愛犬は飼い主に嫌がらせをするでしょうか、というお話。
その失敗、本当に嫌がらせ?
飼い主さんとお話をしていて
「トイレシートでできるはずなのに、嫌がらせで他の場所でする」
という話を耳にすることがあります。
よく聞く場面としては
●お留守番をした
●お散歩に行けなかった
●来客があった
●忙しくて長い時間かまわなかった
というものが多いようです。
愛犬が
●寂しい
●つまらない
●やきもち
というストレスを感じたときにそのはけ口として、
飼い主を困らせるためにわざとトイレを失敗する、
と感じることがあるようです。
トイレの失敗だけでなく、
●家具の破壊
●盗み食い
とった、普段はしないような問題行動を愛犬がした時に、嫌がらせと感じることがあるようです。
果たしてそれは本当に嫌がらせ(飼い主さんが困らせることを目的とした行動)でしょうか?
「トイレシートでできるはずなのに、嫌がらせで他の場所でする」
という話を耳にすることがあります。
よく聞く場面としては
●お留守番をした
●お散歩に行けなかった
●来客があった
●忙しくて長い時間かまわなかった
というものが多いようです。
愛犬が
●寂しい
●つまらない
●やきもち
というストレスを感じたときにそのはけ口として、
飼い主を困らせるためにわざとトイレを失敗する、
と感じることがあるようです。
トイレの失敗だけでなく、
●家具の破壊
●盗み食い
とった、普段はしないような問題行動を愛犬がした時に、嫌がらせと感じることがあるようです。
果たしてそれは本当に嫌がらせ(飼い主さんが困らせることを目的とした行動)でしょうか?
その時、あなたはどうしてる?
愛犬がトイレの失敗(粗相)をした後、
特に目の前で粗相をした直後に、
飼い主さんはどのような行動をするでしょうか。
●慌てて駆け寄って止めようとする
●「何してるの⁈」と声をかける
●急いで掃除をする
等々の行動をすることが多いのではないでしょうか。
「粗相をした」ことでショックもあるでしょう。
早く拭き取らないとシミになっちゃうということもあるでしょう。
粗相をしたのが大事なカーペットやソファーの上だったりすると、
上記のような行動はより強く(慌ただしい感じで)出る可能性が高くなると思います。
特に目の前で粗相をした直後に、
飼い主さんはどのような行動をするでしょうか。
●慌てて駆け寄って止めようとする
●「何してるの⁈」と声をかける
●急いで掃除をする
等々の行動をすることが多いのではないでしょうか。
「粗相をした」ことでショックもあるでしょう。
早く拭き取らないとシミになっちゃうということもあるでしょう。
粗相をしたのが大事なカーペットやソファーの上だったりすると、
上記のような行動はより強く(慌ただしい感じで)出る可能性が高くなると思います。
粗相=『嬉しい・楽しい』になってるかも?
そんな飼い主さんの行動を、愛犬はどう感じるでしょうか。
飼い主さんが慌ただしく駆け寄ることで、
『離れた場所にいたのに近くに来てくれた』
と感じるかもしれません。
「何してるの⁈」と声をかけることで
『話しかけてくれた』
と感じるかもしれません。
床の掃除をしゃがんですることで、
『飼い主さんの顔がすぐそばにあって嬉しい』
と感じるかもしれません。
飼い主さんが慌てて取った行動が、愛犬にとっては楽しい(嬉しい)ことになっているかもしれません。
飼い主さんが慌ただしく駆け寄ることで、
『離れた場所にいたのに近くに来てくれた』
と感じるかもしれません。
「何してるの⁈」と声をかけることで
『話しかけてくれた』
と感じるかもしれません。
床の掃除をしゃがんですることで、
『飼い主さんの顔がすぐそばにあって嬉しい』
と感じるかもしれません。
飼い主さんが慌てて取った行動が、愛犬にとっては楽しい(嬉しい)ことになっているかもしれません。
『困らせるため』ではなく『嬉しいから』
嬉しい・楽しいは、同じ行動を繰り返す大きな理由になります。
『お座りをしたらオヤツがもらえる・誉めてもらえる』
を繰り返すと、お座りを率先してやるようになるのと同じです。
愛犬目線から考えてみると、たまたまカーペットの上で粗相をしてしまった時に
●飼い主さんが駆け寄ってきてくれる
●飼い主さんが声をかけてくれる
●飼い主さんが顔を近づけてくれる
という嬉しいことがあると、同じことを繰り返すことにつながるかもしれません。
来客や忙しかったりでかまってあげられない時に粗相が多いというのは、
『寂しい思いをしている時ほど嬉しさが強く感じる』
と考えることもできると思います。
愛犬の粗相をする理由は
『飼い主さんを困らせるため(嫌がらせ)』
ではなくて
『愛犬自身が嬉しいから』
という可能性は高いです。
『お座りをしたらオヤツがもらえる・誉めてもらえる』
を繰り返すと、お座りを率先してやるようになるのと同じです。
愛犬目線から考えてみると、たまたまカーペットの上で粗相をしてしまった時に
●飼い主さんが駆け寄ってきてくれる
●飼い主さんが声をかけてくれる
●飼い主さんが顔を近づけてくれる
という嬉しいことがあると、同じことを繰り返すことにつながるかもしれません。
来客や忙しかったりでかまってあげられない時に粗相が多いというのは、
『寂しい思いをしている時ほど嬉しさが強く感じる』
と考えることもできると思います。
愛犬の粗相をする理由は
『飼い主さんを困らせるため(嫌がらせ)』
ではなくて
『愛犬自身が嬉しいから』
という可能性は高いです。
では粗相を改善する(減らす)ためにはどうすれば良いのでしょうか?
一つ考えられるのが
『粗相をしてもしばらくそのままにしておく』
というものです。
粗相をしても
●飼い主さんは来てくれない
●声をかけてくれない
●顔を近づけてくれない
と愛犬が学習してくれることが期待できます。
とはいえ、大事なカーペットやソファーであれば大急ぎで掃除したくなるでしょう。
その辺りは、飼い主さんにとっておおいに悩ましい問題だと思います。
一つ考えられるのが
『粗相をしてもしばらくそのままにしておく』
というものです。
粗相をしても
●飼い主さんは来てくれない
●声をかけてくれない
●顔を近づけてくれない
と愛犬が学習してくれることが期待できます。
とはいえ、大事なカーペットやソファーであれば大急ぎで掃除したくなるでしょう。
その辺りは、飼い主さんにとっておおいに悩ましい問題だと思います。