お祭りに犬を連れて行くのはあり?この記事では、夏祭りや花火大会などの人混みに犬を連れて行くリスクや注意点について、ドッグトレーナーの視点から解説します。暑さや気疲れの影響、事故・トラブルを防止するための配慮、について詳しく解説します。
お祭りに犬を連れて行くのは危険?潜む4つのリスクと注意点
町内会レベルの地域のお祭り、観光客が集まるような大きなお祭り、花火大会、等々、夏には多くのお祭りやイベントが開催されます。
そのようなお祭りやイベントに犬を連れて行く際の注意点には、以下のようなものがあります。
そのようなお祭りやイベントに犬を連れて行く際の注意点には、以下のようなものがあります。
暑さとアスファルトの熱による熱中症リスク

夏のお祭りで一番に気をつけたいのが、暑さによる消耗です。
さすがに炎天下のお祭りに犬を連れて歩く飼い主はいないと思いますが、比較的涼しくなった夜であっても、注意は必要です。
夜でも、アスファルトにはまだ日中の熱が残っています。
犬は背が低いため、アスファルトの熱から受けるダメージが大きいです。
犬は暑さに非常に弱いので、たとえ夜であっても、夏には散歩を含めた外出は早目に切り上げるべきです。
ところがお祭りでは、お神輿、花火、屋台、といったものに飼い主が気を取られて、会場での滞在時間が長くなりがちです。
お神輿の見学に夢中になっている飼い主の足元で、犬が暑そうに息を荒くしてよだれをポタポタ垂らしている、なんてことになりかねません。
犬の様子に常に気を配り、暑そうにしていたらお祭り見学は諦めて即刻帰宅する、という判断が必要です。
さすがに炎天下のお祭りに犬を連れて歩く飼い主はいないと思いますが、比較的涼しくなった夜であっても、注意は必要です。
夜でも、アスファルトにはまだ日中の熱が残っています。
犬は背が低いため、アスファルトの熱から受けるダメージが大きいです。
犬は暑さに非常に弱いので、たとえ夜であっても、夏には散歩を含めた外出は早目に切り上げるべきです。
ところがお祭りでは、お神輿、花火、屋台、といったものに飼い主が気を取られて、会場での滞在時間が長くなりがちです。
お神輿の見学に夢中になっている飼い主の足元で、犬が暑そうに息を荒くしてよだれをポタポタ垂らしている、なんてことになりかねません。
犬の様子に常に気を配り、暑そうにしていたらお祭り見学は諦めて即刻帰宅する、という判断が必要です。
人混みや環境の変化による「気疲れ」とストレス

飼い主がお祭りに連れて行く犬の多くが、人のことが好き・人に慣れている、といった子である可能性が高いです。
人が苦手・飼い主以外の人には吠える、といった子を、わざわざ人が多いお祭りに連れて行く飼い主は少ないと思われるからです。
しかし、
「うちの子は人のことが好きだから、人が多い場所に行くことは楽しいだろう」
「人に囲まれることは嬉しいだろう」
「色々な人に可愛がってもらえるから喜ぶはず」
というのは、早計です。
確かに、人に構ってもらう・触ってもらう、といったことが好きな犬であれば、色々な人に声をかけてもらったり、なでてもらったりすると、その時は嬉しさや楽しさを感じます。
同時に、ほんのちょっぴりの緊張や不安も感じています。
それが何回も繰り返されると、ほんのちょっぴりの緊張や不安が積み重なって、精神的疲労として蓄積します。
いわゆる、気疲れの状態です。
はじめのうちは、人に声をかけてもらったり、なでてもらったりして嬉しそうに尻尾を振っている。
人ごみの中で過ごすうちに、声をかけられても、なでてもらっても、あまり反応を示さなくなる。
(尻尾を振らない・人の顔を見ない・伏せて動かない、等)
そんな様子が見受けられるとしたら(実際にそのようなケースは多い)、犬が気疲れしているサインです。
そのような“気疲れサイン”を犬が示している場合は、静かで落ち着いた環境でリラックスさせてあげる必要があります。
人の少ない静かな場所に移動する・お祭り見学を切り上げて帰宅する、といった判断をしてあげましょう。
人が苦手・飼い主以外の人には吠える、といった子を、わざわざ人が多いお祭りに連れて行く飼い主は少ないと思われるからです。
しかし、
「うちの子は人のことが好きだから、人が多い場所に行くことは楽しいだろう」
「人に囲まれることは嬉しいだろう」
「色々な人に可愛がってもらえるから喜ぶはず」
というのは、早計です。
確かに、人に構ってもらう・触ってもらう、といったことが好きな犬であれば、色々な人に声をかけてもらったり、なでてもらったりすると、その時は嬉しさや楽しさを感じます。
同時に、ほんのちょっぴりの緊張や不安も感じています。
それが何回も繰り返されると、ほんのちょっぴりの緊張や不安が積み重なって、精神的疲労として蓄積します。
いわゆる、気疲れの状態です。
はじめのうちは、人に声をかけてもらったり、なでてもらったりして嬉しそうに尻尾を振っている。
人ごみの中で過ごすうちに、声をかけられても、なでてもらっても、あまり反応を示さなくなる。
(尻尾を振らない・人の顔を見ない・伏せて動かない、等)
そんな様子が見受けられるとしたら(実際にそのようなケースは多い)、犬が気疲れしているサインです。
そのような“気疲れサイン”を犬が示している場合は、静かで落ち着いた環境でリラックスさせてあげる必要があります。
人の少ない静かな場所に移動する・お祭り見学を切り上げて帰宅する、といった判断をしてあげましょう。
音や人混みによる事故・トラブルの危険性

お祭りを行う際に重要なのが、事故・トラブルの発生を防いで、安全にお祭りを遂行することです。
主催する側の人は「安全第一」を念頭に、周囲に安全を呼び掛ける・警備員を配置する、等の取り組みで、事故やトラブルを未然に防ぐ努力をしています。
お祭りには、人が密集する・重たい神輿を担いでねり歩く、といった、油断すると大きな怪我にもつながる危険が潜んでいます。
特にお神輿担ぎを伴うお祭りでは、
●お神輿を担ぐ大きな掛け声
●警備員が吹く笛の音
●拍子木
●見物人の拍手
といった、犬を驚かすような刺激が多いです。
飼い主が大丈夫と思っていても、驚いたり恐怖にかられたりすると、犬は予測不能の行動を取ります。
急な音・声・人の動き、といった刺激に驚いた犬が逃げようとして走り出す・激しく吠える、なんてことも起こるかもしれません。
車道にとび出す・お神輿の進路を妨げる・飼い主が引っ張られて転倒する、といったことが、怪我人を出すような事故を引き起こす可能性もあります。
急に吠えることで、周囲の人(犬嫌いの人・子ども、を含む)を驚かしたり恐怖を与えたりといったトラブルになることも考えられます。
飼い主が
「うちの子はおとなしいから迷惑はかけない」
「吠えたり噛みついたりしないから、安全」
「人に慣れているから、人ごみの中にいても大丈夫」
思っていても、周囲の人や主催側の人からは
【犬は事故やトラブルのリスクを高める危険な存在】
と見られる可能性が高いです。
「こんな場所に犬を連れて来るなんて非常識」
と冷たい目で見られる可能性も高いです。
飼い主はそういったことを自覚し、人ごみから外れる・離れた場所から見学する、といった自重・配慮が求められます。
主催する側の人は「安全第一」を念頭に、周囲に安全を呼び掛ける・警備員を配置する、等の取り組みで、事故やトラブルを未然に防ぐ努力をしています。
お祭りには、人が密集する・重たい神輿を担いでねり歩く、といった、油断すると大きな怪我にもつながる危険が潜んでいます。
特にお神輿担ぎを伴うお祭りでは、
●お神輿を担ぐ大きな掛け声
●警備員が吹く笛の音
●拍子木
●見物人の拍手
といった、犬を驚かすような刺激が多いです。
飼い主が大丈夫と思っていても、驚いたり恐怖にかられたりすると、犬は予測不能の行動を取ります。
急な音・声・人の動き、といった刺激に驚いた犬が逃げようとして走り出す・激しく吠える、なんてことも起こるかもしれません。
車道にとび出す・お神輿の進路を妨げる・飼い主が引っ張られて転倒する、といったことが、怪我人を出すような事故を引き起こす可能性もあります。
急に吠えることで、周囲の人(犬嫌いの人・子ども、を含む)を驚かしたり恐怖を与えたりといったトラブルになることも考えられます。
飼い主が
「うちの子はおとなしいから迷惑はかけない」
「吠えたり噛みついたりしないから、安全」
「人に慣れているから、人ごみの中にいても大丈夫」
思っていても、周囲の人や主催側の人からは
【犬は事故やトラブルのリスクを高める危険な存在】
と見られる可能性が高いです。
「こんな場所に犬を連れて来るなんて非常識」
と冷たい目で見られる可能性も高いです。
飼い主はそういったことを自覚し、人ごみから外れる・離れた場所から見学する、といった自重・配慮が求められます。
お祭りに犬を連れて行く際のマナーと熱中症対策
お祭りに犬を連れて行く際には、以下のような対策やマナーを心がけましょう。
犬の熱中症を防ぐ持ち物と対策
夏のお祭りに犬を連れて行くなら、熱中症を防ぐ対策は必須です。
◎水を多めに持っていく
◎首に巻く保冷剤
◎気化熱で身体を冷やす冷却服を
といったものを用意しましょう。
お祭りの会場では、ずっと歩き続けるのではなく、こまめに立ち止まって水を飲ませてあげましょう。
人に囲まれると暑苦しさも高まるので、人混みの中に入るのは避けましょう。
◎水を多めに持っていく
◎首に巻く保冷剤
◎気化熱で身体を冷やす冷却服を
といったものを用意しましょう。
お祭りの会場では、ずっと歩き続けるのではなく、こまめに立ち止まって水を飲ませてあげましょう。
人に囲まれると暑苦しさも高まるので、人混みの中に入るのは避けましょう。
人混みを避ける・事前の排泄など周囲への配慮

お祭りでは、飲食物を販売する屋台が出店していることもあります。
良い匂いに惹きつけられて、犬が屋台に近づこうとすることもあるでしょう。
しかし、飲食物を販売する屋台は、衛生面に気を使っています。
そのような屋台の近くに犬を連れて行くことで、毛が商品に混入する可能性があります。
また、お祭りに連れてこられた犬は、暑さ・緊張・不安といった影響で、息が荒くなったり、口から涎がポタポタと垂れたり、といった状態になることがあります。
そのような状態の犬が近くにいることは、屋台の店員にとってはあまり気持ちの良いことではないかもしれません。
少なくとも、
「この犬は清潔で衛生的だ」
と思ってくれる可能性は低いでしょう。
息が荒くなることや涎を垂らすことは、犬にとっては自然な生理現象です。
飼い主も犬のそんな様子は見慣れています。
しかし周囲の人にとってはそうではありません。
通行人の足や服に涎をつけてしまって、
「汚い」
と思われる可能性もあります。
また、オシッコやウンチをお祭り会場で排泄してしまえば、顰蹙を買うことは確実です。
◎飲食の屋台には出来るだけ近づかない
◎買う時は家族や知人に頼む
◎タオルを用意してこまめに口の周りを拭く
◎マナーベルトを着用する
◎事前に排泄を済ませる
◎人混みの中に入るのは避ける
といった配慮が求められます。
良い匂いに惹きつけられて、犬が屋台に近づこうとすることもあるでしょう。
しかし、飲食物を販売する屋台は、衛生面に気を使っています。
そのような屋台の近くに犬を連れて行くことで、毛が商品に混入する可能性があります。
また、お祭りに連れてこられた犬は、暑さ・緊張・不安といった影響で、息が荒くなったり、口から涎がポタポタと垂れたり、といった状態になることがあります。
そのような状態の犬が近くにいることは、屋台の店員にとってはあまり気持ちの良いことではないかもしれません。
少なくとも、
「この犬は清潔で衛生的だ」
と思ってくれる可能性は低いでしょう。
息が荒くなることや涎を垂らすことは、犬にとっては自然な生理現象です。
飼い主も犬のそんな様子は見慣れています。
しかし周囲の人にとってはそうではありません。
通行人の足や服に涎をつけてしまって、
「汚い」
と思われる可能性もあります。
また、オシッコやウンチをお祭り会場で排泄してしまえば、顰蹙を買うことは確実です。
◎飲食の屋台には出来るだけ近づかない
◎買う時は家族や知人に頼む
◎タオルを用意してこまめに口の周りを拭く
◎マナーベルトを着用する
◎事前に排泄を済ませる
◎人混みの中に入るのは避ける
といった配慮が求められます。
犬を連れて行かない判断も愛情!「愛犬依存」になっていませんか?
夏には、お祭りや花火大会といった地域のイベントが多く開催されます。
歩いていけるような場所であれば、お散歩がてら犬も一緒に連れて行こう、と思うのも自然な事かもしれません。
しかし、上記のようなリスクや注意点を考えると、無理に犬を連れて行く必要性は無いです。
歩いていけるような地域のお祭りであれば、せいぜい2~3時間で帰宅できるでしょう。
その間、犬は留守番してもらいましょう。
エアコンをつける・事前に散歩を済ませておく、といったことをしてあげたうえで、飼い主自身が楽しむ時間を作ることは、犬を疎外していることにはなりません。
もし、
「留守番させるのはかわいそう」
「犬に寂しい思いをさせたくない」
という理由で犬を連れて行くのだとしたら、その飼い主は“愛犬依存”の傾向が強いといえます。
「留守番させるのはかわいそう」
「犬に寂しい思いをさせたくない」
の本質は
「留守番をさせることで犬に嫌われたくない」
「犬と離れ離れになるのが寂しい」
という思いだからです。
犬離れ・犬からの自立ができていないといえます。
歩いていけるような場所であれば、お散歩がてら犬も一緒に連れて行こう、と思うのも自然な事かもしれません。
しかし、上記のようなリスクや注意点を考えると、無理に犬を連れて行く必要性は無いです。
歩いていけるような地域のお祭りであれば、せいぜい2~3時間で帰宅できるでしょう。
その間、犬は留守番してもらいましょう。
エアコンをつける・事前に散歩を済ませておく、といったことをしてあげたうえで、飼い主自身が楽しむ時間を作ることは、犬を疎外していることにはなりません。
もし、
「留守番させるのはかわいそう」
「犬に寂しい思いをさせたくない」
という理由で犬を連れて行くのだとしたら、その飼い主は“愛犬依存”の傾向が強いといえます。
「留守番させるのはかわいそう」
「犬に寂しい思いをさせたくない」
の本質は
「留守番をさせることで犬に嫌われたくない」
「犬と離れ離れになるのが寂しい」
という思いだからです。
犬離れ・犬からの自立ができていないといえます。
愛犬とお祭り気分を楽しみたいなら「犬向けイベント」がおすすめ

地域のお祭りは近隣住民に向けて開催されています。
ペット・動物を連れて来ることは想定されていません。
ペットが参加することを想定するならば、そもそも真夏の屋外で開催しません。
そんな場所に犬を連れて行くと、場違いと思われかねません。
飼い主も周囲に気を使って、お祭りを心から楽しめないかもしれません。
とはいえ、犬をイベントに連れて行くこと自体が悪いわけではありません。
近頃は飼い主と犬に向けたイベントが各地で開催されています。
そういったイベントは、犬を連れて参加することが前提・目的ですから、
◎暑い時期は避ける
◎犬用のトイレスペースが設けられている
◎近隣住民への事前告知
といった、犬の健康への配慮や、事故やトラブルを防ぐような取り組みがなされていることが多いです。
犬と一緒にお祭り気分を味わいたいのであれば、そういった犬向けのイベントに参加することをお勧めします。
ペット・動物を連れて来ることは想定されていません。
ペットが参加することを想定するならば、そもそも真夏の屋外で開催しません。
そんな場所に犬を連れて行くと、場違いと思われかねません。
飼い主も周囲に気を使って、お祭りを心から楽しめないかもしれません。
とはいえ、犬をイベントに連れて行くこと自体が悪いわけではありません。
近頃は飼い主と犬に向けたイベントが各地で開催されています。
そういったイベントは、犬を連れて参加することが前提・目的ですから、
◎暑い時期は避ける
◎犬用のトイレスペースが設けられている
◎近隣住民への事前告知
といった、犬の健康への配慮や、事故やトラブルを防ぐような取り組みがなされていることが多いです。
犬と一緒にお祭り気分を味わいたいのであれば、そういった犬向けのイベントに参加することをお勧めします。
【まとめ】お祭りに犬を連れて行くか迷った時の判断基準
これまで述べてきたことを踏まえたうえで、お祭りに犬を連れて行くことに対するドッグトレーナーからの提言は以下になります
【暑さや気疲れによる犬の負担に注意する】
【危険・衛生面を含めて周囲の人に配慮する】
【お祭りを心から楽しみたいなら人だけで行く】
【犬と一緒に楽しみたいのなら、犬向けのイベントに行く】
お祭りに犬を連れて行くかどうかで迷ったら、
「本当に犬を連れて行く必要があるか?」
「お祭りに行くことは犬にとって本当に幸せか?」
といったことを考えて判断しましょう。
【暑さや気疲れによる犬の負担に注意する】
【危険・衛生面を含めて周囲の人に配慮する】
【お祭りを心から楽しみたいなら人だけで行く】
【犬と一緒に楽しみたいのなら、犬向けのイベントに行く】
お祭りに犬を連れて行くかどうかで迷ったら、
「本当に犬を連れて行く必要があるか?」
「お祭りに行くことは犬にとって本当に幸せか?」
といったことを考えて判断しましょう。
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
という些細なことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
という些細なことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。