犬のしつけにおいては、飼い主のストレスケアも大切です。しつけに取り組む中で精神的・身体的なストレスを感じる場面も多いからです。この記事では、犬のしつけに継続的に取り組むための飼い主のストレスケアの重要性や方法について、多くのケースに向き合ってきたドッグトレーナーが解説します。
犬のしつけは飼い主の継続した取り組みが大切
犬のしつけは
◎しつけ教室に行った時だけ頑張る
◎トレーナーが家に来てくれた時だけ頑張る
といったことでは、あまり(というか、ほとんど)意味がありません。
犬のしつけとは、
☆好ましい行動の習慣化
(トイレシートの上で排泄する、散歩で飼い主に歩調を合わせる、等の定着)
★好ましくない行動の非習慣化
(無駄吠え、噛みつき、等の改善・軽減)
のことです。
習慣化・非習慣化のためには、日々の生活の中で目的意識を持って(何のために取り組んでいるのか、問題が改善するとどんな良いことがあるのか、等を明確にする)、継続的にしつけに取り組むことが大切です。
このことは、多くの飼い主さんが頭では理解していると思います。
◎しつけ教室に行った時だけ頑張る
◎トレーナーが家に来てくれた時だけ頑張る
といったことでは、あまり(というか、ほとんど)意味がありません。
犬のしつけとは、
☆好ましい行動の習慣化
(トイレシートの上で排泄する、散歩で飼い主に歩調を合わせる、等の定着)
★好ましくない行動の非習慣化
(無駄吠え、噛みつき、等の改善・軽減)
のことです。
習慣化・非習慣化のためには、日々の生活の中で目的意識を持って(何のために取り組んでいるのか、問題が改善するとどんな良いことがあるのか、等を明確にする)、継続的にしつけに取り組むことが大切です。
このことは、多くの飼い主さんが頭では理解していると思います。
犬のしつけに取り組むことが飼い主のストレスになることも

★吠える
★噛む
★いたずら
★トイレが覚えられない
といった問題行動の改善・軽減には特に、継続的に取り組むことが求められます。
しつけに取り組む中で
◉忍耐
◉我慢
◉受容
◉諦めない
といった、精神的に負担となることが求められる場面も多いです。
しかし、問題行動のしつけでは、
「また噛まれた…」
「いつまでも吠えている…」
「こっちは頑張っているのに、犬の方は学習してくれない…」
「面倒くさい…」
「これ以上続けても無駄なんじゃないか…」
「犬がかわいそう…」
といった、失敗や上手くいかないことも多いのが現実です。
そんな時に
《失敗を叱らない(受け流す)》
というのも、犬のしつけに取り組むうえでは重要なことです。
しかし、これが難しいのです。
例えばトイレのしつけでは、トイレシートでの排泄が習慣化・定着化する過程で、色々な場所で排泄をしてしまう失敗も数多くあります。
そんな時には、
《犬を叱らずに黙って片付ける》
が、しつけのセオリーとしては正しい対応です。
しかし中には、
◉高価な絨毯の上でオシッコをする
◉床の上でウンチをしたことに気が付かないで素足で踏んでしまう
といった、ショックを受けてしまう場面に直面することもあります。
このような時には、怒りや苛立ちといったネガティブな感情がこみ上げてしまいます。
そしてつい、
「なんでそんな場所でするの⁉」
「汚いなぁ💢」
と、強い口調で犬を叱りつけたり、怒鳴ったりしてしまうこともあるでしょう。
頭の中では、
《失敗しても叱らないで黙って片付けるべき》
と理解していても、こみ上げてくる感情から発する言動を、常に制御することは困難です。
そして、叱ったり怒鳴ったりしてしまったことに対して、自己嫌悪に陥ってしまう飼い主さんも多いです。
問題行動のしつけに取り組む中では、このようなネガティブなことを感じる場面も多く、飼い主のストレスも大きくなる傾向にあります
結果として、しつけの途中で取り組みを諦めてしまったり、中途半端になってしまったり、といったことも起こりがちです。
★噛む
★いたずら
★トイレが覚えられない
といった問題行動の改善・軽減には特に、継続的に取り組むことが求められます。
しつけに取り組む中で
◉忍耐
◉我慢
◉受容
◉諦めない
といった、精神的に負担となることが求められる場面も多いです。
しかし、問題行動のしつけでは、
「また噛まれた…」
「いつまでも吠えている…」
「こっちは頑張っているのに、犬の方は学習してくれない…」
「面倒くさい…」
「これ以上続けても無駄なんじゃないか…」
「犬がかわいそう…」
といった、失敗や上手くいかないことも多いのが現実です。
そんな時に
《失敗を叱らない(受け流す)》
というのも、犬のしつけに取り組むうえでは重要なことです。
しかし、これが難しいのです。
例えばトイレのしつけでは、トイレシートでの排泄が習慣化・定着化する過程で、色々な場所で排泄をしてしまう失敗も数多くあります。
そんな時には、
《犬を叱らずに黙って片付ける》
が、しつけのセオリーとしては正しい対応です。
しかし中には、
◉高価な絨毯の上でオシッコをする
◉床の上でウンチをしたことに気が付かないで素足で踏んでしまう
といった、ショックを受けてしまう場面に直面することもあります。
このような時には、怒りや苛立ちといったネガティブな感情がこみ上げてしまいます。
そしてつい、
「なんでそんな場所でするの⁉」
「汚いなぁ💢」
と、強い口調で犬を叱りつけたり、怒鳴ったりしてしまうこともあるでしょう。
頭の中では、
《失敗しても叱らないで黙って片付けるべき》
と理解していても、こみ上げてくる感情から発する言動を、常に制御することは困難です。
そして、叱ったり怒鳴ったりしてしまったことに対して、自己嫌悪に陥ってしまう飼い主さんも多いです。
問題行動のしつけに取り組む中では、このようなネガティブなことを感じる場面も多く、飼い主のストレスも大きくなる傾向にあります
結果として、しつけの途中で取り組みを諦めてしまったり、中途半端になってしまったり、といったことも起こりがちです。
犬のしつけを諦めないためには飼い主のストレスケアも大切
上記のような精神的負担を考えると、犬のしつけ、特に問題行動の改善・軽減に継続的に取り組むためには、飼い主自身のストレスケアも大切になります。
その方法には、以下のようなことが考えられます。
その方法には、以下のようなことが考えられます。
家族同士で支え合う・励まし合う・ほめ合う

例えば、犬がトイレの失敗をした時に、
《犬を叱らずに黙って片付ける》
という行動を家族の誰かがしてくれた際に、
「きれいにしてくれてありがとう」
「叱らないで黙って片付けて、偉い」
といった声かけを他の家族がしてあげることで、
「怒鳴るのを我慢して良かった」
「自分の行動は正しかった」
といったポジティブな思いにつながり、次に犬がトイレの失敗をした際にも、同様の対応をすることが期待できます。
声かけをする理想のタイミングは、片付けをした直後です。
犬のしつけと同様、人にも『即時強化の原則』(強化したい行動の直後に報酬を提示すると効果的)があてはまるからです。
しかしいつも他の家族が一緒にいるとは限りません。
そんな場合は、家族が揃っている時に
「今日はこんなことがあって…」
と、しつけに関する共有の時間を設けるのもお勧めです。
その際の事後報告に対する称賛でも報酬効果はあります。
このような声の掛け合いを家族同士ですることで、
☆しつけに取り組む意欲の持続
☆しつけのルールの再確認
☆一体感の向上
といったことにつながることも期待できるでしょう。
家族同士でほめ合うのは照れくさいかもしれませんが、
「ありがとう」
「サンキュー」
の一言でも、有ると無いとでは、大きな違いだと思います。
《犬を叱らずに黙って片付ける》
という行動を家族の誰かがしてくれた際に、
「きれいにしてくれてありがとう」
「叱らないで黙って片付けて、偉い」
といった声かけを他の家族がしてあげることで、
「怒鳴るのを我慢して良かった」
「自分の行動は正しかった」
といったポジティブな思いにつながり、次に犬がトイレの失敗をした際にも、同様の対応をすることが期待できます。
声かけをする理想のタイミングは、片付けをした直後です。
犬のしつけと同様、人にも『即時強化の原則』(強化したい行動の直後に報酬を提示すると効果的)があてはまるからです。
しかしいつも他の家族が一緒にいるとは限りません。
そんな場合は、家族が揃っている時に
「今日はこんなことがあって…」
と、しつけに関する共有の時間を設けるのもお勧めです。
その際の事後報告に対する称賛でも報酬効果はあります。
このような声の掛け合いを家族同士ですることで、
☆しつけに取り組む意欲の持続
☆しつけのルールの再確認
☆一体感の向上
といったことにつながることも期待できるでしょう。
家族同士でほめ合うのは照れくさいかもしれませんが、
「ありがとう」
「サンキュー」
の一言でも、有ると無いとでは、大きな違いだと思います。
犬友同士で支え合う・励まし合う

一人暮らしで他の家族が家にいない、という飼い主さんもいるかもしれません。
そんな場合は、散歩でよく合う犬友といった、犬を通して関りを持つ人と、
◎しつけに関する愚痴を言い合う
◎情報交換
◎励まし合う
といったコミュニケーションを取ることが効果的です。
犬を飼っている者同士であれば、似たような問題で悩んでいる可能性は高いです。
共感できる相手と話を聞き合うことで、
◎お互いのストレスの軽減
◎しつけに関するヒントを与え合う
といったことにつながると思います。
そんな場合は、散歩でよく合う犬友といった、犬を通して関りを持つ人と、
◎しつけに関する愚痴を言い合う
◎情報交換
◎励まし合う
といったコミュニケーションを取ることが効果的です。
犬を飼っている者同士であれば、似たような問題で悩んでいる可能性は高いです。
共感できる相手と話を聞き合うことで、
◎お互いのストレスの軽減
◎しつけに関するヒントを与え合う
といったことにつながると思います。
SNS上でのコミュニケーション

最近では犬のしつけに関する悩みをSNS上で公開している人も見受けられます。
そのような共感できる投稿に目を通すことや、メッセージでやり取りすることも、気持ちを軽くする効果が期待できます。
ただし、スマホを見る時間が長くなり過ぎて、犬と関わる時間が減ってしまうようでは本末転倒です。
犬のしつけに限ったことではありませんが、SNSを利用する際には、はまり過ぎに注意することが必要です。
そのような共感できる投稿に目を通すことや、メッセージでやり取りすることも、気持ちを軽くする効果が期待できます。
ただし、スマホを見る時間が長くなり過ぎて、犬と関わる時間が減ってしまうようでは本末転倒です。
犬のしつけに限ったことではありませんが、SNSを利用する際には、はまり過ぎに注意することが必要です。
専門家にとっても飼い主のストレスケアは必須

犬のしつけに悩む飼い主の相談先としては、
◎動物病院の先生や看護師
◎ドッグトレーナー
(最近では「ドッグビヘイビアリスト」の呼称もある)
といった専門家が挙げられます。
そのような専門家にとっても、飼い主のストレスに配慮するスキルは必須だといえます。
しつけに悩む飼い主の多くは、精神的にも身体的にも負担を感じている場合が多いです。
そのような飼い主に
◉上から目線
◉持論の押しつけ
◉きつい口調
◉飼い主の責任を過剰に指摘
といった対応をすることで、
★自信の喪失
★しつけに取り組む意欲の減退
★信頼の喪失
といったことにつながることもあります。
生活の中で実際にしつけに取り組むのは飼い主です。
飼い主の意欲を減退させてしまっては、理論や方法が正しくても効果は期待できません。
犬だけでなく、飼い主のストレスにも配慮することが、専門家には求められると思います。
これは私自身への自戒・自省も込めた提言です。
◎動物病院の先生や看護師
◎ドッグトレーナー
(最近では「ドッグビヘイビアリスト」の呼称もある)
といった専門家が挙げられます。
そのような専門家にとっても、飼い主のストレスに配慮するスキルは必須だといえます。
しつけに悩む飼い主の多くは、精神的にも身体的にも負担を感じている場合が多いです。
そのような飼い主に
◉上から目線
◉持論の押しつけ
◉きつい口調
◉飼い主の責任を過剰に指摘
といった対応をすることで、
★自信の喪失
★しつけに取り組む意欲の減退
★信頼の喪失
といったことにつながることもあります。
生活の中で実際にしつけに取り組むのは飼い主です。
飼い主の意欲を減退させてしまっては、理論や方法が正しくても効果は期待できません。
犬だけでなく、飼い主のストレスにも配慮することが、専門家には求められると思います。
これは私自身への自戒・自省も込めた提言です。
まとめ

犬のしつけに取り組む際には、愛犬の福祉(身体・精神に過剰な負荷をかけない、適切な生活環境を提供する、等)への配慮が求められます。
一方で、継続的かつ健全な形で犬のしつけに取り組むためには、飼い主自身の福祉(ストレスケア)も大切です。
それによって、
◎ストレス軽減
◎モチベーション維持
◎目標や意義を見失わない
といった、効果が期待できます。
家族・知人友人・身近な専門家、等の資源を活用しながら、飼い主自身の福祉への配慮することも大切です。
そのことが、飼い主・犬の双方のQOL(生活の質)の向上につながると思います。
一方で、継続的かつ健全な形で犬のしつけに取り組むためには、飼い主自身の福祉(ストレスケア)も大切です。
それによって、
◎ストレス軽減
◎モチベーション維持
◎目標や意義を見失わない
といった、効果が期待できます。
家族・知人友人・身近な専門家、等の資源を活用しながら、飼い主自身の福祉への配慮することも大切です。
そのことが、飼い主・犬の双方のQOL(生活の質)の向上につながると思います。
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
という些細なことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
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「こんなこと聞いても良いの?」
という些細なことでも構いません。
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