「オヤツを持ってない時でも言うことを聞いて欲しい…」
「走り回ってる時でも、声だけで呼んだら戻ってきて欲しい…」
そんな願い抱えた飼い主さんへ。
オヤツを持たなくても言うことを聞くように、声への反応を良くするために、日頃から取り組んでみて欲しいことがあります。
オヤツを持ってないと不安?
◉お座りをしてくれた
◉オシッコをトイレシートの上でしてくれた
◉呼んだら来てくれた
という時に、
「よしよし」
「おりこう」
「good!」
という声をかけて褒めてあげたり、ご褒美としてのオヤツをあげたりするのは、しつけの基本です。
『褒めてあげる』
『オヤツ上手に使う』
ということが、
◉コマンドにちゃんと反応する
◉正しいことを自主的にやる
といった、
『愛犬の好ましい行動』
を伸ばしてあげるうえで、極めて有効な手段だということは、
◉ネットの記事
◉SNSの動画
◉しつけに関する本や雑誌
等の媒体を通して、世間に浸透してきていると思います。
一方で、
「オヤツをあげていると、オヤツを持ってない時に言うことを聞かなくなっちゃうのでは?」
という不安を飼い主さんから聞くこともあります。
そこでこの記事では、
『オヤツを持ってなくても(褒める声だけでも)愛犬が喜んでくれるための工夫』
についてお話したいと思います。
ポイントは
【声とオヤツの順番を意識する】
です。
◉オシッコをトイレシートの上でしてくれた
◉呼んだら来てくれた
という時に、
「よしよし」
「おりこう」
「good!」
という声をかけて褒めてあげたり、ご褒美としてのオヤツをあげたりするのは、しつけの基本です。
『褒めてあげる』
『オヤツ上手に使う』
ということが、
◉コマンドにちゃんと反応する
◉正しいことを自主的にやる
といった、
『愛犬の好ましい行動』
を伸ばしてあげるうえで、極めて有効な手段だということは、
◉ネットの記事
◉SNSの動画
◉しつけに関する本や雑誌
等の媒体を通して、世間に浸透してきていると思います。
一方で、
「オヤツをあげていると、オヤツを持ってない時に言うことを聞かなくなっちゃうのでは?」
という不安を飼い主さんから聞くこともあります。
そこでこの記事では、
『オヤツを持ってなくても(褒める声だけでも)愛犬が喜んでくれるための工夫』
についてお話したいと思います。
ポイントは
【声とオヤツの順番を意識する】
です。
愛犬にご褒美(オヤツ)をあげる時には、自然と声も出る
愛犬にご褒美としてのオヤツをあげる時、多くの飼い主さんが声でも褒めてあげていると思います。
例えば、
「お座り」
のコマンドを聞いた愛犬がちゃんと座ってくれた場合。
オヤツをあげる時に、
「よしよし」
「おりこう」
といった声が、ほとんど無意識のうちに口から出ていると思います。
愛犬が自分の呼びかけに対して相手が好ましい(正しい)反応を示してくれるのは、嬉しいものです。
呼びかける(アクション)
↓
好ましい反応(リアクション)
を何度も経験すると、愛犬に対する愛着や親近感も深まります。
(相手が人の場合でも同じです)
無意識のうちに褒める言葉が出ているのは、飼い主さんの心の中で
「嬉しい」
「かわいい」
という感情が自然と湧きおこっていることを示しています。
愛犬の方も、
◉優しい(明るい)口調で話しかけてもらえる
◉美味しいものがもらえる
のダブル効果で、嬉しさや喜びが増します。
嬉しさや喜びは何度でも味わいたいですから、
次に「お座り」と言われたら、同じように座ってくれる確率が高くなります。
例えば、
「お座り」
のコマンドを聞いた愛犬がちゃんと座ってくれた場合。
オヤツをあげる時に、
「よしよし」
「おりこう」
といった声が、ほとんど無意識のうちに口から出ていると思います。
愛犬が自分の呼びかけに対して相手が好ましい(正しい)反応を示してくれるのは、嬉しいものです。
呼びかける(アクション)
↓
好ましい反応(リアクション)
を何度も経験すると、愛犬に対する愛着や親近感も深まります。
(相手が人の場合でも同じです)
無意識のうちに褒める言葉が出ているのは、飼い主さんの心の中で
「嬉しい」
「かわいい」
という感情が自然と湧きおこっていることを示しています。
愛犬の方も、
◉優しい(明るい)口調で話しかけてもらえる
◉美味しいものがもらえる
のダブル効果で、嬉しさや喜びが増します。
嬉しさや喜びは何度でも味わいたいですから、
次に「お座り」と言われたら、同じように座ってくれる確率が高くなります。
愛犬に飼い主さんの声をもっと好きになってもらおう
美味しいオヤツが愛犬に嬉しさや喜びを生み出すのは、ある意味で当たり前とも言えます。
◉褒める
◉優しく話しかける
といった、飼い主さんの声に対しても、嬉しさや喜びをより感じてもらえるようにするには、どうしたら良いでしょうか?
◉褒める
◉優しく話しかける
といった、飼い主さんの声に対しても、嬉しさや喜びをより感じてもらえるようにするには、どうしたら良いでしょうか?
『褒める➡オヤツ』の順番を意識する
一つの方法が、
まずは声で褒めてあげる
↓
オヤツをあげる
という順番を意識するということです。
飼い主さんの声の価値をより高めるために、
「よしよし」
「おりこう」
という言葉をしっかりと伝えてから、オヤツをあげるようにしてみましょう。
声の後にオヤツが示されることで、
【声とオヤツが等価になる】
ことが期待できます。
「よしよし」
という言葉を聞くことで
『オヤツをもらった時と同じ嬉しさや喜び』
を感じるようになってくれる、ということです。
たとえオヤツを持っていない時でも、声で褒めてあげることで、オヤツをあげた時と同じ効果が期待できます。
まずは声で褒めてあげる
↓
オヤツをあげる
という順番を意識するということです。
飼い主さんの声の価値をより高めるために、
「よしよし」
「おりこう」
という言葉をしっかりと伝えてから、オヤツをあげるようにしてみましょう。
声の後にオヤツが示されることで、
【声とオヤツが等価になる】
ことが期待できます。
「よしよし」
という言葉を聞くことで
『オヤツをもらった時と同じ嬉しさや喜び』
を感じるようになってくれる、ということです。
たとえオヤツを持っていない時でも、声で褒めてあげることで、オヤツをあげた時と同じ効果が期待できます。
褒め声とオヤツが同時じゃいけないの?
この記事のはじめの方でも書いたように、オヤツをあげる時には同時に声で褒めてあげている、という飼い主さんがほとんどだと思います。
「オヤツと声が同時じゃいけないの?」
と思う方もいるかもしれません。
もちろん、褒め声とオヤツを同時に提示すること自体は良いことです。
声に対する親近感を高める効果は期待できます。
ただ、
◉褒め声を聴く
◉オヤツを食べる
が同時の場合、
◉聴覚
◉味覚
を同時に働きかけることになりますので、愛犬の意識が分散することになります。
聴覚と味覚を比べた場合、愛犬の中では味覚の方が強く認識されます。
その分、飼い主さんの声に対する意識が弱くなってしまいます。
(「嫌い」「聞きたくない」というマイナス方向に意識されるという意味ではありません)
声とオヤツのタイミングを少しずらしてあげることで、
◉「よしよし」の声を聞く
◉オヤツを味わう
のそれぞれを愛犬がよりクリアに認識することが出来ます。
結果的に、褒めてもらうことが
◉嬉しい
◉喜び
というポジティブな感情と結びつきやすくなります。
『褒める』
と
『オヤツをあげる』
の相乗効果を、より高めることが期待できます。
「オヤツと声が同時じゃいけないの?」
と思う方もいるかもしれません。
もちろん、褒め声とオヤツを同時に提示すること自体は良いことです。
声に対する親近感を高める効果は期待できます。
ただ、
◉褒め声を聴く
◉オヤツを食べる
が同時の場合、
◉聴覚
◉味覚
を同時に働きかけることになりますので、愛犬の意識が分散することになります。
聴覚と味覚を比べた場合、愛犬の中では味覚の方が強く認識されます。
その分、飼い主さんの声に対する意識が弱くなってしまいます。
(「嫌い」「聞きたくない」というマイナス方向に意識されるという意味ではありません)
声とオヤツのタイミングを少しずらしてあげることで、
◉「よしよし」の声を聞く
◉オヤツを味わう
のそれぞれを愛犬がよりクリアに認識することが出来ます。
結果的に、褒めてもらうことが
◉嬉しい
◉喜び
というポジティブな感情と結びつきやすくなります。
『褒める』
と
『オヤツをあげる』
の相乗効果を、より高めることが期待できます。
飼い主の声に対する愛犬の反応も良くなる?
飼い主さんの声をもっと好きになってくれれば、
「おいで」
「こっちを見て」
といったコマンドに対する反応も良くなります。
◉人通りが多い場所にいる時
◉ドッグランで走り回っている時
といった、
「なかなか言うことを聞いてくれない」
と嘆くことが多いようなシチュエーションでも、飼い主さんの声を認識してくれやすくなることが期待できます。
「おいで」
「こっちを見て」
といったコマンドに対する反応も良くなります。
◉人通りが多い場所にいる時
◉ドッグランで走り回っている時
といった、
「なかなか言うことを聞いてくれない」
と嘆くことが多いようなシチュエーションでも、飼い主さんの声を認識してくれやすくなることが期待できます。
愛犬の緊張や不安をほぐしやすくなる
また、
◉動物病院の診察台
◉初めて入ったお店
といった場所だと緊張したり怖がってしまう、という子の場合でも、話しかけてあげることで落ち着きやすくなることが期待できます。
「ドッグランで他の子と走っている時は、いくら呼んでも戻ってこない…」
「診察台に乗るとガタガタ震えちゃって止まらない」
といったお悩みを感じている方は、普段の生活の中で
【声で褒める➡オヤツ】
の順番を意識してみてはいかがでしょうか。
◉動物病院の診察台
◉初めて入ったお店
といった場所だと緊張したり怖がってしまう、という子の場合でも、話しかけてあげることで落ち着きやすくなることが期待できます。
「ドッグランで他の子と走っている時は、いくら呼んでも戻ってこない…」
「診察台に乗るとガタガタ震えちゃって止まらない」
といったお悩みを感じている方は、普段の生活の中で
【声で褒める➡オヤツ】
の順番を意識してみてはいかがでしょうか。
まとめ
飼い主さんの声をもっと好きになってもらうための取り組みとして、今回は
【オヤツとの結びつきをより強くする】
ことをご提案しましたが、必ずしもオヤツでなきゃいけないわけではありません。
◉お気に入りのオモチャ
◉耳の裏を撫でてもらう
といったことの方がオヤツよりも好きな子もいるでしょう。
《嬉しい・楽しい・喜び、に直結するもの》
と
《飼い主さんの声》
を結びつけてあげることで、愛犬との生活も楽しいものになると思います。
【オヤツとの結びつきをより強くする】
ことをご提案しましたが、必ずしもオヤツでなきゃいけないわけではありません。
◉お気に入りのオモチャ
◉耳の裏を撫でてもらう
といったことの方がオヤツよりも好きな子もいるでしょう。
《嬉しい・楽しい・喜び、に直結するもの》
と
《飼い主さんの声》
を結びつけてあげることで、愛犬との生活も楽しいものになると思います。
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
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「こんなこと聞いても良いの?」
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