愛犬のしつけには、「無視をした方が良い」「相手にしない方が良い」ということもあったりします。
とはいえ、愛犬のことを無視するって意外と難しかったりします。
そこでこの記事では、実例や注意してほしいことも交えながら
【しつけで無視する時のコツ】
についてお話してみたいと思います。
無視することが効果的なしつけになることもある
●要求吠え
●とびつき
●甘噛み
といった問題でお困りの飼い主さんも多いかと思います。
こういった問題のしつけの方法としてよく言われるのが
「そんな時は、やらなくなるまで無視しましょう」
というものです。
◉ゲージから出たくて吠えても出さない
◉とびついてきても相手にしない
◉甘噛みしてきても遊ばない
という対応をすることで、
◉吠える
◉とびつく
◉噛む
といったことをしても、
「効果が無い(しても意味がない)」
ということを愛犬が学んでくれることを目的とした、対応方法です。
しかし、
『無視する』
というのは、実際にやってみるとかなり難しいことだったりします。
●とびつき
●甘噛み
といった問題でお困りの飼い主さんも多いかと思います。
こういった問題のしつけの方法としてよく言われるのが
「そんな時は、やらなくなるまで無視しましょう」
というものです。
◉ゲージから出たくて吠えても出さない
◉とびついてきても相手にしない
◉甘噛みしてきても遊ばない
という対応をすることで、
◉吠える
◉とびつく
◉噛む
といったことをしても、
「効果が無い(しても意味がない)」
ということを愛犬が学んでくれることを目的とした、対応方法です。
しかし、
『無視する』
というのは、実際にやってみるとかなり難しいことだったりします。
代表例:『ゲージから出たくて吠える』の無視
あえて無視しなきゃならない場面としてよくあるのが
『ハウスから出たくて吠える』
というものです。
いわゆる、
『要求吠え』
というものです。
留守番やいたずら防止に役立てるためにも、
ゲージやサークルの中で休むことは身につけて欲しいしつけの一つです。
●クレートトレーニング
●ハウストレーニング
などと言ったりもします。
しかし、
◉ゲージやサークルに慣れていない
◉一人でいることが苦手
といった子は、
「出してー!」
と吠えて訴えてくることが多いです。
◉うるさいから…
◉かわいそうだから…
といって出してあげると、
『吠えれば出してもらえる(要求が通る)』
ということを愛犬が学んでしまいます。
【吠えても出してもらえない(要求は通らない)】
ということを学んでもらうことが、
◉ハウスで休む習慣をつける
◉要求吠えをしないようにする
というしつけになります。
そのためにも、
【愛犬があきらめて吠えるのを止めてくれるまで無視を決め込む】
ということが必要になってくるのです。
『ハウスから出たくて吠える』
というものです。
いわゆる、
『要求吠え』
というものです。
留守番やいたずら防止に役立てるためにも、
ゲージやサークルの中で休むことは身につけて欲しいしつけの一つです。
●クレートトレーニング
●ハウストレーニング
などと言ったりもします。
しかし、
◉ゲージやサークルに慣れていない
◉一人でいることが苦手
といった子は、
「出してー!」
と吠えて訴えてくることが多いです。
◉うるさいから…
◉かわいそうだから…
といって出してあげると、
『吠えれば出してもらえる(要求が通る)』
ということを愛犬が学んでしまいます。
【吠えても出してもらえない(要求は通らない)】
ということを学んでもらうことが、
◉ハウスで休む習慣をつける
◉要求吠えをしないようにする
というしつけになります。
そのためにも、
【愛犬があきらめて吠えるのを止めてくれるまで無視を決め込む】
ということが必要になってくるのです。
愛犬のことが可愛いほど、無視することは難しい
しかし、愛犬が必死に吠えて訴えかけてくるのを無視するのは簡単ではないと思います。
かわいそうに感じてしまう人もいるでしょう。
心がかきむしられるような思いにかられてしまうかもしれません。
耳をふさぎたくなってしまうかもしれません。
このような心の葛藤は、社会性の動物としての人が持つ
『親しい者からの要求には応えてあげたい』
という欲求から来るのだと思います。
●相手のことが好き
●親しみを感じる
という思いが強いほど、
「無視するのはかわいそう」
「要求に応えてあげたい」
という感情も強くなります。
愛犬のことが可愛いほど、無視することは難しくなります。
「しつけのためだから無視しなきゃ」
「見ないようにしなきゃ」
と意識すればするほど、愛犬のことが気になってしまうものです。
気になればなるほど、
●声をかけてあげたい
●撫でてあげたい
●出してあげたい
という気持ちも強くなります。
そんな感情と、
「無視しなきゃいけない」
という気持ちが飼い主さんの中でぶつかりあうことになります。
かわいそうに感じてしまう人もいるでしょう。
心がかきむしられるような思いにかられてしまうかもしれません。
耳をふさぎたくなってしまうかもしれません。
このような心の葛藤は、社会性の動物としての人が持つ
『親しい者からの要求には応えてあげたい』
という欲求から来るのだと思います。
●相手のことが好き
●親しみを感じる
という思いが強いほど、
「無視するのはかわいそう」
「要求に応えてあげたい」
という感情も強くなります。
愛犬のことが可愛いほど、無視することは難しくなります。
「しつけのためだから無視しなきゃ」
「見ないようにしなきゃ」
と意識すればするほど、愛犬のことが気になってしまうものです。
気になればなるほど、
●声をかけてあげたい
●撫でてあげたい
●出してあげたい
という気持ちも強くなります。
そんな感情と、
「無視しなきゃいけない」
という気持ちが飼い主さんの中でぶつかりあうことになります。
「無視するのはかわいそう…」そんな思いを乗り切れるか
無視することを難しくする要因として、
「かわいそう」
という感情に飼い主さんが耐えられない、というのが大きいと思います。
前述のとおり、愛犬のことが可愛ければ、
「かわいそう」
という感情が生じるのは当然のことだと思います。
しかしその感情に負けて
◉そばに行って声をかける
◉ハウスから出してあげる
ということをしてしまうと、いつまでたっても愛犬は吠えることを止めてくれません。
「かわいそう」
を飼い主さん自身が乗り越ることができるか。
愛犬が吠えるのを止めるまで無視をし続けることができるか。
それが、しつけが成功するかどうかのポイントになる場面が少なくありません。
しかし、
『愛犬が吠えているのを聞きながらじっと耐える』
というのは、飼い主さんにかかるストレスも大きくなってしまいます。
そんな飼い主さんのストレスを軽くする方法はないでしょうか?
「かわいそう」
という感情に飼い主さんが耐えられない、というのが大きいと思います。
前述のとおり、愛犬のことが可愛ければ、
「かわいそう」
という感情が生じるのは当然のことだと思います。
しかしその感情に負けて
◉そばに行って声をかける
◉ハウスから出してあげる
ということをしてしまうと、いつまでたっても愛犬は吠えることを止めてくれません。
「かわいそう」
を飼い主さん自身が乗り越ることができるか。
愛犬が吠えるのを止めるまで無視をし続けることができるか。
それが、しつけが成功するかどうかのポイントになる場面が少なくありません。
しかし、
『愛犬が吠えているのを聞きながらじっと耐える』
というのは、飼い主さんにかかるストレスも大きくなってしまいます。
そんな飼い主さんのストレスを軽くする方法はないでしょうか?
別のことに集中して愛犬から意識を逸らせば、飼い主さんのストレスも減る
そんな葛藤から抜け出すには、
「愛犬とは関係ないことに意識を向ける」
ということが有効だと思います。
別のことに集中することで、愛犬のことを意識しにくくなります。
結果的に愛犬のことを無視やすくなります。
人によってそれぞれでしょうが、
◉スマホをいじる
◉楽器の練習をする
◉筋トレ
◉イヤホンで音楽を聴く
といった、周りのことを忘れて没頭できることに集中してしまうことです。
集中している間は愛犬の吠え声もそれほど気にならなるでしょう。
手を休めてふと愛犬の方を見る
↓
いつの間にかあきらめてふて寝していた
みたいになっているのが理想です。
飼い主さんも、
「かわいそう…」
といった感情に悩まされるストレスが少なくて済むでしょう。
「愛犬とは関係ないことに意識を向ける」
ということが有効だと思います。
別のことに集中することで、愛犬のことを意識しにくくなります。
結果的に愛犬のことを無視やすくなります。
人によってそれぞれでしょうが、
◉スマホをいじる
◉楽器の練習をする
◉筋トレ
◉イヤホンで音楽を聴く
といった、周りのことを忘れて没頭できることに集中してしまうことです。
集中している間は愛犬の吠え声もそれほど気にならなるでしょう。
手を休めてふと愛犬の方を見る
↓
いつの間にかあきらめてふて寝していた
みたいになっているのが理想です。
飼い主さんも、
「かわいそう…」
といった感情に悩まされるストレスが少なくて済むでしょう。
まとめ
今回お話ししたのは、
『どのように愛犬に教えるか』
というよりも
『しつけに取り組む飼い主さん自身のストレスをいかに減らすか』
という内容です。
【しつけのためには無視することが必要なこともある】
と理屈では分かっていても、そこにストレスを感じてしまうと実行するのは難しいものです。
愛犬だけでなく、飼い主さん自身がいかにストレスを感じないようにするか。
そんな工夫をするのも、しつけに成功するポイントだと思います。
『どのように愛犬に教えるか』
というよりも
『しつけに取り組む飼い主さん自身のストレスをいかに減らすか』
という内容です。
【しつけのためには無視することが必要なこともある】
と理屈では分かっていても、そこにストレスを感じてしまうと実行するのは難しいものです。
愛犬だけでなく、飼い主さん自身がいかにストレスを感じないようにするか。
そんな工夫をするのも、しつけに成功するポイントだと思います。
参考記事☞無視するのもコミュニケーション?(一般社団法人国際心理支援協会)
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「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
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