愛犬のしつけをドッグトレーナーにお願いしたけど、
「しつけ教室の場では良い子なのに、家では全然…」
「トレーナーさんの言うことはよく聞くのに、自分の言うことは聞いてくれない」
という飼い主さんの嘆きを耳にすることが良くあります。
実際に、そういうことは良くあるのですが、その理由は何なのでしょうか?
この記事では、ドッグトレーナーと飼い主さんとの間には、犬との関わり方にどのような違いがあるのかについて、お話ししたいと思います。
テクニックの差?特別なオーラが出ている?
プロのドッグトレーナーと飼い主さんはどこが違うのか?
トレーナーの言うことをよく聞く理由は何なのか?
そんなことについて語る時、
●トレーナーの方が犬と信頼関係が築けている
●リーダーとしてのオーラが出ている
●態度にメリハリがある
という漠然とした(具体的な行動ではない)ものを理由にしたり、
●リードの使い方が上手
●やってはいけないことをした時にビシッと叱れる
と、テクニックや厳しさといった面を強調する傾向があるように思います。
しかしながら、多くのトレーナーさんや飼い主さんと接してきた経験から言わせてもらうと、プロのドッグトレーナーと飼い主さんとの差は、
『褒める時(場面)』
に最も顕著に出る、というのが僕の考えです。
トレーナーの言うことをよく聞く理由は何なのか?
そんなことについて語る時、
●トレーナーの方が犬と信頼関係が築けている
●リーダーとしてのオーラが出ている
●態度にメリハリがある
という漠然とした(具体的な行動ではない)ものを理由にしたり、
●リードの使い方が上手
●やってはいけないことをした時にビシッと叱れる
と、テクニックや厳しさといった面を強調する傾向があるように思います。
しかしながら、多くのトレーナーさんや飼い主さんと接してきた経験から言わせてもらうと、プロのドッグトレーナーと飼い主さんとの差は、
『褒める時(場面)』
に最も顕著に出る、というのが僕の考えです。
『何かをした時』は誰でも気が付く
例えば、
「お散歩中に他の犬を見ると吠えてしまう」
という子のトレーニングの場合。
他犬を見た愛犬が
「吠えていない➡吠える」
という、非常に分かりやすい行動の変化を示した時は
「やって欲しくない行動をしている」
と誰もが気づくので、
「何とかして止めなきゃ」
となります。
●お座り
●お手
●伏せ
といったことを教えてあげる時も
「お座りをしてくれた」
ということに、誰もが気づくので、褒めてあげたりご褒美をあげたりすることができます。
「やって欲しいこと」
なのか、
「やって欲しくないこと」
なのか、は別として、
「愛犬が何かをした時」
というのは、プロのドッグトレーナーであっても一般の飼い主さんであっても、簡単に気づくことができます。
(どう対応するのか、は違うかもしれませんが)
「お散歩中に他の犬を見ると吠えてしまう」
という子のトレーニングの場合。
他犬を見た愛犬が
「吠えていない➡吠える」
という、非常に分かりやすい行動の変化を示した時は
「やって欲しくない行動をしている」
と誰もが気づくので、
「何とかして止めなきゃ」
となります。
●お座り
●お手
●伏せ
といったことを教えてあげる時も
「お座りをしてくれた」
ということに、誰もが気づくので、褒めてあげたりご褒美をあげたりすることができます。
「やって欲しいこと」
なのか、
「やって欲しくないこと」
なのか、は別として、
「愛犬が何かをした時」
というのは、プロのドッグトレーナーであっても一般の飼い主さんであっても、簡単に気づくことができます。
(どう対応するのか、は違うかもしれませんが)
『やっていない』に気づいてあげよう
一方で、愛犬が他犬を見ても吠えなかった場合は
「吠えていない➡吠えていない」
と、行動としての変化がありません。
「やって欲しくない行動をやっていない」
という、本来であれば
●褒めてあげる
●ご褒美のおやつをあげる
をしてあげたい重要な場面なのですが、気付かずにスルーしてしまう場合が多々あります。
困った行動(この場合では「他犬を見たら吠える」)をやめて欲しい、
ということに取り組む際に、この
「褒めたい場面のスルー」
という現象が起きやすいようです
「困った行動をしないこと」
を教えてをあげる場合は、愛犬のことを注意深く観察して、
「今、犬を見ても吠えなかった!」
ということに気づいてあげることが必要になります。
気付かなければ、褒めてあげることもご褒美をあげることもできないからです。
しかし
「吠えていない➡吠えていない」
と見た目の変化が無いので、気づいてあげるためには、状況に応じて愛犬の様子を細かく観察できる能力が必要になります。
この、
「褒めてあげたい場面に気づいてあげられるスキル」
が、プロのドッグトレーナーと飼い主さんの違いの一つだと思います。
「吠えていない➡吠えていない」
と、行動としての変化がありません。
「やって欲しくない行動をやっていない」
という、本来であれば
●褒めてあげる
●ご褒美のおやつをあげる
をしてあげたい重要な場面なのですが、気付かずにスルーしてしまう場合が多々あります。
困った行動(この場合では「他犬を見たら吠える」)をやめて欲しい、
ということに取り組む際に、この
「褒めたい場面のスルー」
という現象が起きやすいようです
「困った行動をしないこと」
を教えてをあげる場合は、愛犬のことを注意深く観察して、
「今、犬を見ても吠えなかった!」
ということに気づいてあげることが必要になります。
気付かなければ、褒めてあげることもご褒美をあげることもできないからです。
しかし
「吠えていない➡吠えていない」
と見た目の変化が無いので、気づいてあげるためには、状況に応じて愛犬の様子を細かく観察できる能力が必要になります。
この、
「褒めてあげたい場面に気づいてあげられるスキル」
が、プロのドッグトレーナーと飼い主さんの違いの一つだと思います。
まとめ
プロのドッグトレーナーといってもその根底にある思いは、
●犬ことが好き
●犬と仲良くなりたい
●犬と楽しく過ごしたい
●犬が何を感じているのか知りたい
という、一般の飼い主さんの誰もが持っているものと同じだったりします。
当然ですが、
●魔法が使える
●テレパシーで犬と話せる
みたいな特殊能力があるわけではありません。
「なんでうちの子は、飼い主の言うことは聞かないのにトレーナーさんの言うことは聞くの?」
と感じることがあったら、
「やっぱりプロにはかなわない」
とあきらめる前に、
「トレーナーさんはどんな時にうちの子を褒めてくれているかな?」
というところに注意してみるとよいと思います。
※参考記事
↓
●犬ことが好き
●犬と仲良くなりたい
●犬と楽しく過ごしたい
●犬が何を感じているのか知りたい
という、一般の飼い主さんの誰もが持っているものと同じだったりします。
当然ですが、
●魔法が使える
●テレパシーで犬と話せる
みたいな特殊能力があるわけではありません。
「なんでうちの子は、飼い主の言うことは聞かないのにトレーナーさんの言うことは聞くの?」
と感じることがあったら、
「やっぱりプロにはかなわない」
とあきらめる前に、
「トレーナーさんはどんな時にうちの子を褒めてくれているかな?」
というところに注意してみるとよいと思います。
※参考記事
↓
☞「褒めるときは高い声の方が良い」は本当?愛犬を褒める時に心がけたいことや、伝わりやすい褒め方について
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「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
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