犬が窓の外に吠えるのはなぜでしょうか。家の前を歩く人・犬・車を見て吠えたり、物音が聞こえると吠えたり。吠えるだけでなく、とびはねたりして暴れることも。この記事では、犬が窓の外に吠える理由について解説します。また、改善方法についてご提案します。
犬が窓の外に吠える主な理由とは?
犬が窓の外の刺激(人・車・犬の姿や気配、物音)に吠えてしまうのには、以下のような理由が考えられます。
急な音や刺激に驚いて反射的に吠える

まず考えられるのが、急な刺激にびっくりして吠えるというものです。
静かなリビングでまったりしている時に急にチャイムが鳴ったりすると、人間も驚いてビクッとなることがあると思います。
恐怖や驚きといった刺激に急にさらされて、
◎思わず悲鳴をあげる
◎反射的にとび上がる
といった経験をした人は多いでしょう。
(例:ホラー映画のショッキングなシーン、お化け屋敷)
犬の場合も、上記のようなメカニズムが働きます。
窓の外の急な音や気配に吠えるというのも、ある意味では自然な反射的反応だといえます(個体差による程度の違いはある)。
静かなリビングでまったりしている時に急にチャイムが鳴ったりすると、人間も驚いてビクッとなることがあると思います。
恐怖や驚きといった刺激に急にさらされて、
◎思わず悲鳴をあげる
◎反射的にとび上がる
といった経験をした人は多いでしょう。
(例:ホラー映画のショッキングなシーン、お化け屋敷)
犬の場合も、上記のようなメカニズムが働きます。
窓の外の急な音や気配に吠えるというのも、ある意味では自然な反射的反応だといえます(個体差による程度の違いはある)。
飼い主の反応を求めて吠える(誤学習により強化される)

犬が窓の外に吠えるきっかけは、上記の急な刺激への反射的反応としての吠えが有力です。
その反射的反応としての吠えが、強化される(習慣化される)理由として考えられるのが、
【犬が吠えた時の飼い主の対応・反応】
です。
窓の外に吠える愛犬に対して多くの飼い主にありがちなのが
◎声をかけて止めようとする
◎そばに行ってなだめる
◎一緒になって窓の外を見る(確認する)
といった対応です。
飼い主としては、吠えるのを止めようとしての、良かれと思っての行動です。
しかしこのような飼い主の対応が、
「吠えれば声をかけてくれる」
「そばに来て励ましてくれる」
「一緒になって警戒してくれる」
といった学習を愛犬にさせてしまいかねません。
このような《誤学習》が、窓の外に吠える行動の強化(習慣化)につながっている可能性もあります。
その反射的反応としての吠えが、強化される(習慣化される)理由として考えられるのが、
【犬が吠えた時の飼い主の対応・反応】
です。
窓の外に吠える愛犬に対して多くの飼い主にありがちなのが
◎声をかけて止めようとする
◎そばに行ってなだめる
◎一緒になって窓の外を見る(確認する)
といった対応です。
飼い主としては、吠えるのを止めようとしての、良かれと思っての行動です。
しかしこのような飼い主の対応が、
「吠えれば声をかけてくれる」
「そばに来て励ましてくれる」
「一緒になって警戒してくれる」
といった学習を愛犬にさせてしまいかねません。
このような《誤学習》が、窓の外に吠える行動の強化(習慣化)につながっている可能性もあります。
吠えることがストレス・運動不足の発散になっている

窓の外に吠えることが、犬にとってストレス解消になっていることも考えられます。
◉散歩の時間や回数が少ない
◉遊びがもの足りない
◉飼い主とのコミュニケーション不足
といった欲求不満状態が常態化している犬は、急な刺激に対する反応(吠える・とびはねる、等)が強く出たり、長くなったりしやすいです。
【欲求不満状態=エネルギーが溜まっている状態】
とも言えます。
刺激に対して激しく反応することが、溜まっているエネルギーの解放(=ストレス解消)になっていると考えられます。
愛犬は意図しているわけではなくても、吠えることや暴れることが結果的にストレス解消となっている可能性があります。
◆刺激が感じられなくなっても※吠え続けている
◆とびはねたり走り回ったりする動きが激しい
◆手近にある物(カーテン・カーペット、等)に噛みつく
といった行動が見受けられる場合は、愛犬の欲求不満(ストレス)状態が常態化している可能性があります。
(※人・車・犬の姿が見えなくなる、音が聞こえなくなる)
◉散歩の時間や回数が少ない
◉遊びがもの足りない
◉飼い主とのコミュニケーション不足
といった欲求不満状態が常態化している犬は、急な刺激に対する反応(吠える・とびはねる、等)が強く出たり、長くなったりしやすいです。
【欲求不満状態=エネルギーが溜まっている状態】
とも言えます。
刺激に対して激しく反応することが、溜まっているエネルギーの解放(=ストレス解消)になっていると考えられます。
愛犬は意図しているわけではなくても、吠えることや暴れることが結果的にストレス解消となっている可能性があります。
◆刺激が感じられなくなっても※吠え続けている
◆とびはねたり走り回ったりする動きが激しい
◆手近にある物(カーテン・カーペット、等)に噛みつく
といった行動が見受けられる場合は、愛犬の欲求不満(ストレス)状態が常態化している可能性があります。
(※人・車・犬の姿が見えなくなる、音が聞こえなくなる)
犬が窓の外に吠えるのをやめさせる方法は?

犬が外に吠えるのを止めるには、どのような取り組みが有効か、以下で提案していきます。
吠えている間は反応しない(リアクションをしない=誤学習の防止)

ある特定の行動に対して、何の反応(リアクション)も示さないというのは、その行動の弱化(持続・習慣化を防ぐ)を図る際に有効です。
前述のように
《窓の外に吠える》
という行動をする愛犬に対して
◉声をかける(なだめる)
◉そばに行く
◉一緒に外を見る
といった反応を示すことは、吠えることの強化につながる可能性があります。
裏を返せば
◎声をかけない
◎そばに行かない
◎外を見ない
といった無反応(ノーリアクション)・無視、を貫き通すことで、
《窓の外に吠える》
という行動の弱化につなげる効果が期待できます。
勘違い学習を防ぐ、とも言えます。
前述のように
《窓の外に吠える》
という行動をする愛犬に対して
◉声をかける(なだめる)
◉そばに行く
◉一緒に外を見る
といった反応を示すことは、吠えることの強化につながる可能性があります。
裏を返せば
◎声をかけない
◎そばに行かない
◎外を見ない
といった無反応(ノーリアクション)・無視、を貫き通すことで、
《窓の外に吠える》
という行動の弱化につなげる効果が期待できます。
勘違い学習を防ぐ、とも言えます。
吠えるのをやめた瞬間を褒める

前項の続きになりますが、
《窓の外に吠える》
という行動を取っている間は愛犬を徹底的に無視して放っておきます。
吠えるのを止めるまで無視を続けます。
吠えるのを自力で止めた時に初めて、
◎名前を呼んであげる
◎ゆっくりなでてリラックスさせてあげる
◎そば行っておやつをあげる
といった、愛犬にとってメリットがある反応を示してあげます。
こういった対応を積み重ねることで、
《吠えても早目に止める》
という学習につなげる効果が期待できます。
《窓の外に吠える》
という行動を取っている間は愛犬を徹底的に無視して放っておきます。
吠えるのを止めるまで無視を続けます。
吠えるのを自力で止めた時に初めて、
◎名前を呼んであげる
◎ゆっくりなでてリラックスさせてあげる
◎そば行っておやつをあげる
といった、愛犬にとってメリットがある反応を示してあげます。
こういった対応を積み重ねることで、
《吠えても早目に止める》
という学習につなげる効果が期待できます。
外の刺激を減らす環境づくり(視覚・音の遮断)

犬が外に吠えることを防ぐための環境づくりとして、物理的に外の刺激を感じにくくする、という事が考えられます。
◎薄手の板や段ボールで窓に目隠しをする
(視覚刺激を遮断)
◎ラジオ・テレビ・オーディオを常につけておく
(外の音に気付きにくくする)
といった方法で、外からの刺激を遮断したり、気づきにくくしたりすることで、窓の外に吠えることを防ぐ効果につながることがあります。
◎薄手の板や段ボールで窓に目隠しをする
(視覚刺激を遮断)
◎ラジオ・テレビ・オーディオを常につけておく
(外の音に気付きにくくする)
といった方法で、外からの刺激を遮断したり、気づきにくくしたりすることで、窓の外に吠えることを防ぐ効果につながることがあります。
運動量・遊びを増やしてストレスを減らしてあげる

前述のように、愛犬にストレス(エネルギー)が溜まっている状態だと、吠える時間が長くなったり、激しく暴れたりする傾向があります。
◎散歩の時間を長くする・回数を増やす
◎おもちゃ遊びで全身運動をさせてあげる
といった取り組みで、普段の運動習慣を見直してみることも、窓の外に吠えることの改善・軽減につながることが期待できます。
1日2日の取り組みで改善が実感できるものではありません。
習慣化することで時間をかけて改善を図る、長期的視野に立った取り組みです。
上記のような対症療法(吠えた時にどうするか)とは違って、予防療法という側面が強い取り組みだといえます。
◎散歩の時間を長くする・回数を増やす
◎おもちゃ遊びで全身運動をさせてあげる
といった取り組みで、普段の運動習慣を見直してみることも、窓の外に吠えることの改善・軽減につながることが期待できます。
1日2日の取り組みで改善が実感できるものではありません。
習慣化することで時間をかけて改善を図る、長期的視野に立った取り組みです。
上記のような対症療法(吠えた時にどうするか)とは違って、予防療法という側面が強い取り組みだといえます。
やってはいけないNG対応は?
以下のような対応は、愛犬が窓の外に吠えることをかえって増長・強化させてしまう恐れがあります。
一緒になって外を確認する
愛犬が窓の外に吠える時に、飼い主も一緒になってと外を確認することは、お勧めしません。
上述のような
◉吠えれば励ましてくれる
◉味方になってくれる
◉そばに来てくれる
という誤学習が、窓の外に吠えることを増長・強化させてしまうことがあるからです。
「何に吠えているんだろう?」
と、気になるかもしれませんが、吠える愛犬と一緒になって外を見て確認するのは、控えた方が無難です。
上述のような
◉吠えれば励ましてくれる
◉味方になってくれる
◉そばに来てくれる
という誤学習が、窓の外に吠えることを増長・強化させてしまうことがあるからです。
「何に吠えているんだろう?」
と、気になるかもしれませんが、吠える愛犬と一緒になって外を見て確認するのは、控えた方が無難です。
愛犬を抱っこをして窓から離す
窓の外に吠える愛犬を抱っこして窓から離す、という飼い主は多いかもしれません。
確かに、抱っこをして窓から離れれば、愛犬が吠えることをとりあえずは止めることができます。
という学習の構図が、
《吠える愛犬を抱っこする》
という飼い主の行動の強化につながっていると考えられます。
しかし愛犬の側からすると、
◉吠えれば抱っこしてもらえる
◉かまいに来てくれる
という誤学習を招き、吠えることの増長・強化につながる恐れがあります。
愛犬の正しい学習のためにも、抱っこすることを我慢する忍耐力が、飼い主には求められます。
確かに、抱っこをして窓から離れれば、愛犬が吠えることをとりあえずは止めることができます。
愛犬を抱っこして窓から離れる
↓
吠えるのが止まる
という学習の構図が、
《吠える愛犬を抱っこする》
という飼い主の行動の強化につながっていると考えられます。
しかし愛犬の側からすると、
◉吠えれば抱っこしてもらえる
◉かまいに来てくれる
という誤学習を招き、吠えることの増長・強化につながる恐れがあります。
愛犬の正しい学習のためにも、抱っこすることを我慢する忍耐力が、飼い主には求められます。
まとめ

犬が窓の外に吠える理由としては
◎急な刺激(緊張)への反射として吠える
◎飼い主の反応を引き出そうとして吠える
◎ストレスの発散として吠える
等、様々な理由が考えられます。
そういった吠えを改善する取り組みとしては
《対症療法的な取り組み》
☆吠える愛犬に反応(リアクション)しない
☆吠えるのを止めたことをほめる
《予防療法的な取り組み(習慣化)》
☆外の刺激に気づきにくい環境づくり
☆普段の運動・遊びを増やしてあげる
といったことが考えられます。
対症療法・予防療法、の両方に同時並行的に取り組むことで、改善効果を高めることが期待できます。
◎急な刺激(緊張)への反射として吠える
◎飼い主の反応を引き出そうとして吠える
◎ストレスの発散として吠える
等、様々な理由が考えられます。
そういった吠えを改善する取り組みとしては
《対症療法的な取り組み》
☆吠える愛犬に反応(リアクション)しない
☆吠えるのを止めたことをほめる
《予防療法的な取り組み(習慣化)》
☆外の刺激に気づきにくい環境づくり
☆普段の運動・遊びを増やしてあげる
といったことが考えられます。
対症療法・予防療法、の両方に同時並行的に取り組むことで、改善効果を高めることが期待できます。
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