犬が散歩中に子どもを見ると吠えることで困っている飼い主さんに向けて、犬が子どもに吠える理由と対策についてドッグトレーナーが解説します。
犬が子どもに吠える理由
犬が子ども(特に小さい子ども)に吠える理由には、以下のようなことが考えられます。
子どもの予測不能な動きに誘発されて吠える

子どもに吠える犬の共通点として
《大人には吠えないのに子どもに吠える》
があります。
子どもは大人に比べると
◎急に走り出す
◎大きな声を出す
◎遠慮なしに触ろうとする
といった、予測不能な要素が多いです。
そのような予測不能な突破的な動きが、
◎不意に動く物を追いかける
◎興奮やストレスを吠えることで解消する
という犬の本能由来の行動を誘発してしまうことがあります。
そのような子どもの予測不能な行動に、驚く・興奮するといった経験をしたことのある犬が、子どもを見ると吠えることが習慣化してしまう可能性は充分に考えられます。
《大人には吠えないのに子どもに吠える》
があります。
子どもは大人に比べると
◎急に走り出す
◎大きな声を出す
◎遠慮なしに触ろうとする
といった、予測不能な要素が多いです。
そのような予測不能な突破的な動きが、
◎不意に動く物を追いかける
◎興奮やストレスを吠えることで解消する
という犬の本能由来の行動を誘発してしまうことがあります。
そのような子どもの予測不能な行動に、驚く・興奮するといった経験をしたことのある犬が、子どもを見ると吠えることが習慣化してしまう可能性は充分に考えられます。
家族に子どもがいない

子どもに吠える犬の共通点として多く見受けられるのが、
《飼主家族の中に子どもがいない》
という生活環境です。
飼主の家族構成が大人ばかりで子どもがいないと、当然、子どもに対して不慣れになります。
前述のように子どもの言動の特徴は大人のそれとは異なります。
普段は接することのない異質な動きを目の当たりにすることで生じる、ある意味でのストレスを発散するための手段として、
《吠える》
という行動が発現すると考えられます。
逆に言うと、飼い主家族の中に小さい子どもがいる犬は、散歩中に子どもに吠える確率は低くなります。
《飼主家族の中に子どもがいない》
という生活環境です。
飼主の家族構成が大人ばかりで子どもがいないと、当然、子どもに対して不慣れになります。
前述のように子どもの言動の特徴は大人のそれとは異なります。
普段は接することのない異質な動きを目の当たりにすることで生じる、ある意味でのストレスを発散するための手段として、
《吠える》
という行動が発現すると考えられます。
逆に言うと、飼い主家族の中に小さい子どもがいる犬は、散歩中に子どもに吠える確率は低くなります。
子どもは犬に吠えられた時のリアクションが大きい

犬に吠えられた時にも、
◎びっくりして走って逃げる
◎怖がって泣きだす
◎大きな声を返してくる
というように、大人に比べるとオーバーな反応(リアクション)を示す可能性が高いです。
吠えることでそのような大きなリアクションを得られることが、
◎興奮する
◎楽しい
◎驚く
といった気持ちの高ぶりを引き起こし、
《小さい子どもを見ると吠える》
という行動を定着させる要因となり得ます。
◎びっくりして走って逃げる
◎怖がって泣きだす
◎大きな声を返してくる
というように、大人に比べるとオーバーな反応(リアクション)を示す可能性が高いです。
吠えることでそのような大きなリアクションを得られることが、
◎興奮する
◎楽しい
◎驚く
といった気持ちの高ぶりを引き起こし、
《小さい子どもを見ると吠える》
という行動を定着させる要因となり得ます。
子どもを犬と勘違いしている場合も?
他の犬を見ると吠える犬が、小さい子どもにも吠えることケースが多く見受けられます。
《飼い主が犬にリードを着けて歩く様子》
と
《大人が小さい子どもの手を引いて歩く様子》
のシルエットが遠目で見ると似ていることが原因です。
遠くにいる小さい子ども連れの親子を目にして興奮していた犬が、近くにまでくると拍子抜けたように興奮がおさまる、といった行動を見せる場合は、上記のような勘違いをしている可能性があります。
《飼い主が犬にリードを着けて歩く様子》
と
《大人が小さい子どもの手を引いて歩く様子》
のシルエットが遠目で見ると似ていることが原因です。
遠くにいる小さい子ども連れの親子を目にして興奮していた犬が、近くにまでくると拍子抜けたように興奮がおさまる、といった行動を見せる場合は、上記のような勘違いをしている可能性があります。
犬が子どもに吠えるのを改善する方法
今日からできる、犬が子どもに吠えることを改善する方法を、以下でご提案します。
「子どもに吠えない」よりも「子どもを早く通過する」ことを重視
子どもに吠える犬に対して
◎子どもに吠えない
◎子どもを見ても興奮しない
を教えるためには、
☆子どもと一緒に歩く
☆子どもからおやつをもらう
という
練習に時間をかけて取り組んで、
「子ども=安心できる存在・怖くない存在」
ということを学習してもらう必要があります。
しかし
◇家族の中に子どもがいる
◇身近な知り合いに協力してくれる子どもがいる
という環境が整わなければ、そのような学習をさせてあげることは難しいです。
協力してくれる子どもがいたとしても、犬が吠えることで怖がらせてしまうかもしれません。
そこで提案したいのが、
《子どものそばを早く通過することを教える》
というアプローチです。
散歩コースの中に、
☆保育園or幼稚園の前
☆子どもがよく遊ぶ公園
といった、子どもがいるような場所を組みいれます。
子どもがいるその場所を、とにかく早足で通過することを日々繰り返します。
通過する過程で興奮したり吠えたりすることもあるかと思いますが、
◉なだめる
◉落ち着かせる
といったことは一切しません。
立ち止まらずに、とにかく早く通過することに集中します。
◎子どもに吠えない
◎子どもを見ても興奮しない
を教えるためには、
☆子どもと一緒に歩く
☆子どもからおやつをもらう
という
練習に時間をかけて取り組んで、
「子ども=安心できる存在・怖くない存在」
ということを学習してもらう必要があります。
しかし
◇家族の中に子どもがいる
◇身近な知り合いに協力してくれる子どもがいる
という環境が整わなければ、そのような学習をさせてあげることは難しいです。
協力してくれる子どもがいたとしても、犬が吠えることで怖がらせてしまうかもしれません。
そこで提案したいのが、
《子どものそばを早く通過することを教える》
というアプローチです。
散歩コースの中に、
☆保育園or幼稚園の前
☆子どもがよく遊ぶ公園
といった、子どもがいるような場所を組みいれます。
子どもがいるその場所を、とにかく早足で通過することを日々繰り返します。
通過する過程で興奮したり吠えたりすることもあるかと思いますが、
◉なだめる
◉落ち着かせる
といったことは一切しません。
立ち止まらずに、とにかく早く通過することに集中します。
前を向いて歩く状態に戻れたら褒める&おやつ
上記のように吠える対象(この場合は子ども)の横や前を通過しても、
◉後ろを振り返る
◉戻ろうとする
◉振り返りながら吠える
といった行動を示すことが予測されます。
その際も一切声をかけず、立ち止まらずに歩き続けます。
振り返ったりすることを諦めて、前を向いてsるく状態(通常の散歩の状態)に、犬が自力で戻ることができた時点で、
☆ほめる
☆おやつをあげる
といった、ご褒美を提示してあげます。
これを繰り返すことで、犬が
《興奮しても落ち着いた状態に早く戻るスキル》
を身につけることが期待できます。
結果として、
☆興奮しても吠えるまでには至らない
☆吠えても止めるまでの時間が短くなる
といった効果が期待できます。
【参考動画】
◉後ろを振り返る
◉戻ろうとする
◉振り返りながら吠える
といった行動を示すことが予測されます。
その際も一切声をかけず、立ち止まらずに歩き続けます。
振り返ったりすることを諦めて、前を向いてsるく状態(通常の散歩の状態)に、犬が自力で戻ることができた時点で、
☆ほめる
☆おやつをあげる
といった、ご褒美を提示してあげます。
これを繰り返すことで、犬が
《興奮しても落ち着いた状態に早く戻るスキル》
を身につけることが期待できます。
結果として、
☆興奮しても吠えるまでには至らない
☆吠えても止めるまでの時間が短くなる
といった効果が期待できます。
【参考動画】
「予測不能な動き」に馴らす方法
直接子どもに慣らせることが難しい場合でも、工夫次第で
《予測不能の動きに対応する能力》
を伸ばしてあげることは可能です。
例えば、
◎飼主も犬になったつもりでプロレスごっこ
◎ラジコンカーを追いかけさせる
といった遊びを通して、
☆関心対象の急な動き
☆オーバーリアクション
といったものに慣れることができ、間接的に、子どもに対する過度な反応(吠える・追いかける、等)を抑制する効果が期待できます。
【参考動画】
《予測不能の動きに対応する能力》
を伸ばしてあげることは可能です。
例えば、
◎飼主も犬になったつもりでプロレスごっこ
◎ラジコンカーを追いかけさせる
といった遊びを通して、
☆関心対象の急な動き
☆オーバーリアクション
といったものに慣れることができ、間接的に、子どもに対する過度な反応(吠える・追いかける、等)を抑制する効果が期待できます。
【参考動画】
「子どもに吠える」だけでなく生活胃全体を見つめ直す(まとめ)

前述のように、子どもに吠える犬に
「子どもを見ても興奮しないようにする」
「子どもを好きになってもらう」
という学習をさせてあげることは、現実問題として難しいです。
そこを目標として設定するよりは、
《子どもの近くは早く通過する》
《通過した後に落ち着くまでの時間を早くする》
といった、ある意味で割り切ったしつけ方法に取り組む方が、現実的だと思います。
また、子どもに会った場面だけに着目しても改善は進みません。
ご提案したように、普段の遊びを工夫することで、子どもに吠えることの改善につながることが期待できます。
特定の場面だけを見るのではなく生活全体を見つめ直す。
そんな広い視野を持つことが大切なのは、犬のしつけ全般にいえることです。
「子どもを見ても興奮しないようにする」
「子どもを好きになってもらう」
という学習をさせてあげることは、現実問題として難しいです。
そこを目標として設定するよりは、
《子どもの近くは早く通過する》
《通過した後に落ち着くまでの時間を早くする》
といった、ある意味で割り切ったしつけ方法に取り組む方が、現実的だと思います。
また、子どもに会った場面だけに着目しても改善は進みません。
ご提案したように、普段の遊びを工夫することで、子どもに吠えることの改善につながることが期待できます。
特定の場面だけを見るのではなく生活全体を見つめ直す。
そんな広い視野を持つことが大切なのは、犬のしつけ全般にいえることです。
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
という些細なことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
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「こんなこと聞いても良いの?」
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