帰宅時や散歩中に知っている人に会って時などに、ピョコタンとびついて大変、という飼い主さんも多いと思います。
そんなとびつきの防止に役立つかもしれない練習方法をご紹介。
飼い主が帰ってきた、お散歩中に人に会った時…嬉しい場面でとびついちゃう
帰宅時や散歩中に知っている人に会って時などに、
ピョコタンとびついて大変、という飼い主さんも多いと思います。
●ゴールデンレトリバー
●ラブラドールレトリバー
●バーニーズマウンテンドッグ
といった大型犬だとパワーもなかなかなので、
油断すると倒されちゃうなんてことも。
ピョコタンとびついて大変、という飼い主さんも多いと思います。
●ゴールデンレトリバー
●ラブラドールレトリバー
●バーニーズマウンテンドッグ
といった大型犬だとパワーもなかなかなので、
油断すると倒されちゃうなんてことも。
とびつくだけならまだいいけど…
とびつくだけならまだいいけど、
●服の袖を噛む
●持っている物を取ろうとする
といったことも一緒に(ついでに)やることが多いので、困りものです。
嬉しいからこその行動なので止めるのも中々難しかったりします。
そんなとびつきの防止に役立つかもしれない練習方法を動画でご紹介。
●服の袖を噛む
●持っている物を取ろうとする
といったことも一緒に(ついでに)やることが多いので、困りものです。
嬉しいからこその行動なので止めるのも中々難しかったりします。
そんなとびつきの防止に役立つかもしれない練習方法を動画でご紹介。
人のことが大好きな柴犬、空君登場
今回登場してもらうのは柴犬の空君。
人のことが大好きで、僕がお邪魔するといつも大喜びで歓迎してくれます。
喜んでくれるのはこちらも嬉しいのですが、
来客の方のみんながそうともかぎらないので、
とびつき防止の練習に取り組んでもらいました。
まずはご覧ください。
(練習風景は25秒位から)
(動画の最後の空君の嬉しそうな表情にぜひご注目)
人のことが大好きで、僕がお邪魔するといつも大喜びで歓迎してくれます。
喜んでくれるのはこちらも嬉しいのですが、
来客の方のみんながそうともかぎらないので、
とびつき防止の練習に取り組んでもらいました。
まずはご覧ください。
(練習風景は25秒位から)
(動画の最後の空君の嬉しそうな表情にぜひご注目)
何を言っても聞こえない⁉
動画の中でも説明していますが、
嬉しくてはしゃいでいる(興奮している)時は、
「ダメ」
「マテ」
「イケナイ」
等々を言っても、中々耳に這いにくい状態です。
なので、言葉で分からせようとしても難しいと思います。
嬉しくてはしゃいでいる(興奮している)時は、
「ダメ」
「マテ」
「イケナイ」
等々を言っても、中々耳に這いにくい状態です。
なので、言葉で分からせようとしても難しいと思います。
『とびつきたくてもとびつけない』に気付くまで待ってあげる
そこで、
『とびつきたくてもとびつけない状態』
を作るために、お父さんにはリードを短く踏んでもらっています。
はじめのうちは何回も僕にとびつこうとしている空君ですが、
リードが邪魔をしてとびつけません。
そのうちとびつくのをあきらめて、何も言わなくてもお座りをしてくれます。
この
❝何も言わなくても❞
がポイントです。
空君が自分で(自主的に)お座りしてくれているってことだからです。
『とびつきたくてもとびつけないんだな』
に、自分で気づいてもらうことが大切だと思います。
飼い主側から言うと
『自分で気づいてくれるまで待ってあげる』
というスタンスでいることがポイントです。
「早く止めたい」と思うと
●声を強くかける
●リードを強く引く
といったことで制止(制御)をしたくなるかもしれませんが、
気づくまで待ってあげるゆとりが必要な時もあります。
『とびつきたくてもとびつけない状態』
を作るために、お父さんにはリードを短く踏んでもらっています。
はじめのうちは何回も僕にとびつこうとしている空君ですが、
リードが邪魔をしてとびつけません。
そのうちとびつくのをあきらめて、何も言わなくてもお座りをしてくれます。
この
❝何も言わなくても❞
がポイントです。
空君が自分で(自主的に)お座りしてくれているってことだからです。
『とびつきたくてもとびつけないんだな』
に、自分で気づいてもらうことが大切だと思います。
飼い主側から言うと
『自分で気づいてくれるまで待ってあげる』
というスタンスでいることがポイントです。
「早く止めたい」と思うと
●声を強くかける
●リードを強く引く
といったことで制止(制御)をしたくなるかもしれませんが、
気づくまで待ってあげるゆとりが必要な時もあります。
『お座りしてればなでてもらえる』を分からせてあげる
ひとが好きな子がとびついてしまうのは、
「なでて欲しい」
「かまって欲しい」
という気持ちが抑えきれないからだと思います。
「お座りしていればなでてもらえる」
という事が分かれば、焦ってとびつくことも減ることが期待できます。
お座りした直後はまだ興奮が残っているので、
なでるのは少し待ってあげると良いでしょう。
声をかけてもお座りできるくらいまで落ち着いてくれたら、
やさしくなでてあげます。
「なでて欲しい」
「かまって欲しい」
という気持ちが抑えきれないからだと思います。
「お座りしていればなでてもらえる」
という事が分かれば、焦ってとびつくことも減ることが期待できます。
お座りした直後はまだ興奮が残っているので、
なでるのは少し待ってあげると良いでしょう。
声をかけてもお座りできるくらいまで落ち着いてくれたら、
やさしくなでてあげます。
『無理に止める』ではなく『気づかせてあげる』
これは他の場面にも通じることですが、
困ったことや問題になっていることの改善に取り組む際には
『無理に止める(怒る)』
よりも
『気づかせてあげる』
が有効なことが多いです。
空君で言うと、
「とびつくのはいけないこと」
を教えるというよりも、
「お座りをしていればなでてもらえる(かまってもらえる)」
ということに、自分で気づくまで待ってあげるという事です。
『押しつられたこと』
ことよりも
『自分で気づいた事』
の方が、身につきやすいというメリットもあります。
困ったことや問題になっていることの改善に取り組む際には
『無理に止める(怒る)』
よりも
『気づかせてあげる』
が有効なことが多いです。
空君で言うと、
「とびつくのはいけないこと」
を教えるというよりも、
「お座りをしていればなでてもらえる(かまってもらえる)」
ということに、自分で気づくまで待ってあげるという事です。
『押しつられたこと』
ことよりも
『自分で気づいた事』
の方が、身につきやすいというメリットもあります。