊張を強いられます。
夜中も部屋の中をうろうろと歩き回ってニオイをチェックする子もいます。
飼い主もそれが気になって寝られない、というケースも多いです。
当然ながら宿泊施設の部屋は、いつも寝ている家とは環境が異なります。
◎いつもと違う家具
◎いつもと違うニオイ
といったものに囲まれます。
性格にもよって程度の差はありますが、嗅覚が敏感な犬にとって、初めてのニオイに囲まれる状況は人が思う以上に緊張を強いられます。
夜中も部屋の中をうろうろと歩き回ってニオイをチェックする子もいます。
飼い主もそれが気になって寝られない、というケースも多いです。
2. 部屋の外の物音や気配が気になる

上記のように緊張を強いられる状況では、部屋の中だけでなく、部屋の外の気配や物音にも、いつも以上に敏感になる傾向にあります。
◇宿泊施設の従業員
◇他の飼い主や犬
といった家族以外の気配を壁の向こうや廊下に感じたりもするでしょう。
◉ちょっとした物音に反応して吠える
◉壁の向こうの気配にじっと耳を傾ける
といったことに終始して、いつまでも寝ることが出来なくなることもあります。
犬がそのような落ち着きのない様子を見せていると、飼い主も気になって安眠することは難しくなるでしょう。
◇宿泊施設の従業員
◇他の飼い主や犬
といった家族以外の気配を壁の向こうや廊下に感じたりもするでしょう。
◉ちょっとした物音に反応して吠える
◉壁の向こうの気配にじっと耳を傾ける
といったことに終始して、いつまでも寝ることが出来なくなることもあります。
犬がそのような落ち着きのない様子を見せていると、飼い主も気になって安眠することは難しくなるでしょう。
3. 日中の移動や観光による興奮・緊張が抜けない

旅行に行くと、
◎車移動の時間が長い
◎人で混み合う観光地を歩く
◎初めての場所を訪れる
等、日中に普段とは違う過ごし方をすることが多いです。
性格によって程度に差はありますが、普段と異なる経験をすると、興奮・緊張・不安で気持ちが高ぶったり不安定になったりします。
その興奮や緊張が夜になっても抜けないで残っていると、寝ることは難しくなります。
寝るためには気持ちがある程度はリラックス(安定)している必要があります。
しかし、初めて訪れるホテルの部屋で、ニオイや周囲の気配が気になる環境の中で、興奮や緊張を安定状態に戻す(リラックスさせる)ことは困難です。
◎車移動の時間が長い
◎人で混み合う観光地を歩く
◎初めての場所を訪れる
等、日中に普段とは違う過ごし方をすることが多いです。
性格によって程度に差はありますが、普段と異なる経験をすると、興奮・緊張・不安で気持ちが高ぶったり不安定になったりします。
その興奮や緊張が夜になっても抜けないで残っていると、寝ることは難しくなります。
寝るためには気持ちがある程度はリラックス(安定)している必要があります。
しかし、初めて訪れるホテルの部屋で、ニオイや周囲の気配が気になる環境の中で、興奮や緊張を安定状態に戻す(リラックスさせる)ことは困難です。
旅行先で犬にリラックスして寝てもらうための対策5選
犬に旅行の外泊で寝てもらうためには、緊張や不安で高ぶった気持ちを、少しでもリラックスさせてあげることが必要です。
そのために飼い主ができることとして、以下のようなことが考えられます。
そのために飼い主ができることとして、以下のようなことが考えられます。
対策1. いつも使っているマットやクレートを持参する

いつも寝る時に使っているマットやクレートを宿泊部屋に持ち込むのは、有効です。
初めての臭いに囲まれて不安や緊張を感じる中で、犬自身のニオイや家の臭いが染みついた物があることは、心のよりどころになります。
いつものクレートにいつものマットを敷いてあげれば、少なくともクレートの中だけは、家にいるのと変わらない環境を再現することが出来ます。
犬の興奮や緊張をやわらげて、寝ることにつながる効果が期待できます。
ただ、マットやクレートを指示して
「ここで寝なさい」
「中に入って」
等と声をかけるのは控えましょう。
飼い主に言われるよりも、犬自身の判断でマットに乗ったりクレートに入ったりする方が、気持ちは安定します。
普段からクレートの中で寝る習慣が身についていると、このような場面で役に立ちます。
クレートトレーニング(ハウストレーニング)に取り組むことの重要性を物語っています。
初めての臭いに囲まれて不安や緊張を感じる中で、犬自身のニオイや家の臭いが染みついた物があることは、心のよりどころになります。
いつものクレートにいつものマットを敷いてあげれば、少なくともクレートの中だけは、家にいるのと変わらない環境を再現することが出来ます。
犬の興奮や緊張をやわらげて、寝ることにつながる効果が期待できます。
ただ、マットやクレートを指示して
「ここで寝なさい」
「中に入って」
等と声をかけるのは控えましょう。
飼い主に言われるよりも、犬自身の判断でマットに乗ったりクレートに入ったりする方が、気持ちは安定します。
普段からクレートの中で寝る習慣が身についていると、このような場面で役に立ちます。
クレートトレーニング(ハウストレーニング)に取り組むことの重要性を物語っています。
対策2. 緊張行動(ニオイ嗅ぎ・歩き回る)を邪魔しない

犬が
◉ニオイを嗅ぎまわる
◉部屋の外を気にする
といった、不安や緊張を示す行動を犬がしていると、飼い主としては
「どうしたの?」
「大丈夫だよ」
といった声をかけてあげたくなるでしょう。
しかし、犬が緊張行動をしている時に声をかけることが、緊張や不安を煽ることになりかねません。
逆に、ニオイ嗅ぎ・歩き回る、といったことを、声かけ等で邪魔(介入)をせずに気が済むまでやらせてあげましょう。
犬自身が納得いくまで、ニオイを嗅いだり歩き回ったりすることで、気持ちが安定することが期待できます。
◉ニオイを嗅ぎまわる
◉部屋の外を気にする
といった、不安や緊張を示す行動を犬がしていると、飼い主としては
「どうしたの?」
「大丈夫だよ」
といった声をかけてあげたくなるでしょう。
しかし、犬が緊張行動をしている時に声をかけることが、緊張や不安を煽ることになりかねません。
逆に、ニオイ嗅ぎ・歩き回る、といったことを、声かけ等で邪魔(介入)をせずに気が済むまでやらせてあげましょう。
犬自身が納得いくまで、ニオイを嗅いだり歩き回ったりすることで、気持ちが安定することが期待できます。
対策3. 落ち着いた行動を見せたタイミングで声をかける

緊張行動を示している時には声をかけない。
その代わり、
◎マットの上に乗る
◎クレートに入る
◎飼い主のそばで伏せる
といった、比較的落ち着いた行動を示している時に、
☆穏やかに声をかける
☆ゆっくり身体を撫でてあげる
といったことをしてあげると、犬をリラックスさせる効果が期待できます。
上述のように、飼い主に言われてマットに乗ったりクレートに入ったりするのではなく、あくまで犬が自主的にそのような行動を示すまで待ってあげることが大切です。
その代わり、
◎マットの上に乗る
◎クレートに入る
◎飼い主のそばで伏せる
といった、比較的落ち着いた行動を示している時に、
☆穏やかに声をかける
☆ゆっくり身体を撫でてあげる
といったことをしてあげると、犬をリラックスさせる効果が期待できます。
上述のように、飼い主に言われてマットに乗ったりクレートに入ったりするのではなく、あくまで犬が自主的にそのような行動を示すまで待ってあげることが大切です。
対策4. 夕方や夜にしっかりと散歩をさせて体力を消費させる

身体的に疲れていることは、眠りを誘発するうえで重要な前提条件です。
夕方や夜に、宿泊先のホテルの周辺を長めに散歩して疲れさせてあげるのは、犬に寝てもらうために有効です。
ドッグランが併設されているホテルも多いですから、ドッグランを利用して運動させてあげるのも良いでしょう。
犬と一緒に散歩することで、飼い主にとっても良質な睡眠につながることが期待できます。
夕方や夜に、宿泊先のホテルの周辺を長めに散歩して疲れさせてあげるのは、犬に寝てもらうために有効です。
ドッグランが併設されているホテルも多いですから、ドッグランを利用して運動させてあげるのも良いでしょう。
犬と一緒に散歩することで、飼い主にとっても良質な睡眠につながることが期待できます。
対策5. 「いつも通りには寝られない」と飼い主が割り切る

色々と書きましたが、これらの取り組みはどれか一つをやれば良い、というものではありません。
複数に同時に取り組むと良いでしょう。
ただ、それでも寝られない時は寝られません。
そんな時は
「いつも通りに寝られないのは仕方がない」
という割り切りも必要です。
そのうえで
◎寝られなかった翌日は犬をあまり連れ回さない。
◎飼い主が観光地を巡っている間、犬は車で休ませる。
(家族の誰かが付き添う)
といった配慮をしてあげましょう。
複数に同時に取り組むと良いでしょう。
ただ、それでも寝られない時は寝られません。
そんな時は
「いつも通りに寝られないのは仕方がない」
という割り切りも必要です。
そのうえで
◎寝られなかった翌日は犬をあまり連れ回さない。
◎飼い主が観光地を巡っている間、犬は車で休ませる。
(家族の誰かが付き添う)
といった配慮をしてあげましょう。
愛犬にとって「旅行」が本当にハッピーか考え直してみる

「せっかくの旅行だから、犬も一緒に連れて行きたい」
「楽しい思い出を一緒に作りたい」
と思うのは、飼い主としては当然かもしれません。
しかし、それらは人の価値観であり、犬に
◎非日常を楽しむ
◎楽しい思い出を振り返る
という価値観や概念はありません。
旅行を楽しいと思っているのは飼い主だけで、犬にとっては
◉長時間移動の疲労
◉不慣れな環境による寝不足
がストレスになっているかもしれません。
もしも旅行から帰宅した犬が長時間爆睡しているとしたら、旅行が大きなストレスになっている可能性が高いです。
そのような場合は、旅行に連れて行くことが犬にとって本当に幸せなことかどうか、考え直してみるべきです。
「楽しい思い出を一緒に作りたい」
と思うのは、飼い主としては当然かもしれません。
しかし、それらは人の価値観であり、犬に
◎非日常を楽しむ
◎楽しい思い出を振り返る
という価値観や概念はありません。
旅行を楽しいと思っているのは飼い主だけで、犬にとっては
◉長時間移動の疲労
◉不慣れな環境による寝不足
がストレスになっているかもしれません。
もしも旅行から帰宅した犬が長時間爆睡しているとしたら、旅行が大きなストレスになっている可能性が高いです。
そのような場合は、旅行に連れて行くことが犬にとって本当に幸せなことかどうか、考え直してみるべきです。
環境が変わればいつも通りにならないのはヒトも犬も同じ(まとめ)

いつもと異なる環境に身を置くと緊張するのは人も犬も同じです。
寝られないだけでなく、
◉食欲減退
◉いつも通りに歩かない
といったことも考えられます。
旅行先の初めてもしくは不慣れな部屋で
◎リラックスする
◎静かに過ごす
◎いつもと同じように寝る
といったことを犬に求めることが、そもそも理不尽な要求なのかもしれません。
旅行に犬を連れて行く、と決めた時点で、
◇ホテルでゆっくりとくつろぐ
◇非日常の静かな時間と空間を満喫する
といった願いは叶わない、と思っておいた方が良いでしょう。
そういったことを考慮したうえで、犬を旅行に連れて行くかどうかを決めると良いでしょう。
寝られないだけでなく、
◉食欲減退
◉いつも通りに歩かない
といったことも考えられます。
旅行先の初めてもしくは不慣れな部屋で
◎リラックスする
◎静かに過ごす
◎いつもと同じように寝る
といったことを犬に求めることが、そもそも理不尽な要求なのかもしれません。
旅行に犬を連れて行く、と決めた時点で、
◇ホテルでゆっくりとくつろぐ
◇非日常の静かな時間と空間を満喫する
といった願いは叶わない、と思っておいた方が良いでしょう。
そういったことを考慮したうえで、犬を旅行に連れて行くかどうかを決めると良いでしょう。
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「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
という些細なことでも構いません。
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