愛犬との生活には、楽しいことや嬉しいことばかりでなく、いたずら・甘がみ・トイレの失敗・留守番時にいたずらする、等々、飼い主さんを悩ます問題やトラブルもつきものだったりします。そんな問題やトラブルを減らして円満な愛犬生活を送るために有効なしつけが、ハウス(サークルやゲージ)の中で安心して過ごす習慣を身につけてもらう「ハウストレーニング」です。
この記事では、ハウストレーニングのしつけに取り組むメリットや、ハウスを上手に活用して、生活スペースの住み分けすることをご提案します。
いたずら・甘噛み・家具の破壊…そんな問題の軽減にハウストレーニングが役に立つ
![](https://sasakidogtraining.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221105_120039_2421.jpg)
愛犬と一緒に暮らすことは、
☆癒し
☆喜び
☆面白さ
☆意外な発見
等々、色々な彩を生活に与えてくれます。
家の中で一緒に暮らしていると、常に愛犬の存在を身近に感じることが出来ることに加えて、
◎異変や異常にすぐに気づくことが出来る
◎逃亡や事故のリスクが低い
といったメリットもあります。
一方で、
●いたずら
●家具の破壊
●食事の邪魔(テーブルに乗る)
●オシッコ・ウンチの粗相
●無駄吠え(要求吠え)
●かじりついてくる(甘がみ)
等々、頭を悩ます困ったこともあったりします。
そんなことで悩むお家では、愛犬は室内で自由に過ごしている、という家庭は多いと感じます。
家族として同じ空間で生活することで、楽しさや親密さが増すことは良いことです。
ただこの状況は、思い通りに移動できるスペースの中に
◦家具(かじると楽しい)
◦テーブル(おいしい物が置いてある)
◦飼い主さん自身(追いかけたくなる・一緒に遊びたくなる)
等々、愛犬(特に子犬)にとって魅力的な対象が多くあるということでもあります。
愛犬は魅力的な対象に素直に反応しているだけですが、それが飼い主にとっては問題や悩みのタネになってしまうことが多いようです。
上記に挙げた同居生活の悩みの多くが、常に同じスペースで生活していることで発生しやすくなっている、という面があると思います。
そんな悩みの解消や軽減のメリットが期待できるしつけが、ハウストレーニングです。
☆癒し
☆喜び
☆面白さ
☆意外な発見
等々、色々な彩を生活に与えてくれます。
家の中で一緒に暮らしていると、常に愛犬の存在を身近に感じることが出来ることに加えて、
◎異変や異常にすぐに気づくことが出来る
◎逃亡や事故のリスクが低い
といったメリットもあります。
一方で、
●いたずら
●家具の破壊
●食事の邪魔(テーブルに乗る)
●オシッコ・ウンチの粗相
●無駄吠え(要求吠え)
●かじりついてくる(甘がみ)
等々、頭を悩ます困ったこともあったりします。
そんなことで悩むお家では、愛犬は室内で自由に過ごしている、という家庭は多いと感じます。
家族として同じ空間で生活することで、楽しさや親密さが増すことは良いことです。
ただこの状況は、思い通りに移動できるスペースの中に
◦家具(かじると楽しい)
◦テーブル(おいしい物が置いてある)
◦飼い主さん自身(追いかけたくなる・一緒に遊びたくなる)
等々、愛犬(特に子犬)にとって魅力的な対象が多くあるということでもあります。
愛犬は魅力的な対象に素直に反応しているだけですが、それが飼い主にとっては問題や悩みのタネになってしまうことが多いようです。
上記に挙げた同居生活の悩みの多くが、常に同じスペースで生活していることで発生しやすくなっている、という面があると思います。
そんな悩みの解消や軽減のメリットが期待できるしつけが、ハウストレーニングです。
ハウストレーニングのしつけに取り組むメリットは
ハウストレーニングに取り組むことで、飼い主さんにとっても、愛犬にとっても、様々なメリットが期待できます。
愛犬に留守番をしてもらいやすくなる
![](https://sasakidogtraining.com/wp-content/uploads/2021/11/e2ce564f069b9b585aa90ba133f9df4b.png)
家族が通勤や通学で家にいない時には、愛犬にお留守番をしてもらう時もあるでしょう。
そんな時に
「いたずらしてないかな…」
「ゴミ箱をあさったりしてないかな…」
と、留守番中の愛犬の行動が気になってしまうこともあるでしょう。
ハウスの中で過ごす(休む)習慣が身についていれば、留守番中は愛犬にハウスの中にいてもらうことが可能になります。
結果として上記のような心配や不安が軽減して、飼い主さんも安心して外出することができます。
留守番中の危険を予防できることは、愛犬の安全を確保することにもなります。
そんな時に
「いたずらしてないかな…」
「ゴミ箱をあさったりしてないかな…」
と、留守番中の愛犬の行動が気になってしまうこともあるでしょう。
ハウスの中で過ごす(休む)習慣が身についていれば、留守番中は愛犬にハウスの中にいてもらうことが可能になります。
結果として上記のような心配や不安が軽減して、飼い主さんも安心して外出することができます。
留守番中の危険を予防できることは、愛犬の安全を確保することにもなります。
愛犬がハウスの中にいてくれれば、飼い主が『今やるべきこと』に集中しやすくなる
![photo of person using laptop for graphic designs](https://sasakidogtraining.com/wp-content/uploads/2020/07/pexels-photo-4348404.jpeg)
◎台所で調理中
◎在宅ワーク
◎試験勉強
等、
「今は愛犬にかまってあげられない」
「愛犬がそばにいたら危ない」
という時もあるでしょう。
仕事中や勉強中に
「あの子は、どこにいるかな?」
「危ないことをしていないかな?」
と愛犬のことを心配していては、仕事や勉強も思うようにはかどらないかもしれません。
そんな時にも、愛犬がハウスの中にいてくれれば、飼い主さんは自分がやるべきことに集中することができます。
また、
《仕事や勉強が一区切りしたら、愛犬をハウスから出して一緒に遊ぶ》
という習慣がお互いに身に着けば、仕事や勉強の効率も高くなることが期待できます。
◎在宅ワーク
◎試験勉強
等、
「今は愛犬にかまってあげられない」
「愛犬がそばにいたら危ない」
という時もあるでしょう。
仕事中や勉強中に
「あの子は、どこにいるかな?」
「危ないことをしていないかな?」
と愛犬のことを心配していては、仕事や勉強も思うようにはかどらないかもしれません。
そんな時にも、愛犬がハウスの中にいてくれれば、飼い主さんは自分がやるべきことに集中することができます。
また、
《仕事や勉強が一区切りしたら、愛犬をハウスから出して一緒に遊ぶ》
という習慣がお互いに身に着けば、仕事や勉強の効率も高くなることが期待できます。
飼い主依存症(分離不安)・愛犬依存症になるのを予防できる
![](https://sasakidogtraining.com/wp-content/uploads/2020/01/1302b7f88eaa9eb6633656d733cbcd92.png)
たとえ一時的でも飼い主さんと離れ離れの状況になると、不安や恐怖が高まって
●激しく吠える
●手近な物を破壊する
●家中に排泄をしてしまう
といった不適応的な行動を取ってしまうことを、
【飼い主依存症(分離不安)】
ということがあります。
愛犬がこのような行動を取るようになると、飼い主さんはちょっと外出をすることも難しくなったりします。
ハウスの中で一人で安心して過ごす習慣を幼少期から身に着けることで、飼い主さんと愛犬の間にほど良い距離感を築くことになります。
必要以上にべたべたしなくなる、と言い換えてもいいかもしれません。
そういったほど良い距離感が構築されることで、上記のような飼い主依存症といわれる問題行動の予防効果が期待できます。
また、
◉ちょっとした買い物にも愛犬を連れて行かないと気が済まない
◉愛犬と一緒じゃないと寝られない
◉愛犬の健康に過剰に気を使う
(寒くないのに厚い服を着せる、食べる物全てを高価な無添加製品にする、etc)
◉愛犬に対して過剰な出費をする
(不必要に高価な服を着せる、etc)
等々、
「愛犬依存症」(愛犬への過干渉)
といえる状態に飼い主さん自身が陥ることを、防ぐ効果も期待できます。
このように、
◎安心して休める
◎一人で落ち着いた時間を過ごす
◎愛犬が一人になっても安全
といった場所としてのハウスを家の中で確保してあげることは、飼い主にとっても愛犬にとっても、生活に安心・安全をもたらす効果が期待できます。
●激しく吠える
●手近な物を破壊する
●家中に排泄をしてしまう
といった不適応的な行動を取ってしまうことを、
【飼い主依存症(分離不安)】
ということがあります。
愛犬がこのような行動を取るようになると、飼い主さんはちょっと外出をすることも難しくなったりします。
ハウスの中で一人で安心して過ごす習慣を幼少期から身に着けることで、飼い主さんと愛犬の間にほど良い距離感を築くことになります。
必要以上にべたべたしなくなる、と言い換えてもいいかもしれません。
そういったほど良い距離感が構築されることで、上記のような飼い主依存症といわれる問題行動の予防効果が期待できます。
また、
◉ちょっとした買い物にも愛犬を連れて行かないと気が済まない
◉愛犬と一緒じゃないと寝られない
◉愛犬の健康に過剰に気を使う
(寒くないのに厚い服を着せる、食べる物全てを高価な無添加製品にする、etc)
◉愛犬に対して過剰な出費をする
(不必要に高価な服を着せる、etc)
等々、
「愛犬依存症」(愛犬への過干渉)
といえる状態に飼い主さん自身が陥ることを、防ぐ効果も期待できます。
このように、
◎安心して休める
◎一人で落ち着いた時間を過ごす
◎愛犬が一人になっても安全
といった場所としてのハウスを家の中で確保してあげることは、飼い主にとっても愛犬にとっても、生活に安心・安全をもたらす効果が期待できます。
ハウストレーニングのしつけに取り組む際の心がまえ
飼い主・愛犬の双方にメリットがあるハウストレーニングのしつけですが、取り組む際には難しさや注意点があります。
特に、飼い主さんにとって難しいのが、
「閉じ込めるのはかわいそう…」
という感情を乗り越えることだと思います。
特に、飼い主さんにとって難しいのが、
「閉じ込めるのはかわいそう…」
という感情を乗り越えることだと思います。
『閉じ込める』ではなくて『安心できる空間(部屋)を作ってあげる』と考えれば「かわいそう…」も軽減する?
![](https://sasakidogtraining.com/wp-content/uploads/2020/07/DSC00367-scaled.jpg)
愛犬にゲージやサークルの中に入ってもらうというと、
「狭いところに閉じ込めてかわいそう」
と感じてしまうかもしれません。
もちろん、身体を丸めてやっと入れる程度の小さいゲージに、一日中ずっと入ってもらうのは愛犬にとっても苦痛です。
しかし、
◦ある程度歩き回れる
◦寝る場所とトイレが分けられる
という広さを確保してあげれば、人が思うほどには、狭いと感じることはありません。
犬が野生時代には
◦洞穴(’巣穴)の中
◦藪の中
◦木の根元
といった、狭い場所や暗い場所で休息をしていたと思われます。
それを考えると、本能的には、狭くて暗い場所が安心して休息しやすいと推察されます。
休息するのにそれほど広いスペースは必要ない、
と言い換えることもできます。
サークルを活用することは、
『閉じ込める』
というよりも、
『安心して休めるスペースを与えてあげる』
と考えると良いと思います。
「狭いところに閉じ込めてかわいそう」
と感じてしまうかもしれません。
もちろん、身体を丸めてやっと入れる程度の小さいゲージに、一日中ずっと入ってもらうのは愛犬にとっても苦痛です。
しかし、
◦ある程度歩き回れる
◦寝る場所とトイレが分けられる
という広さを確保してあげれば、人が思うほどには、狭いと感じることはありません。
犬が野生時代には
◦洞穴(’巣穴)の中
◦藪の中
◦木の根元
といった、狭い場所や暗い場所で休息をしていたと思われます。
それを考えると、本能的には、狭くて暗い場所が安心して休息しやすいと推察されます。
休息するのにそれほど広いスペースは必要ない、
と言い換えることもできます。
サークルを活用することは、
『閉じ込める』
というよりも、
『安心して休めるスペースを与えてあげる』
と考えると良いと思います。
運動・遊び・コミュニケーション、の時間はしっかりと取ってあげよう
![a dog running towards a toy](https://sasakidogtraining.com/wp-content/uploads/2022/09/pexels-photo-5482569.jpeg)
もちろん、ある程度の広さを確保しているからといって、一日中サークルから出さなくても良い、ということにはなりません。
遊びや運動の時間をしっかり確保してあげることもとても大切です。
しっかりと疲れさせてあげることで、サークルの中でゆっくりと休息することが出来ます。
お散歩も含め、
☆運動
☆遊び
☆コミュニケーション
の時間はちゃんと習慣的に作ってあげましょう。
しっかりと運動やコミュニケーションの時間を取る
(散歩・遊び)
↓
サークルの中でゆっくり休む
という習慣が身につくと、愛犬も飼い主さんも生活にもメリハリがつきやすいです。
遊びや運動でしっかりと疲れさせてあげることで、ハウスから出して欲しくて吠える、いわゆる
《要求吠え》
の予防にもつながります。
遊びや運動の時間をしっかり確保してあげることもとても大切です。
しっかりと疲れさせてあげることで、サークルの中でゆっくりと休息することが出来ます。
お散歩も含め、
☆運動
☆遊び
☆コミュニケーション
の時間はちゃんと習慣的に作ってあげましょう。
しっかりと運動やコミュニケーションの時間を取る
(散歩・遊び)
↓
サークルの中でゆっくり休む
という習慣が身につくと、愛犬も飼い主さんも生活にもメリハリがつきやすいです。
遊びや運動でしっかりと疲れさせてあげることで、ハウスから出して欲しくて吠える、いわゆる
《要求吠え》
の予防にもつながります。
ハウスを活用した住み分けで、生活にメリハリを
![](https://sasakidogtraining.com/wp-content/uploads/2020/07/DSC00171-2-scaled.jpg)
このように、ハウストレーニングに取り組んで、お家の中での飼い主と愛犬の生活スペースを分けることで、
☆飼い主さんの目が届く時
☆運動・遊びの時
は室内に出してあげますが、
★目が届かない時
★留守番
★就寝時
といった時には、基本的にサークルの中にいてもらう、というメリハリのある生活スタイルを確立することにつながります。
それだけでなく
●様々な問題行動
●予想困難な危険
等の予防に加えて、
『お互いに依存し過ぎない関係性』
につながるという効果も期待できると思います。
☆飼い主さんの目が届く時
☆運動・遊びの時
は室内に出してあげますが、
★目が届かない時
★留守番
★就寝時
といった時には、基本的にサークルの中にいてもらう、というメリハリのある生活スタイルを確立することにつながります。
それだけでなく
●様々な問題行動
●予想困難な危険
等の予防に加えて、
『お互いに依存し過ぎない関係性』
につながるという効果も期待できると思います。
それぞれの家庭にあったスタイルで(まとめ)
![](https://sasakidogtraining.com/wp-content/uploads/2020/01/P1020218.jpg)
今回はサークルを活用した生活スペースの住みわけ、についてお話ししましたが、
「うちは室内で自由にさせてあげる」
という生活スタイルも、もちろんありだと思います。
大切なのは
◦家の広さ
◦家族構成(赤ちゃんや幼児がいる、高齢者がいる、etc)
◦飼い主の生活状況(平日の日中は仕事で留守、etc)
といった、それぞれの家庭の環境に合わせて、お互いが生活しやすいスタイルを模索することだと思います。
「うちは室内で自由にさせてあげる」
という生活スタイルも、もちろんありだと思います。
大切なのは
◦家の広さ
◦家族構成(赤ちゃんや幼児がいる、高齢者がいる、etc)
◦飼い主の生活状況(平日の日中は仕事で留守、etc)
といった、それぞれの家庭の環境に合わせて、お互いが生活しやすいスタイルを模索することだと思います。
☞運動や遊びを取り入れて、愛犬も飼い主さんもハウストレーニングに楽しく取り組もう
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
この記事を読んで頂いた感想も歓迎です。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
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