広々とした河川敷や公園といった場所に行くと、多くの飼い主さんが、愛犬を自由に走らせてあげたいと思うことでしょう。しかし、フェンスで囲まれたドッグランを除いて、公共の場で犬を自由に(ノーリード)にすることは、各自治体の条例で禁止されていますし、何よりも社会的マナーに反する行為です。そんな時、通常のリードよりも長いロングリードを使用することで、愛犬を走らせてあげることが可能になります。ただし、ロングリードを使用する際にも、気をつけたいことがあります。
この記事では、安全やマナーを守りつつ、広場や公園でロングリードで愛犬を走らせてあげる際の注意点やコツについてお話しします。
自由に走る愛犬は活き活きとしている
犬は本来、広い原野を自由に歩いたり走ったりして生きてきた動物です。
何の制約も無く自由に走る時の愛犬は、家の中や散歩中に見せてくれるものとはまた違った、活き活きとした姿を見せてくれます。
愛犬にとっても思い切り走り回ることは
☆運動不足解消
☆ストレス解消
☆心地よい疲労
といったことで心身が安定する効果をもたらしてくれます。
その結果
◎いたずら
◎無駄吠え(要求吠え)
◎甘噛み
といった問題行動の軽減につながることも期待できます。
愛犬を思い切り走らせてあげることは、飼い主・愛犬、の双方にとってメリットがあるといえます。
何の制約も無く自由に走る時の愛犬は、家の中や散歩中に見せてくれるものとはまた違った、活き活きとした姿を見せてくれます。
愛犬にとっても思い切り走り回ることは
☆運動不足解消
☆ストレス解消
☆心地よい疲労
といったことで心身が安定する効果をもたらしてくれます。
その結果
◎いたずら
◎無駄吠え(要求吠え)
◎甘噛み
といった問題行動の軽減につながることも期待できます。
愛犬を思い切り走らせてあげることは、飼い主・愛犬、の双方にとってメリットがあるといえます。
ドッグランで走らせてあげたいと思っても、毎日は難しい
愛犬を走らせてあげる場所としてまず挙げられるのは、ドッグランです。
しっかりとしたフェンスや柵で囲われているので、安全に走らせてあげることができます。
しかい、毎日のようにドッグランに愛犬を連れて行ってあげられる飼い主さんは少ないでしょう。
ドッグランの他に愛犬を走らせてあげる場所としては
◎公園
◎河川敷のグランド
◎海岸
といった場所が挙げられるでしょう。
ただし、そういった場所はフェンスや柵で囲われていないので、リードを外して愛犬を自由にさせるわけにはいきません。そんな場所で愛犬を走らせてあげるには、どうしたら良いでしょうか。
しっかりとしたフェンスや柵で囲われているので、安全に走らせてあげることができます。
しかい、毎日のようにドッグランに愛犬を連れて行ってあげられる飼い主さんは少ないでしょう。
ドッグランの他に愛犬を走らせてあげる場所としては
◎公園
◎河川敷のグランド
◎海岸
といった場所が挙げられるでしょう。
ただし、そういった場所はフェンスや柵で囲われていないので、リードを外して愛犬を自由にさせるわけにはいきません。そんな場所で愛犬を走らせてあげるには、どうしたら良いでしょうか。
ロングリードを活用して愛犬を安全に楽しく走らせるコツは?
そこで上手に活用したいのが、通常のリードよりも長いロングリードです。
完全なる自由とはいきませんが、上手に活用すればかなり走らせてあげることができます。
とはいえ、ただ使えば良いというわけではありません。ロングリードを活用するためには、気をつけたいことやコツがいくつかあります。
完全なる自由とはいきませんが、上手に活用すればかなり走らせてあげることができます。
とはいえ、ただ使えば良いというわけではありません。ロングリードを活用するためには、気をつけたいことやコツがいくつかあります。
飼い主も愛犬と一緒に走ってあげる
ロングリードを着けてあげて
「さぁ、走っておいで!」
と言っても、愛犬が走ってくれない場合もあります。
そんな時、飼い主さんも一緒に走ってあげれば、愛犬もつられて乗り気になってくれるかもしれません。
参考動画
↓
転ばないように気をつけましょう。
「さぁ、走っておいで!」
と言っても、愛犬が走ってくれない場合もあります。
そんな時、飼い主さんも一緒に走ってあげれば、愛犬もつられて乗り気になってくれるかもしれません。
参考動画
↓
転ばないように気をつけましょう。
手袋やグローブをはめて飼い主の手の怪我を予防
手にロングリードをしっかり握った状態で愛犬が勢いよく走ると、手の平とロングリードが、激しくこすれ合うことになります。
その際にはかなりの摩擦熱が発生するので、火傷を負ったり皮をすりむいてしまう危険性がかなり高いです。
ロングリードを使用する際には、手袋(グローブ)をはめることを強くお勧めします。
参考動画
↓
動画内で使用しているような、皮製、もしくは表面が皮加工してあるものが、摩擦に強いのでお勧めです。
その際にはかなりの摩擦熱が発生するので、火傷を負ったり皮をすりむいてしまう危険性がかなり高いです。
ロングリードを使用する際には、手袋(グローブ)をはめることを強くお勧めします。
参考動画
↓
動画内で使用しているような、皮製、もしくは表面が皮加工してあるものが、摩擦に強いのでお勧めです。
足に絡まって転んだり、子どもの顔に引っかかったり…ロングリードは凶器にもなる
ロングリードは簡単そうに見えて、実は扱いがかなり難しいです。
愛犬が走ると、当然ロングリードも地面を這いずり回ります。
愛犬が早く走るほど、ロングリードが這いずり回る動きも早くなるので、自分の足や周囲の人の足に絡まったり引っかかったりして転ばないように、上手にさばく必要があります。
小さい子どもだと、顔や首に引っかかってしまう危険もあります。
基本的に、ロングリードを持っている人と走っている愛犬の間には、誰も入らないようにします。
事故や怪我の防止のために、建設重機の作業範囲内には立ち入らないのと同じです。
ロングリードをネット通販で検索すると、長いと30mの物とかもあります。
長ければ長いほど愛犬が走れる距離が長くなるからいいだろうと思われるかもしれません。
しかし、あまり長すぎると、絡まってしまったり引っかかったりしやすくて、かえって扱いにくくなってしまうことが多いです。
10m~15m、慣れてきたとしても20mぐらいの長さの物が扱いやすいと思います。
愛犬が走ると、当然ロングリードも地面を這いずり回ります。
愛犬が早く走るほど、ロングリードが這いずり回る動きも早くなるので、自分の足や周囲の人の足に絡まったり引っかかったりして転ばないように、上手にさばく必要があります。
小さい子どもだと、顔や首に引っかかってしまう危険もあります。
基本的に、ロングリードを持っている人と走っている愛犬の間には、誰も入らないようにします。
事故や怪我の防止のために、建設重機の作業範囲内には立ち入らないのと同じです。
ロングリードをネット通販で検索すると、長いと30mの物とかもあります。
長ければ長いほど愛犬が走れる距離が長くなるからいいだろうと思われるかもしれません。
しかし、あまり長すぎると、絡まってしまったり引っかかったりしやすくて、かえって扱いにくくなってしまうことが多いです。
10m~15m、慣れてきたとしても20mぐらいの長さの物が扱いやすいと思います。
安全・マナー・ルールを守ることが最優先
ロングリードの使い方について色々と書いてきましたが、一番大切なのは安全・マナー・ルールを守ることです。
公園や広場で、お散歩用の通常のリードからロングリードに替える前に、周囲に人や犬がいないかどうかを確認しましょう。
「ロングリードを着けるから大丈夫」
「愛犬が行こうとしてもリードをしっかり持てば止められる」
と思っていても、ロングリードの範囲内に相手が入ってきたり、手からリードが離れてしまう可能性もあります。
愛犬に敵意や悪意がなかったとしても、犬に走って来られると、相手を驚いてしまったり、恐怖を感じてしまうかもしれません。
ロングリードが相手に絡まって転んでしまう危険も考えられます。
特に遊具のあるような公園の場合は、子どもが遊んでいる可能性が高いでしょう。
子どもの歓声や走る姿に刺激されて、愛犬が追いかけようとしてしまうことも考えられます。
人や犬がいる場合は、迷惑がかからないように、十分に遠くに行くか、公園から出るまで待つのが良いでしょう。
時には
「今日は走らせるのは止めておこう」
という英断を下すことも、飼い主の責任だといえます。
「人や犬がいないから大丈夫」
と思っても、ノーリードにすることは絶対にやめましょう。
※ノーリードを禁止する条例、ノーリードによるトラブルの参考ページ
公園や広場で、お散歩用の通常のリードからロングリードに替える前に、周囲に人や犬がいないかどうかを確認しましょう。
「ロングリードを着けるから大丈夫」
「愛犬が行こうとしてもリードをしっかり持てば止められる」
と思っていても、ロングリードの範囲内に相手が入ってきたり、手からリードが離れてしまう可能性もあります。
愛犬に敵意や悪意がなかったとしても、犬に走って来られると、相手を驚いてしまったり、恐怖を感じてしまうかもしれません。
ロングリードが相手に絡まって転んでしまう危険も考えられます。
特に遊具のあるような公園の場合は、子どもが遊んでいる可能性が高いでしょう。
子どもの歓声や走る姿に刺激されて、愛犬が追いかけようとしてしまうことも考えられます。
人や犬がいる場合は、迷惑がかからないように、十分に遠くに行くか、公園から出るまで待つのが良いでしょう。
時には
「今日は走らせるのは止めておこう」
という英断を下すことも、飼い主の責任だといえます。
「人や犬がいないから大丈夫」
と思っても、ノーリードにすることは絶対にやめましょう。
※ノーリードを禁止する条例、ノーリードによるトラブルの参考ページ
まとめ
自由に走り回る愛犬の姿は、活発な野生の生き物であったことを示してくれているかのようです。
走り回る愛犬はもちろん、嬉しそうな愛犬の様子を見る飼い主さんにとっても、ストレス解消や癒しの効果がもたらされることが期待できます。
ただ、上記でも書いたように、公園や河川敷グランドといった公共の場では、安全・マナー・ルールを守ることが最優先です。
◎周囲に迷惑をかけないこと
◎飼い主自身も怪我をしないこと
を心がけたうえで、ロングリードを上手に活用して、愛犬を活き活きと走らせてあげて欲しいと思います。
走り回る愛犬はもちろん、嬉しそうな愛犬の様子を見る飼い主さんにとっても、ストレス解消や癒しの効果がもたらされることが期待できます。
ただ、上記でも書いたように、公園や河川敷グランドといった公共の場では、安全・マナー・ルールを守ることが最優先です。
◎周囲に迷惑をかけないこと
◎飼い主自身も怪我をしないこと
を心がけたうえで、ロングリードを上手に活用して、愛犬を活き活きと走らせてあげて欲しいと思います。
☞「愛犬家の常識=世間の非常識」…非常識な愛犬家にならないために世間とずれを意識しよう
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