クレートやゲージの中で休む習慣を身につけるハウストレーニングは、愛犬と一緒に生活するためにも、ぜひ取り組みたいしつけです。この記事では、愛犬も飼い主さんも楽しみながら取り組めるハウストレーニングの方法をご紹介します(動画あり)。
愛犬にハウストレーニングのしつけをする理由は?
ハウストレーニングとは、ゲージやサークルといった愛犬専用のスペースで一人で休息する習慣(ハウス習慣)を身につけることを目指すしつけのことです。
ハウス習慣が身につくと、
◦留守番がしやすくなる
◦愛犬が安心してゆっくり休む空間を確保できる
(遊び・休息のめりはりがつきやすくなる)
◦部屋の掃除がしやすくなる
◦飼い主さんが自分の作業に集中できる
(自分の時間を確保できる)
といった様々なメリットがあります。
飼い主さんと愛犬が、お互いのペースを尊重しながら無理なく一緒に生活していくためにも、ぜひとも取り組みたいしつけでもあります。
ハウス習慣が身につくと、
◦留守番がしやすくなる
◦愛犬が安心してゆっくり休む空間を確保できる
(遊び・休息のめりはりがつきやすくなる)
◦部屋の掃除がしやすくなる
◦飼い主さんが自分の作業に集中できる
(自分の時間を確保できる)
といった様々なメリットがあります。
飼い主さんと愛犬が、お互いのペースを尊重しながら無理なく一緒に生活していくためにも、ぜひとも取り組みたいしつけでもあります。
愛犬にハウスを教える方法
ゲージやサークルに慣れて欲しいからといって、
◉愛犬を捕まえてサークルに入れる
◉強引にゲージに押し込む
といったことを繰り返すと、ゲージやサークルに対して嫌な印象を持ってしまう可能性があります。
そうなると、安心してゆっくり休むどころか、ゲージやサークルに入れられると
「早く出してくれ!」
「こんなところに居たくない!」
と言わんばかりに吠え続けるようになってしまうかもしれません。
そんなことを防ぐためにも、できれば、
「ハウス」
と飼い主さん言ったら、愛犬が自分でゲージやサークルに入ってくれるようになりたいものです。
それも、嫌々ではなく、嬉々として。
そのためには、
【ハウスに入る=嬉しい・楽しい】
と認識させてあげることが大切です。
◉愛犬を捕まえてサークルに入れる
◉強引にゲージに押し込む
といったことを繰り返すと、ゲージやサークルに対して嫌な印象を持ってしまう可能性があります。
そうなると、安心してゆっくり休むどころか、ゲージやサークルに入れられると
「早く出してくれ!」
「こんなところに居たくない!」
と言わんばかりに吠え続けるようになってしまうかもしれません。
そんなことを防ぐためにも、できれば、
「ハウス」
と飼い主さん言ったら、愛犬が自分でゲージやサークルに入ってくれるようになりたいものです。
それも、嫌々ではなく、嬉々として。
そのためには、
【ハウスに入る=嬉しい・楽しい】
と認識させてあげることが大切です。
「ハウスの中には良い物があるかも⁉」の期待感を持たせてあげる
【ハウスに入る=嬉しい・楽しい】
と認識してもらうための有効手段としてまず考えられるのが、
『ハウスの中にはオヤツ(美味しいもの)がある』
という学習をさせてあげることです。
愛犬に「ハウス」のコマンドを伝える前に、予めハウスの中にオヤツを仕込んでおきます。
できれば、オヤツを仕込むところは愛犬に見せない方が効果的です。
『飼い主さんがオヤツを仕込んでいる』
という学習をすると、
《飼い主さんがオヤツを仕込むところを見ないとハウスに入らない》
となってしまう可能性があります。
飼い主さんが仕込んでいるのではなく、
『天の恵みとしてオヤツが入っている』
と思ってくれる方が、
「もしかしたらオヤツが入っているかも!」
という期待感から、率先してハウスに入ってくれる可能性が高くなります。
参考動画
①見ていない隙にオヤツを仕込む
➁率先してハウスに入る
③オヤツを仕込まなくてもハウスに入る
↓
たとえオヤツを仕込まなくてもハウスに入るようになっても、
「オヤツが入っているかも!」
の期待感は持ち続けて欲しいので、時々は仕込んであげることがポイントです。
と認識してもらうための有効手段としてまず考えられるのが、
『ハウスの中にはオヤツ(美味しいもの)がある』
という学習をさせてあげることです。
愛犬に「ハウス」のコマンドを伝える前に、予めハウスの中にオヤツを仕込んでおきます。
できれば、オヤツを仕込むところは愛犬に見せない方が効果的です。
『飼い主さんがオヤツを仕込んでいる』
という学習をすると、
《飼い主さんがオヤツを仕込むところを見ないとハウスに入らない》
となってしまう可能性があります。
飼い主さんが仕込んでいるのではなく、
『天の恵みとしてオヤツが入っている』
と思ってくれる方が、
「もしかしたらオヤツが入っているかも!」
という期待感から、率先してハウスに入ってくれる可能性が高くなります。
参考動画
①見ていない隙にオヤツを仕込む
➁率先してハウスに入る
③オヤツを仕込まなくてもハウスに入る
↓
たとえオヤツを仕込まなくてもハウスに入るようになっても、
「オヤツが入っているかも!」
の期待感は持ち続けて欲しいので、時々は仕込んであげることがポイントです。
遊び・運動として「ハウス」を楽しむ
◦飼い主さんと一緒に遊ぶこと
◦身体を動かすこと
ということが好きな子の場合は、
☆ゲーム感覚
☆運動の要素
を取り入れてあげると、楽しみながらハウストレーニングに取り組むことができます。
参考動画
①運動(ソファーにとびのる)を取り入れる
➁遊び(入り口を探しだす)を取り入れる
↓
◦身体を動かすこと
ということが好きな子の場合は、
☆ゲーム感覚
☆運動の要素
を取り入れてあげると、楽しみながらハウストレーニングに取り組むことができます。
参考動画
①運動(ソファーにとびのる)を取り入れる
➁遊び(入り口を探しだす)を取り入れる
↓
愛犬のハウスの選び方
ここまで、ハウストレーニングが大切なことや練習の仕方についてお話してきました。
ところで、ハウスにはクレートタイプやサークルタイプなど、様々なものがあります。
愛犬にはどのようなハウスを選べんであげればよいのでしょうか?
ところで、ハウスにはクレートタイプやサークルタイプなど、様々なものがあります。
愛犬にはどのようなハウスを選べんであげればよいのでしょうか?
クレート(箱)タイプ
本記事の動画の中で使用しているような、いわゆる
《箱型》
のハウスです。
文字通り壁で囲われた箱のような形をしています。
丈夫なプラスチック製のものが多いですが、アルミフレームを使用した布製のものもあります。
壁に囲われているので、
《閉じ込められている感》
を、人によっては強く感じてしまうかもしれません。
しかし犬は野生時代、巣穴の中で休息したり出産したりする習性を持っていました。
周囲を囲われた狭い空間というのは、巣穴に近い環境ですので、慣れてしまえば安心して休むことが出来るようになります。
車や飛行機に乗せて運ぶことも想定して作られていて、強度も強いです。
特に小型犬用の小さいサイズのものには天井部分に取っ手が付いていて、持ち運びに便利です。
車に乗る機会が多いような子は、普段からクレートタイプのハウスに慣れていると、車でのお出かけがしやすくなる、というメリットがあります。
《箱型》
のハウスです。
文字通り壁で囲われた箱のような形をしています。
丈夫なプラスチック製のものが多いですが、アルミフレームを使用した布製のものもあります。
壁に囲われているので、
《閉じ込められている感》
を、人によっては強く感じてしまうかもしれません。
しかし犬は野生時代、巣穴の中で休息したり出産したりする習性を持っていました。
周囲を囲われた狭い空間というのは、巣穴に近い環境ですので、慣れてしまえば安心して休むことが出来るようになります。
車や飛行機に乗せて運ぶことも想定して作られていて、強度も強いです。
特に小型犬用の小さいサイズのものには天井部分に取っ手が付いていて、持ち運びに便利です。
車に乗る機会が多いような子は、普段からクレートタイプのハウスに慣れていると、車でのお出かけがしやすくなる、というメリットがあります。
サークル(柵)タイプ
金属製、もしくは木製の柵で囲われたタイプのハウスです。
屋根がオープンになっているものもあれば、屋根用の柵がついているものもあります。
クレートタイプに比べると通気性が優れているので湿気や熱がこもりにくく、清潔を保ちやすいというメリットがあります。
また、愛犬の姿もよく見えるので、
《閉じ込められている感》
も、クレートタイプに比べると低いかもしれません。
強度はクレートタイプに比べると劣るので、安全面を考えると、車に乗せて移動するのにはあまり適さないかもしれません。
屋根がオープンになっているものもあれば、屋根用の柵がついているものもあります。
クレートタイプに比べると通気性が優れているので湿気や熱がこもりにくく、清潔を保ちやすいというメリットがあります。
また、愛犬の姿もよく見えるので、
《閉じ込められている感》
も、クレートタイプに比べると低いかもしれません。
強度はクレートタイプに比べると劣るので、安全面を考えると、車に乗せて移動するのにはあまり適さないかもしれません。
愛犬も飼い主さんもハウストレーニングを楽しもう(まとめ)
前述のように、愛犬と飼い主さんが無理なく共存するためにも、ハウストレーニングはぜひとも取り組みたいしつけの一つです。
とはいえ、
「何が何でも身につけなきゃ!」
という感じで頑張りすぎてしまうと、飼い主さんも愛犬もモチベーションが続かなくなってしまうかもしれません。
ご紹介した例のように、
「楽しい」
「嬉しい」
を、愛犬と飼い主さんの双方が感じられるような工夫をすることも、しつけを成功させるためには大切だと思います。
とはいえ、
「何が何でも身につけなきゃ!」
という感じで頑張りすぎてしまうと、飼い主さんも愛犬もモチベーションが続かなくなってしまうかもしれません。
ご紹介した例のように、
「楽しい」
「嬉しい」
を、愛犬と飼い主さんの双方が感じられるような工夫をすることも、しつけを成功させるためには大切だと思います。
☞ハウス(サークルやゲージ)を利用した住み分けが愛犬との円満生活の秘訣?ハウストレーニングをしつけるメリットについて
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