夏のお散歩は、飼い主さんも愛犬も暑くて大変。
特に小型犬は暑さの影響を受けやすいので、注意してあげなくてはいけません。
ところが、小っちゃい子ほど「暑がってるサイン」に気が付きにくかったりするのです。
この記事では暑い季節の小型犬のお散歩で気を付けたいことについて、お話します。
実は怖い地面からの熱
ご存じかと思いますが、犬は人に比べて暑さに弱いです。
なぜ人より暑さに弱いのか?
理由の一つに体の構造の違いがあります。
人は二本足で歩く直立歩行をしています。地面から頭が離れているので、太陽の熱が地面からはね返る【照り返し】の影響をあまり受けません
犬は四つ足歩行で頭が地面に近いので、照り返しの影響を強く受けます(人の小さい子どもも背が低くて頭が地面に近いので影響を強く受けます)。
日光が当たるアスファルトの場合、人の頭の高さと地表で温度を比べると、アスファルトの方が20度以上も高い、というデータもあります。
さすがにカンカン照りの日中にお散歩に行く飼い主さんはいないでしょう。
多くの飼い主さんは、
◉日が昇る前の早朝
◉日が沈んだ夕方以降
に行くはずです。
しかし、日が沈めばもう安心、というわけではありません。
日光が当たらなくなっても、地面にはしばらく熱が残っています。その熱を少しずつ空中に放出することで冷めていくわけです。
この【残った熱の放出】の影響も、地面に近いほど影響を受けます。
「夕方になって風が気持ち良いな~」
と飼い主が感じている時でも、愛犬は
「暑くてたまらん!」
「なんか、地面がモワっと熱い!」
と感じているかもしれません。
なぜ人より暑さに弱いのか?
理由の一つに体の構造の違いがあります。
人は二本足で歩く直立歩行をしています。地面から頭が離れているので、太陽の熱が地面からはね返る【照り返し】の影響をあまり受けません
犬は四つ足歩行で頭が地面に近いので、照り返しの影響を強く受けます(人の小さい子どもも背が低くて頭が地面に近いので影響を強く受けます)。
日光が当たるアスファルトの場合、人の頭の高さと地表で温度を比べると、アスファルトの方が20度以上も高い、というデータもあります。
さすがにカンカン照りの日中にお散歩に行く飼い主さんはいないでしょう。
多くの飼い主さんは、
◉日が昇る前の早朝
◉日が沈んだ夕方以降
に行くはずです。
しかし、日が沈めばもう安心、というわけではありません。
日光が当たらなくなっても、地面にはしばらく熱が残っています。その熱を少しずつ空中に放出することで冷めていくわけです。
この【残った熱の放出】の影響も、地面に近いほど影響を受けます。
「夕方になって風が気持ち良いな~」
と飼い主が感じている時でも、愛犬は
「暑くてたまらん!」
「なんか、地面がモワっと熱い!」
と感じているかもしれません。
体が小さいほど地面の熱にやられる
当然のことですが、小型犬は大型犬よりも背が低いので、地面にさらに近くなります。
◉トイプードル
◉チワワ
◉パグ
◉ミニチュアダックスフンド
といった小さい子は、
◉ゴールデンレトリバー
◉ラブラドールレトリバー
◉ジャーマンシェパード
といった大きい子よりも、地面からの熱に対して不利な条件にあるのです。
犬は人と違って、汗を出して体温を下げことができません。
代わりに、
◉呼吸を早くする(ゼェゼェ息をする)
◉唾液を分泌する(よだれをポタポタ出す)
といったことで体温が上がるのを防ごうとします。
それらを理解したうえで、お散歩のときは、愛犬が暑がっていないか気を付けてあげないといけません。
具体的には、
◉ゼェゼェ息をしている
◉よだれをポタポタ流している
といった
『暑がりサイン』
を出していないか、愛犬の表情を観察してあげる必要があります。
◉トイプードル
◉チワワ
◉パグ
◉ミニチュアダックスフンド
といった小さい子は、
◉ゴールデンレトリバー
◉ラブラドールレトリバー
◉ジャーマンシェパード
といった大きい子よりも、地面からの熱に対して不利な条件にあるのです。
犬は人と違って、汗を出して体温を下げことができません。
代わりに、
◉呼吸を早くする(ゼェゼェ息をする)
◉唾液を分泌する(よだれをポタポタ出す)
といったことで体温が上がるのを防ごうとします。
それらを理解したうえで、お散歩のときは、愛犬が暑がっていないか気を付けてあげないといけません。
具体的には、
◉ゼェゼェ息をしている
◉よだれをポタポタ流している
といった
『暑がりサイン』
を出していないか、愛犬の表情を観察してあげる必要があります。
小型犬の顔は意外と遠い
お散歩で歩いている時は、飼い主さんからは愛犬を見下ろす形になります。
大型犬だとお互いの顔が近いので、
◉表情が見やすい
◉呼吸の音が自然に耳に入る
と、暑がりサインに気が付きやすかったりします。
ところが小型犬の場合、飼い主さんの目線からは、頭頂部や鼻の上部しか見えず、表情は見えにくくなります。
表情を見ようとしたら、
◉名前を呼ぶなどをして愛犬に見上げてもらう
◉がかがんでのぞき込む
ということが必要になります。
また、愛犬の顔と自分の顔が離れているので、呼吸が乱れていても聞こえにくかったりします。
◉パグ
◉フレンチブルドッグ
といったいわゆる【鼻ぺちゃ系】の犬種はブヒブヒいうので(呼吸音が大きいので)、比較的耳に入りやすいですが、
◉トイプードル
◉ミニチュアダックスフンド
といった犬種は呼吸音が大きくないので、息が乱れていても気が付きにくかったりします。
「元気に歩いているから暑がっていない」
と飼い主さんが思っていても、実は愛犬は『暑がりサイン』を出している、ということも意外と多いです。
順調に歩いていても、時々立ち止まって表情をのぞき込んであげる、という配慮が小型犬の場合は特に必要です。
大型犬だとお互いの顔が近いので、
◉表情が見やすい
◉呼吸の音が自然に耳に入る
と、暑がりサインに気が付きやすかったりします。
ところが小型犬の場合、飼い主さんの目線からは、頭頂部や鼻の上部しか見えず、表情は見えにくくなります。
表情を見ようとしたら、
◉名前を呼ぶなどをして愛犬に見上げてもらう
◉がかがんでのぞき込む
ということが必要になります。
また、愛犬の顔と自分の顔が離れているので、呼吸が乱れていても聞こえにくかったりします。
◉パグ
◉フレンチブルドッグ
といったいわゆる【鼻ぺちゃ系】の犬種はブヒブヒいうので(呼吸音が大きいので)、比較的耳に入りやすいですが、
◉トイプードル
◉ミニチュアダックスフンド
といった犬種は呼吸音が大きくないので、息が乱れていても気が付きにくかったりします。
「元気に歩いているから暑がっていない」
と飼い主さんが思っていても、実は愛犬は『暑がりサイン』を出している、ということも意外と多いです。
順調に歩いていても、時々立ち止まって表情をのぞき込んであげる、という配慮が小型犬の場合は特に必要です。
まとめ
【犬にとって暑さは大敵】
このことは、ほとんどの飼い主さんがわかっていると思います。
犬種や大きさの違いで暑さの感じ方に差があるということも、理解が広まっているでしょう。
それらの一般的な知識に加えて、特に小型犬の飼い主さんは
【油断してると暑がりサインに気が付かない】
という認識も持って、厳しい夏を愛犬と無事に乗り切ってください。
このことは、ほとんどの飼い主さんがわかっていると思います。
犬種や大きさの違いで暑さの感じ方に差があるということも、理解が広まっているでしょう。
それらの一般的な知識に加えて、特に小型犬の飼い主さんは
【油断してると暑がりサインに気が付かない】
という認識も持って、厳しい夏を愛犬と無事に乗り切ってください。