子犬が狂ったよう暴れる、部屋中を走り回る、といった様子を目の当たりにして「うちの子はどこかおかしいの?」と心配する飼い主さんも多いようです。この記事では、子犬が急に豹変して狂ったように暴れる・走り回る理由と対処法について解説します。
子犬が急に暴れる・走り回る理由
子犬が急に暴れる(おもちゃを乱暴に振り回す、穴を掘るような素振り、人の足を追いかけて噛みつく、etc)、部屋の中を狂ったようにぐるぐる走り回る、といった行動をするのには、以下のような理由が考えられます。
余った体力を発散している

成長期にあり、身体的に健康な子犬は、体力を持て余しているのが普通です。
飼い主と一緒に遊んだり、お散歩に行ったりしていても、健康な子犬の体力を完全に消費させてあげるのは至難です。
消費しきれずに持て余した体力やエネルギーを発散しようとして、自発的・突発的に
◎暴れる
◎走り回る
といった行動(発散行動)をすると考えられます。
特にワクチンが済んでいなくて散歩に行けない時期は、体力があり余る傾向が強いので、突発的な発散行動が起こる頻度も高くなります。
飼い主と一緒に遊んだり、お散歩に行ったりしていても、健康な子犬の体力を完全に消費させてあげるのは至難です。
消費しきれずに持て余した体力やエネルギーを発散しようとして、自発的・突発的に
◎暴れる
◎走り回る
といった行動(発散行動)をすると考えられます。
特にワクチンが済んでいなくて散歩に行けない時期は、体力があり余る傾向が強いので、突発的な発散行動が起こる頻度も高くなります。
飼い主の反応(リアクション)が楽しい

◎飼い主の足を追いかける
◎ズボンの裾に噛みついて振り回そうとする
というように、飼い主に向けて発散行動をするケースも多くあります。
このような場合、
◇走って逃げる
◇声をあげる
◇手で払おうとする
といった、発散行動から逃れようとする・止めようとする飼い主の反応(リアクション)が子犬を楽しませてしまっている可能性があります。
結果として、発散行動の強化(楽しいからもっとやる)につながってしまいます。
◎ズボンの裾に噛みついて振り回そうとする
というように、飼い主に向けて発散行動をするケースも多くあります。
このような場合、
◇走って逃げる
◇声をあげる
◇手で払おうとする
といった、発散行動から逃れようとする・止めようとする飼い主の反応(リアクション)が子犬を楽しませてしまっている可能性があります。
結果として、発散行動の強化(楽しいからもっとやる)につながってしまいます。
眠る前の生理現象が原因かも?

子犬の発散行動が見られるのは、夜の寝る前の時間帯であることが多いです。
睡眠に入る前の生理現象が、発散行動を引き起こしている可能性もあります。
人の赤ちゃんが眠くなってぐずっている時に、手の平や足の裏を触ると、ぽかぽかと熱を持っていることがあります。
これは、睡眠に入る準備として、深体温(身体の内部の体温)を下げようとして手のひらや足の裏をはじめとした身体の末端部分の毛細血管を拡大させて熱を放出しているからです。
人と同じ恒温動物かつ哺乳類である子犬の身体にも、同じような生理現象が生じていると思われます。
深体温を下げるための末端部分(特に足の裏)からの熱の放出が、
◎足がムズムズする
◎足の裏が火照る
◎末端部分(耳・鼻先、等)がかゆい
といった違和感・不快感を生じさせている可能性があります。
違和感や不快感を解消しようとして発散行動をする、ということも考えられます。
夜の寝る前の時間帯に発散行動が見られることが多いのも、そのためかもしれません。
睡眠に入る前の生理現象が、発散行動を引き起こしている可能性もあります。
人の赤ちゃんが眠くなってぐずっている時に、手の平や足の裏を触ると、ぽかぽかと熱を持っていることがあります。
これは、睡眠に入る準備として、深体温(身体の内部の体温)を下げようとして手のひらや足の裏をはじめとした身体の末端部分の毛細血管を拡大させて熱を放出しているからです。
人と同じ恒温動物かつ哺乳類である子犬の身体にも、同じような生理現象が生じていると思われます。
深体温を下げるための末端部分(特に足の裏)からの熱の放出が、
◎足がムズムズする
◎足の裏が火照る
◎末端部分(耳・鼻先、等)がかゆい
といった違和感・不快感を生じさせている可能性があります。
違和感や不快感を解消しようとして発散行動をする、ということも考えられます。
夜の寝る前の時間帯に発散行動が見られることが多いのも、そのためかもしれません。
子犬が暴れる・走り回る時の正しい対処法は?

子犬が発散行動を始めた時には、好きなだけ暴れさせてあげる・走らせてあげる、ことをお勧めします。
好きなだけ発散させてあげることが、
◎ストレス解消
◎満足感
◎身体に生じる不快感や違和感の解消
といったことにつながります。
結果として、発散行動の後には、
☆落ち着く
☆熟睡(睡眠の質の向上)してくれる
といったことが期待できます。
その際には、以下のようなことに気をつけてあげると良いでしょう。
好きなだけ発散させてあげることが、
◎ストレス解消
◎満足感
◎身体に生じる不快感や違和感の解消
といったことにつながります。
結果として、発散行動の後には、
☆落ち着く
☆熟睡(睡眠の質の向上)してくれる
といったことが期待できます。
その際には、以下のようなことに気をつけてあげると良いでしょう。
噛んだり振り回したりしてもいい物を与える

◎物を噛む
◎咥えた物を振り回す
といった発散行動を示す傾向がある時には、噛んでもOKな物(主におもちゃ)を与えてあげましょう。
気が済むまで噛んだり振り回したりすることで、落ち着いてくれることが期待できます。
一種類だけでなく、複数のおもちゃを用意してあげると、途中で飽きずに満足するまで発散行動に没頭してくれることが期待できます。
◎引っ張りっこ
◎おもちゃを投げてあげる
というように、遊びの相手をしてあげる必要はありません。
相手をしてあげると、発散行動としての噛みつきの対象が飼い主になってしまうからです。
子犬の気が済むまで独り相撲を取らせてあげた方が、かえって満足感は得られると思います。
間接的に、不安や葛藤を自分自身で処理する能力(環境適応能力)を育むことにもつながります。
◎咥えた物を振り回す
といった発散行動を示す傾向がある時には、噛んでもOKな物(主におもちゃ)を与えてあげましょう。
気が済むまで噛んだり振り回したりすることで、落ち着いてくれることが期待できます。
一種類だけでなく、複数のおもちゃを用意してあげると、途中で飽きずに満足するまで発散行動に没頭してくれることが期待できます。
◎引っ張りっこ
◎おもちゃを投げてあげる
というように、遊びの相手をしてあげる必要はありません。
相手をしてあげると、発散行動としての噛みつきの対象が飼い主になってしまうからです。
子犬の気が済むまで独り相撲を取らせてあげた方が、かえって満足感は得られると思います。
間接的に、不安や葛藤を自分自身で処理する能力(環境適応能力)を育むことにもつながります。
走り回っても怪我をしない環境設定

走り回る傾向が強い子犬の場合は、安全に走り回れる環境を整えてあげると良いでしょう。
◎部屋を片づけておく
◎床に物を置かない
といったことを日ごろから気をつけておくと、子犬が突発的に発散行動を始めても、邪魔されることなく走り回ることが出来ます。
フローリングの床は
◉滑って転ぶ
◉足の関節を痛める
といった怪我のリスクが高いです。
滑り止めのマットを敷くといった対策をすると良いでしょう。
テーブルや椅子の足に緩衝材を巻くことも、ぶつかった際の怪我の防止につながります。
◎部屋を片づけておく
◎床に物を置かない
といったことを日ごろから気をつけておくと、子犬が突発的に発散行動を始めても、邪魔されることなく走り回ることが出来ます。
フローリングの床は
◉滑って転ぶ
◉足の関節を痛める
といった怪我のリスクが高いです。
滑り止めのマットを敷くといった対策をすると良いでしょう。
テーブルや椅子の足に緩衝材を巻くことも、ぶつかった際の怪我の防止につながります。
暴れる・走り回るを止めようとするのは逆効果?

発散行動を始めた子犬を無理に止めようとすることは、かえって逆効果になることが多いです。
走り回る子犬に対して
◎声をかける
◎抱き上げようとして手を伸ばす
◎追いかける
といったことをすると、
「遊んでもらっている」
「かまってもらっている」
「一緒に走ってくれている」
といった勘違い(誤学習)をさせてしまいかねません。
発散行動の強化につながり、ますますエキサイトすることになります。
走り回る子犬に対して
◎声をかける
◎抱き上げようとして手を伸ばす
◎追いかける
といったことをすると、
「遊んでもらっている」
「かまってもらっている」
「一緒に走ってくれている」
といった勘違い(誤学習)をさせてしまいかねません。
発散行動の強化につながり、ますますエキサイトすることになります。
子犬が暴れる・走り回る行動との向き合い方

時として戸惑いや恐怖さえ感じさせることもある、子犬が急に暴れる・走り回る行動に、飼い主はどのような向き合い方をしてあげれば良いでしょうか。
「暴れる・走り回るは健康の証」と考える
ここまで述べてきたように、成長期にある元気な子犬が突発的に暴れたり走り回ったりすることは、
【あり余りエネルギーを発散させる行動】
と考えることができます。
《睡眠準備のための体温放出》
という生理現象と結びついている可能性もあります。
それらを考慮すると、
「暴れたり走り回ったりするのは、子犬が健康な証」
と考えることができます。
【あり余りエネルギーを発散させる行動】
と考えることができます。
《睡眠準備のための体温放出》
という生理現象と結びついている可能性もあります。
それらを考慮すると、
「暴れたり走り回ったりするのは、子犬が健康な証」
と考えることができます。
「人と犬との違いを見せてくれている」と考える
とはいえ、暴れっぷりや走りっぷりがかなり激しい時もあるので、
「うちの子はどこかおかしいのでは?」
心配になるのも仕方がないともいえます。
特に
◎初めて子犬と暮らす
◎以前の愛犬は大人しかった
という飼い主さんの目には、異常な行動に映ってしまうかもしれません。
愛犬を家族に迎え入れた理由が
「かわいいから」
「おとなしそうだから」
というものであれば、予想外のギャップにショックを受けてしまうかもしれません。
しかし、犬というのは人とは異なる動物です。
犬と暮らすということは、人とは異なる性質・特徴・習性、を持つ個性と暮らすことです。
人の価値観・常識では当てはまらないような、奇異・想定外・非常識・理解不能に感じるような行動を目の当たりにすることがあるのも、当然だといえます。
「こんなはずじゃなかったのに」
と嘆きたくなることもあるかもしれませんが、
《人と犬の行動の違いを見せてくれている》
といった観点を持ち、余裕や好奇心を持って愛犬の行動と向き合ってあげることも、大切です。
「うちの子はどこかおかしいのでは?」
心配になるのも仕方がないともいえます。
特に
◎初めて子犬と暮らす
◎以前の愛犬は大人しかった
という飼い主さんの目には、異常な行動に映ってしまうかもしれません。
愛犬を家族に迎え入れた理由が
「かわいいから」
「おとなしそうだから」
というものであれば、予想外のギャップにショックを受けてしまうかもしれません。
しかし、犬というのは人とは異なる動物です。
犬と暮らすということは、人とは異なる性質・特徴・習性、を持つ個性と暮らすことです。
人の価値観・常識では当てはまらないような、奇異・想定外・非常識・理解不能に感じるような行動を目の当たりにすることがあるのも、当然だといえます。
「こんなはずじゃなかったのに」
と嘆きたくなることもあるかもしれませんが、
《人と犬の行動の違いを見せてくれている》
といった観点を持ち、余裕や好奇心を持って愛犬の行動と向き合ってあげることも、大切です。
子犬の暴れ方が激しい(異常な)時に注意すべきケース

以下のような場合は、単なる発散行動ではなく、脳や神経の異常の可能性があるので注意が必要です。
動物病院に相談することをお勧めします。
動物病院に相談することをお勧めします。
身体が震える・痙攣している・足取りがふらふらする
元気に走り回ったり暴れたりしている時に、子犬の足取りがしっかりとしている分には問題はありません。
しかし、
◉四肢が小刻みに震えている
◉全身が痙攣している
◉足取りがふらふらしている
◉すぐに転んでしまう
といった行動が見られ場合は注意が必要です。
脳や神経の異常が原因で発作が引き起こされている可能性が考えられます。
しかし、
◉四肢が小刻みに震えている
◉全身が痙攣している
◉足取りがふらふらしている
◉すぐに転んでしまう
といった行動が見られ場合は注意が必要です。
脳や神経の異常が原因で発作が引き起こされている可能性が考えられます。
よだれを流す・目を見開く・瞳孔が開いている
脳や神経に異常がある場合、上記のような身体の震え・痙攣といったものの他に
◉よだれを大量に流す
◉運動していないのに息づかいが荒い
◉目を大きく見開く
◉瞳孔(瞳の黒目の部分)が開いている
といった発作症状を併発することがあります。
このような症状が見られる場合、特に繰り返し見られる場合は、動物病院に相談しましょう。
◉よだれを大量に流す
◉運動していないのに息づかいが荒い
◉目を大きく見開く
◉瞳孔(瞳の黒目の部分)が開いている
といった発作症状を併発することがあります。
このような症状が見られる場合、特に繰り返し見られる場合は、動物病院に相談しましょう。
発作症状を起こしている様子を動画撮影しておこう

上記のような発作症状・異常症状を起こした時、その様子をスマホで動画を撮影しておくことをお勧めします。
実際に異常な様子を見せている子犬を前にすると、飼い主も慌ててパニックに陥ってしまうかもしれません。
動画撮影どころではないかもしれません。
しかし、
《スマホ(カメラ)越しに見る》
ことで、一歩引いた冷静な視点で愛犬の状態を把握することができるかもしれません。
動物病院で相談する際にも、口で症状を説明するより動画を見せた方が、獣医師に対して正確で客観的な情報提供が可能になります。
結果として、適切な診断・治療につながります。
実際に異常な様子を見せている子犬を前にすると、飼い主も慌ててパニックに陥ってしまうかもしれません。
動画撮影どころではないかもしれません。
しかし、
《スマホ(カメラ)越しに見る》
ことで、一歩引いた冷静な視点で愛犬の状態を把握することができるかもしれません。
動物病院で相談する際にも、口で症状を説明するより動画を見せた方が、獣医師に対して正確で客観的な情報提供が可能になります。
結果として、適切な診断・治療につながります。
まとめ

成長期の元気な子犬が突然スイッチが入ったように走り回ったり、狂ったように暴れるのは、ごく自然にみられるエネルギー発散行動です。
「おかしいのでは?」
「このままだと狂暴になってしまうのでは?」
と不安に感じてしまうかもしれませんが、一歳になる頃には、発散行動をすることも減っていきます。
愛犬の成長過程だからこそ見ることができるものですから、
《子犬の時期限定の行動として楽しく観察する》
位のスタンスで見守ってあげて欲しいと思います。
ただし、前述のような発作症状が疑われる場合は、動物病院に相談することをお勧めします。
「おかしいのでは?」
「このままだと狂暴になってしまうのでは?」
と不安に感じてしまうかもしれませんが、一歳になる頃には、発散行動をすることも減っていきます。
愛犬の成長過程だからこそ見ることができるものですから、
《子犬の時期限定の行動として楽しく観察する》
位のスタンスで見守ってあげて欲しいと思います。
ただし、前述のような発作症状が疑われる場合は、動物病院に相談することをお勧めします。
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
という些細なことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
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「こんなこと聞いても良いの?」
という些細なことでも構いません。
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