犬の散歩で抱っこはいつ必要? 危険回避や体調不良のときは抱っこが有効ですが、甘える時や吠える時は逆効果になることも。この記事では「抱っこすべき場面」と「避けるべき場面」を理由とともに詳しく解説します。
散歩中の愛犬を抱っこした方が良い場面は?
散歩中の愛犬を抱っこしてもOK、もしくは抱っこした方が良い、のは以下のような場面・状況です。
抱っこした方が良い場面①:愛犬や飼い主にとって明白な危険が迫っている時は迷わずに抱っこ

《前方もしくは後方から車が来るが、道幅が狭くて避けるスペースに余裕がない》
《興奮した様子の大型犬が飼い主を引きずって迫ってくる》
といった明らかな危険がある場合は、事故や怪我を防ぐためにも愛犬を抱っこして守ってあげるべきでしょう。
愛犬と飼い主の安全を確保することは、何よりも優先されるべきだと思います。
《興奮した様子の大型犬が飼い主を引きずって迫ってくる》
といった明らかな危険がある場合は、事故や怪我を防ぐためにも愛犬を抱っこして守ってあげるべきでしょう。
愛犬と飼い主の安全を確保することは、何よりも優先されるべきだと思います。
抱っこした方が良い場面②:愛犬に体調不良・痛み・疲れ、の症状・兆候が見られる

◉びっこを引いて歩いている
◉息が荒い
◉ふらついている
◉よだれを大量に垂らしている
等、体調不良・疲労・怪我、といった兆候や症状が見られる場合は、悪化・重症化を防ぐためにも、無理に歩かせずに抱っこをしてあげた方が良いでしょう。
小型犬は暑さ(地面からの放射熱)に弱いので、暑い季節の場合は熱中症の疑いも考慮する必要があります。
早急に帰宅して休ませてあげる、怪我や異常が無いかを確認する、等の対応をしてあげましょう。
心配な場合は動物病院に相談しましょう。
◉息が荒い
◉ふらついている
◉よだれを大量に垂らしている
等、体調不良・疲労・怪我、といった兆候や症状が見られる場合は、悪化・重症化を防ぐためにも、無理に歩かせずに抱っこをしてあげた方が良いでしょう。
小型犬は暑さ(地面からの放射熱)に弱いので、暑い季節の場合は熱中症の疑いも考慮する必要があります。
早急に帰宅して休ませてあげる、怪我や異常が無いかを確認する、等の対応をしてあげましょう。
心配な場合は動物病院に相談しましょう。
散歩中の愛犬を抱っこするのは避けた方が良い場面は?
以下のような場面・状況では、愛犬を抱っこするのは避けた方が良いと思います。
抱っこは避けたい場面①:愛犬が抱っこをせがむ時や、歩くのを拒む時

体調不良の兆候や、痛みを感じている様子もないのに、散歩中の愛犬が歩かなくなる時があります。
愛犬に合わせて立ち止まった飼い主の足に、とびついたり、しがみついたりすることもあります。
歩くことを拒んでいるようにも、飼い主に抱っこをせがんでいるようにも、見える行動です。
◎不慣れな(知らない)道を歩こうする
◎犬や人が近づいてくる
(他人や他犬が苦手な子の場合)
◎動物病院やトリミングサロンに入ろうとする
(診察治療やトリミングが苦手な子の場合)
といった、不安・怖い・違和感、といったことを感じるような場面で発現しやすいです。
このような場面で抱っこしてあげることが繰り返されると、
「不安になったら飼い主に頼れば良い」
「歩きたくない時は飼い主が抱っこしてくれる」
という学習をします。
飼い主を頼る(信頼する)こと自体は悪いことではありません。
しかし、些細な事でも飼い主に抱っこをせがんだり、自力で歩くことを放棄するようになると、飼い主への過度な依存を助長することにつながり、
【分離不安症】
【飼い主依存症】
といわれる状態になる可能性もあります。
愛犬が歩きたがらない様子を見せたり、抱っこをせがんできたとしても、
「差し迫った危険は無い」
「歩くことが苦痛にならない」
「慣れてもらわないと生活上困る」
と飼い主が判断したら、抱っこは控えて、出来るだけ愛犬自身の足で、その場面を切り抜ける(クリアする)経験をさせてあげたいところです。
「不安を感じても、飼い主について歩いていれば安心」
「頑張って歩けば、飼い主が褒めてくれる(励ましてくれる)」
という学習が、愛犬のメンタルの強化や安定につながることが期待できます。
安易に抱っこをすることは、上記のような学習をする機会を愛犬から奪っている、とも言えます。
愛犬に合わせて立ち止まった飼い主の足に、とびついたり、しがみついたりすることもあります。
歩くことを拒んでいるようにも、飼い主に抱っこをせがんでいるようにも、見える行動です。
◎不慣れな(知らない)道を歩こうする
◎犬や人が近づいてくる
(他人や他犬が苦手な子の場合)
◎動物病院やトリミングサロンに入ろうとする
(診察治療やトリミングが苦手な子の場合)
といった、不安・怖い・違和感、といったことを感じるような場面で発現しやすいです。
このような場面で抱っこしてあげることが繰り返されると、
「不安になったら飼い主に頼れば良い」
「歩きたくない時は飼い主が抱っこしてくれる」
という学習をします。
飼い主を頼る(信頼する)こと自体は悪いことではありません。
しかし、些細な事でも飼い主に抱っこをせがんだり、自力で歩くことを放棄するようになると、飼い主への過度な依存を助長することにつながり、
【分離不安症】
【飼い主依存症】
といわれる状態になる可能性もあります。
愛犬が歩きたがらない様子を見せたり、抱っこをせがんできたとしても、
「差し迫った危険は無い」
「歩くことが苦痛にならない」
「慣れてもらわないと生活上困る」
と飼い主が判断したら、抱っこは控えて、出来るだけ愛犬自身の足で、その場面を切り抜ける(クリアする)経験をさせてあげたいところです。
「不安を感じても、飼い主について歩いていれば安心」
「頑張って歩けば、飼い主が褒めてくれる(励ましてくれる)」
という学習が、愛犬のメンタルの強化や安定につながることが期待できます。
安易に抱っこをすることは、上記のような学習をする機会を愛犬から奪っている、とも言えます。
抱っこは避けたい場面②:人や犬に吠える時

散歩中に人や犬に吠えている、もしくは吠えそうになっている愛犬を、飼い主が抱っこする場面もよく見かけます。
◎吠えるのを防ぐため
◎相手に迷惑をかけないため
といった理由が考えられます。
一時しのぎ的な対応としては有効かと思います。
しかし人や犬に対する吠えつきの根本的な改善のためには
「人や犬に会っても吠える必要は無い」
「吠えないでいた方が良いことが有る(ご褒美がもらえる)」
という学習を愛犬自身にしてもらうことが必要です。
抱っこすることに頼ると、上記のような学習に結びつけることは出来ません。
この場合も、愛犬の学習の機会を奪っている、と言えます。
出来るだけ抱っこすることは控えて、飼い主のリード(導き)でその場をやり過ごす経験を積ませてあげたいところです。
ただし、
《他人や他犬に不快感・不安・恐怖を与えているのが明白》
《道が狭くて歩いてすれ違うのが難しい》
といった場面において、抱っこをした方が早くその場を立ち去れる・安全が確保される、という場合は抱っこをしても良いでしょう。
◎吠えるのを防ぐため
◎相手に迷惑をかけないため
といった理由が考えられます。
一時しのぎ的な対応としては有効かと思います。
しかし人や犬に対する吠えつきの根本的な改善のためには
「人や犬に会っても吠える必要は無い」
「吠えないでいた方が良いことが有る(ご褒美がもらえる)」
という学習を愛犬自身にしてもらうことが必要です。
抱っこすることに頼ると、上記のような学習に結びつけることは出来ません。
この場合も、愛犬の学習の機会を奪っている、と言えます。
出来るだけ抱っこすることは控えて、飼い主のリード(導き)でその場をやり過ごす経験を積ませてあげたいところです。
ただし、
《他人や他犬に不快感・不安・恐怖を与えているのが明白》
《道が狭くて歩いてすれ違うのが難しい》
といった場面において、抱っこをした方が早くその場を立ち去れる・安全が確保される、という場合は抱っこをしても良いでしょう。
安易な抱っこは愛犬の成長を妨げる?

散歩中に愛犬を抱っこする飼い主さんの理由としては、
「怖がっているから」
「無理をさせたらかわいそう」
「相手に迷惑を掛けたら申し訳ない」
といったものが多いと思います。
上述のように、抱っこをしてあげた方が良い場面・抱っこをするべき場面、も確かにあります。
一方で、安易な抱っこが愛犬の学習の機会を奪っている側面があるのも事実です。
それは、愛犬の成長(特にメンタル面の成長)を妨げることになります。
自分の足で歩きながら様々な場面を乗り越えたり、やり過ごしたり、といった経験を積むことが、長期的な愛犬の成長につながります。
その場しのぎの短期的視点だけでなく、長期的視野に愛犬の成長を促すことを意識することで、不必要な散歩中の抱っこを減らすことにつながるでしょう。
「怖がっているから」
「無理をさせたらかわいそう」
「相手に迷惑を掛けたら申し訳ない」
といったものが多いと思います。
上述のように、抱っこをしてあげた方が良い場面・抱っこをするべき場面、も確かにあります。
一方で、安易な抱っこが愛犬の学習の機会を奪っている側面があるのも事実です。
それは、愛犬の成長(特にメンタル面の成長)を妨げることになります。
自分の足で歩きながら様々な場面を乗り越えたり、やり過ごしたり、といった経験を積むことが、長期的な愛犬の成長につながります。
その場しのぎの短期的視点だけでなく、長期的視野に愛犬の成長を促すことを意識することで、不必要な散歩中の抱っこを減らすことにつながるでしょう。
まとめ

散歩中の抱っこに限らず、飼い主の何気ない対応が、愛犬にとって大切な学習や経験を邪魔してしまうことがあります。
良かれと思ってやったことが、飼い主が望むものとは違った(逆の)学習に結びつくこともあります。
この記事を読んで頂くことで、
《普段の何気ない振る舞いが、愛犬にどんな影響を与えているか》
について考えるきっかけになれば幸いです。
良かれと思ってやったことが、飼い主が望むものとは違った(逆の)学習に結びつくこともあります。
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《普段の何気ない振る舞いが、愛犬にどんな影響を与えているか》
について考えるきっかけになれば幸いです。
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