ご飯の準備中に、お腹を空かせた愛犬が大興奮で暴れて大変、ということで困っている飼い主さんもいるかと思います。この記事では、ご飯をもらえるまで落ち着いて待っていられる子になるための取り組みについて、ご提案します。
ご飯の準備中に嬉しくなって暴れるのは愛犬が健康な証拠
ご飯の準備中に、すぐそばで愛犬がとびはねたり吠えたりして暴れると、飼い主さんは落ち着かないかもしれません。
また、とびはねるのを繰り返すと、
「足腰が悪くなってしまうのではないか?」
と心配になってしまうかもしれません。
しかし、
「もうすぐご飯だ!」」
と感じた時に、嬉しくなったり興奮したりするのは、ちゃんとお腹が空いていて健康な証拠でもあります。
また、とびはねるのを繰り返すと、
「足腰が悪くなってしまうのではないか?」
と心配になってしまうかもしれません。
しかし、
「もうすぐご飯だ!」」
と感じた時に、嬉しくなったり興奮したりするのは、ちゃんとお腹が空いていて健康な証拠でもあります。
ご飯の準備中に落ち着いて待てる子になるには?
元気と健康の証とはいえ、毎日のことなので、ご飯の準備の度に暴れると、飼い主さんにとってもストレスになるかもしれません。
習慣的にとびはねることで、上記のような足腰を悪くしてしまう心配が、現実のものになってしまうかもしれません。
ご飯の用意の時に、落ち着いて待てるようになってもらうためには、どのような取り組みが有効でしょうか。
習慣的にとびはねることで、上記のような足腰を悪くしてしまう心配が、現実のものになってしまうかもしれません。
ご飯の用意の時に、落ち着いて待てるようになってもらうためには、どのような取り組みが有効でしょうか。
暴れる間は愛犬に声をかけない
ご飯の準備中に暴れる時の愛犬は、嬉しさや期待感で頭の中がいっぱいの状態です。
「お座り!」
「まて!」
と言っても、耳に入らないか、お座りしてもすぐにまた、とびはねてしまうパターンが多いです。
「お座り」「まて」を言う
↓
耳に入らないorすぐにとびはねる
をご飯の時間の度に繰り返すことで、飼い主さんの言葉を無視することが当たり前になってしまう可能性があります。
声をかけることで、
「褒めてもらえている」
「応援してもらっている」
という勘違いを愛犬がして、嬉しさや興奮がさらに高まってしまう可能性もあります。
また、愛犬が暴れる(とびはねる・吠える)という状況は、飼い主側からすると、望ましくない行動です。
愛犬が望ましくない行動を取っている時には、その行動が定着することを防ぐために声かけをはじめとしたリアクション(反応)を示さない(=無視する)ことが有効です。
《余計に興奮することを防ぐ》
《とびはね行動の定着を防ぐ》
という意味からも、愛犬がとびはねている間は声を一切かけないことが有効です。
「お座り!」
「まて!」
と言っても、耳に入らないか、お座りしてもすぐにまた、とびはねてしまうパターンが多いです。
「お座り」「まて」を言う
↓
耳に入らないorすぐにとびはねる
をご飯の時間の度に繰り返すことで、飼い主さんの言葉を無視することが当たり前になってしまう可能性があります。
声をかけることで、
「褒めてもらえている」
「応援してもらっている」
という勘違いを愛犬がして、嬉しさや興奮がさらに高まってしまう可能性もあります。
また、愛犬が暴れる(とびはねる・吠える)という状況は、飼い主側からすると、望ましくない行動です。
愛犬が望ましくない行動を取っている時には、その行動が定着することを防ぐために声かけをはじめとしたリアクション(反応)を示さない(=無視する)ことが有効です。
《余計に興奮することを防ぐ》
《とびはね行動の定着を防ぐ》
という意味からも、愛犬がとびはねている間は声を一切かけないことが有効です。
愛犬が自分で暴れるのを止めて落ち着いてくれるまで、待つ勇気を
嬉しくてとびはねたり吠えたりするとしても、愛犬の体力は無尽蔵ではありません。
暴れるうちに疲れてきます。
疲れると、「お座り」「まて」といった声かけをしなくても
◎四つ足で佇む
◎お座りをする
といった
《落ち着いて待つ行動》
を(短時間だとしても)自分から取る時間が訪れます。
その時を狙って、用意しているご飯からフードを一粒与えてあげます。
四つ足で佇むorお座りをする
↓
フードを一粒もらえる
を繰り返すことで、とびつくのを止めて自主的に
《落ち着いて待つ行動》
を取るようになることが期待できます。
自分から
《落ち着いて待つ行動》
を取ってくれるようになったら、飼い主さんの声も冷静に耳に入る可能性も高いです。
そうなってから
「お座り」「まて」
を伝えて、食器に入ったご飯を差し出してあげます。
参考動画
①嬉しくてとびつく(暴れる)
➁自分からお座りしたらフードを一粒あげる
➂落ち着いて待つ行動が定着したらご飯をあげる
↓
「やってはいけないことは、早く止めないと」
「とびつき続けると、腰をわるくしちゃうかも」
といった心配や焦りも感じるかもしれませんが、ここは愛犬が自分自身でとびつくのを止めてくれるまで待ってあげる、ある意味での信じる勇気を持つことが、飼い主さんには求められます。
暴れるうちに疲れてきます。
疲れると、「お座り」「まて」といった声かけをしなくても
◎四つ足で佇む
◎お座りをする
といった
《落ち着いて待つ行動》
を(短時間だとしても)自分から取る時間が訪れます。
その時を狙って、用意しているご飯からフードを一粒与えてあげます。
四つ足で佇むorお座りをする
↓
フードを一粒もらえる
を繰り返すことで、とびつくのを止めて自主的に
《落ち着いて待つ行動》
を取るようになることが期待できます。
自分から
《落ち着いて待つ行動》
を取ってくれるようになったら、飼い主さんの声も冷静に耳に入る可能性も高いです。
そうなってから
「お座り」「まて」
を伝えて、食器に入ったご飯を差し出してあげます。
参考動画
①嬉しくてとびつく(暴れる)
➁自分からお座りしたらフードを一粒あげる
➂落ち着いて待つ行動が定着したらご飯をあげる
↓
「やってはいけないことは、早く止めないと」
「とびつき続けると、腰をわるくしちゃうかも」
といった心配や焦りも感じるかもしれませんが、ここは愛犬が自分自身でとびつくのを止めてくれるまで待ってあげる、ある意味での信じる勇気を持つことが、飼い主さんには求められます。
「お座り」が理解できているのが前提
ここまでお話ししてきた方法がうまくいくためには、そもそも愛犬が
「お座り」
を理解していることが前提となります。
ご飯の時とは別に、
「お座り」
の練習に取り組むことを、お勧めします。
参考動画
↓
「お座り」
を理解していることが前提となります。
ご飯の時とは別に、
「お座り」
の練習に取り組むことを、お勧めします。
参考動画
↓
まとめ
ご飯の時以外にも、愛犬が興奮して
◎とびはねる
◎吠える
といった暴れる行動を取ってしまう場面は、生活の中であると思います。
そんな時は、
「早く落ち着かせなきゃ!」
と焦ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、落ち着かせようとして声をかけたりすることで、かえって興奮させてしまうこともあります。
また、興奮して暴れる愛犬に声をかけても、耳に届かないことが多いです。
声をかけても耳に入らないことが繰り返されることで、
《飼い主の言葉を無視する》
という、望ましくない癖がついてしまう可能性も考えられます。
愛犬に落ち着いてもらうためには、飼い主自身が落ち着いていることが望ましいです。
内心では慌てていても、外見上は落ち着いたそぶりを見せてあげることも、興奮して暴れる愛犬を落ち着かせるうえで有効です。
◎とびはねる
◎吠える
といった暴れる行動を取ってしまう場面は、生活の中であると思います。
そんな時は、
「早く落ち着かせなきゃ!」
と焦ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、落ち着かせようとして声をかけたりすることで、かえって興奮させてしまうこともあります。
また、興奮して暴れる愛犬に声をかけても、耳に届かないことが多いです。
声をかけても耳に入らないことが繰り返されることで、
《飼い主の言葉を無視する》
という、望ましくない癖がついてしまう可能性も考えられます。
愛犬に落ち着いてもらうためには、飼い主自身が落ち着いていることが望ましいです。
内心では慌てていても、外見上は落ち着いたそぶりを見せてあげることも、興奮して暴れる愛犬を落ち着かせるうえで有効です。
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