「年を取ったせいか、うちの子、ここのところ元気がない…」
そんなことを感じているシニア犬の飼い主さん。
この記事ではそんな飼い主さんに向けて、愛犬の心と身体を活き活きとさせてくれる、
『鼻をクンクンとフル活用する遊び(ノーズワーク)』
を動画でご紹介します。
どの愛犬にでも訪れる「老化」
愛犬が高齢になり老犬(シニア犬)といわれるようになると、
「お散歩中に休憩することが多くなった」
「立ち上がる時にドッコイショ感が出てきた」
「階段の上り下りに時間がかかるようになった」
と、体力面での衰えが感じられるようになってきます。
体力面だけでなく、
「名前を呼んでも振り返らないことがある」
という、耳(聴覚)の衰えを感じることもあれば、
「歩いていて家具(テーブルや椅子)に時々ぶつかる」
と、目(視覚)の衰えを感じてしまうこともあります。
個体差や大型犬・小型犬の違いはありますが、10歳に差し掛かるくらいから、上記のような
『老化』
の兆しが見受けられるようになってきます。
年齢を重ねれば
◉体力
◉感覚器官の感度
といったものが低下するのは人も同じなので、自然な事として受けとめるしかありません。
また、人に比べると寿命の短い犬の方が、
◉老化現象が早く出現する
◉進行具合が早い
というのも、仕方がない面があります。
「お散歩中に休憩することが多くなった」
「立ち上がる時にドッコイショ感が出てきた」
「階段の上り下りに時間がかかるようになった」
と、体力面での衰えが感じられるようになってきます。
体力面だけでなく、
「名前を呼んでも振り返らないことがある」
という、耳(聴覚)の衰えを感じることもあれば、
「歩いていて家具(テーブルや椅子)に時々ぶつかる」
と、目(視覚)の衰えを感じてしまうこともあります。
個体差や大型犬・小型犬の違いはありますが、10歳に差し掛かるくらいから、上記のような
『老化』
の兆しが見受けられるようになってきます。
年齢を重ねれば
◉体力
◉感覚器官の感度
といったものが低下するのは人も同じなので、自然な事として受けとめるしかありません。
また、人に比べると寿命の短い犬の方が、
◉老化現象が早く出現する
◉進行具合が早い
というのも、仕方がない面があります。
「シニア犬だから仕方がない」と分かっているけど…
とはいえ、元気に走り回ったり遊んだりしていた愛犬の
◉身体の動き
◉刺激への反応
といったものが衰えていくのを見ると、
「寂しい…」
と感じてしまう飼い主さんもいるでしょう。
また、
「老いるのは自然なことだから仕方がない」
と頭で分かっていても、少しでも元気に日々を過ごさせてあげたいと思うこともあるでしょう。
そこでこの記事では、シニア犬と一緒に暮らす飼い主さんに向けて
『体力が衰えても無理なく一緒に楽しめる遊び』
をご紹介したいと思います。
キーワードは
【鼻(嗅覚)を使って脳の活性化】
です。
◉身体の動き
◉刺激への反応
といったものが衰えていくのを見ると、
「寂しい…」
と感じてしまう飼い主さんもいるでしょう。
また、
「老いるのは自然なことだから仕方がない」
と頭で分かっていても、少しでも元気に日々を過ごさせてあげたいと思うこともあるでしょう。
そこでこの記事では、シニア犬と一緒に暮らす飼い主さんに向けて
『体力が衰えても無理なく一緒に楽しめる遊び』
をご紹介したいと思います。
キーワードは
【鼻(嗅覚)を使って脳の活性化】
です。
老犬(シニア犬)なっても嗅覚は衰えにくい
目(視覚)や耳(聴覚)に比べて、
『鼻(嗅覚)』
の老化の進行具合は遅いと言われています。
実際に、
◉目が見えにくくなった(白内障や緑内障も含む)
◉耳が遠くなった
というシニア犬が、空気の臭いをクンクン嗅ぎながら上手に障害物を避けながら室内を歩く、という光景をよく目にします。
もともと犬は、優れた嗅覚を使って世界を認識している動物です。
目や耳が衰えても、飼い主さんが思うほど不自由さは感じていないのかもしれません。
また、人の場合も、視覚や聴覚の老化は40~50歳頃から始まるのに対し、嗅覚の老化は60~70歳から始まるといわれています。
人も犬も、他の感覚器官に比べて嗅覚は高齢になっても衰えにくい、と言えるでしょう。
このことは逆に言うと、
「鼻を活用した遊びやゲーム(ノーズワーク)はシニア犬でも楽しめる」
ということです。
『鼻(嗅覚)』
の老化の進行具合は遅いと言われています。
実際に、
◉目が見えにくくなった(白内障や緑内障も含む)
◉耳が遠くなった
というシニア犬が、空気の臭いをクンクン嗅ぎながら上手に障害物を避けながら室内を歩く、という光景をよく目にします。
もともと犬は、優れた嗅覚を使って世界を認識している動物です。
目や耳が衰えても、飼い主さんが思うほど不自由さは感じていないのかもしれません。
また、人の場合も、視覚や聴覚の老化は40~50歳頃から始まるのに対し、嗅覚の老化は60~70歳から始まるといわれています。
人も犬も、他の感覚器官に比べて嗅覚は高齢になっても衰えにくい、と言えるでしょう。
このことは逆に言うと、
「鼻を活用した遊びやゲーム(ノーズワーク)はシニア犬でも楽しめる」
ということです。
☞参考ページ:公益財団法人長寿科学振興財団 高齢者の感覚器系の老化
野生時代と同じように、シニア犬の嗅覚をフル活用させてあげよう!
前述のように、犬は嗅覚を使って世界を認識する動物です。
野生時代には、
◉獲物を探す
◉なわばりの確認
◉交配相手を選ぶ
といった、生きることに直結するような行動で、嗅覚が大切な役割得を果たしてきました。
犬にとって嗅覚を使うことは、生きがいともいえる行動なのです。
遊びを通して鼻をクンクンとフル活用させてあげれば、愛犬の活き活きとした姿を見ることが出来るかもしれません。
◉ボール投げ
◉呼んでくれた飼い主さんの元に走る
といった遊びや運動は、視覚・聴覚が充実していないと、楽しむことが難しいです。
また、身体能力の衰えたシニア犬には身体への負担も大きかったりします。
それに比べて嗅覚を活用するような遊びや運動は、体力・視覚・聴力、が衰えたシニア犬でも、身体に無理な負担をかけることなく楽しむことが出来ます。
以下で、具体的な遊び方のご紹介をしてきます。
野生時代には、
◉獲物を探す
◉なわばりの確認
◉交配相手を選ぶ
といった、生きることに直結するような行動で、嗅覚が大切な役割得を果たしてきました。
犬にとって嗅覚を使うことは、生きがいともいえる行動なのです。
遊びを通して鼻をクンクンとフル活用させてあげれば、愛犬の活き活きとした姿を見ることが出来るかもしれません。
◉ボール投げ
◉呼んでくれた飼い主さんの元に走る
といった遊びや運動は、視覚・聴覚が充実していないと、楽しむことが難しいです。
また、身体能力の衰えたシニア犬には身体への負担も大きかったりします。
それに比べて嗅覚を活用するような遊びや運動は、体力・視覚・聴力、が衰えたシニア犬でも、身体に無理な負担をかけることなく楽しむことが出来ます。
以下で、具体的な遊び方のご紹介をしてきます。
ベンチに置いたオヤツを鼻で探すノーズワーク
まずは公園のベンチを使わせてもらって、オヤツ探し。
公園によっては、小さい一人がけのベンチがいくつも並んでいるところがあります。
その中のいくつかに、指先大のオヤツを置いて、愛犬に探させてあげます。
どんな順番で探すのか決めなくてもいいので、好きなように探させてあげます。
参考動画
↓
尻尾をフリフリしながら、楽しんで取り組んでくれているのが分かると思います。
公園のような公共の場所を使わせてもらう場合は、安全の確保や迷惑防止のために、
◉周囲に誰もいないことを確認
◉リードは絶対に離さない
を徹底しましょう。
公園によっては、小さい一人がけのベンチがいくつも並んでいるところがあります。
その中のいくつかに、指先大のオヤツを置いて、愛犬に探させてあげます。
どんな順番で探すのか決めなくてもいいので、好きなように探させてあげます。
参考動画
↓
尻尾をフリフリしながら、楽しんで取り組んでくれているのが分かると思います。
公園のような公共の場所を使わせてもらう場合は、安全の確保や迷惑防止のために、
◉周囲に誰もいないことを確認
◉リードは絶対に離さない
を徹底しましょう。
草むらの中のお宝を鼻で探しあてるノーズワーク
続いては、草むらの中にオヤツを隠して、探させてあげます。
草むらの中に隠すことで目では見つけにくくなるので、鼻を活用する割合が高くなります。
オヤツを布で包むことで、探し当てたかどうかを飼い主さんも判別しやすくなります。
(オヤツをそのまま置くと探し当てたらすぐに食べちゃうので、判別がしにくい)
参考動画
↓
動画では分かりにくいかもしれませんが、
◉オヤツを包んでいない布
◉空の封筒
といったものも置いてあげて、
「正解を探し出す」
感じを高めています。
草むらの中に隠すことで目では見つけにくくなるので、鼻を活用する割合が高くなります。
オヤツを布で包むことで、探し当てたかどうかを飼い主さんも判別しやすくなります。
(オヤツをそのまま置くと探し当てたらすぐに食べちゃうので、判別がしにくい)
参考動画
↓
動画では分かりにくいかもしれませんが、
◉オヤツを包んでいない布
◉空の封筒
といったものも置いてあげて、
「正解を探し出す」
感じを高めています。
市販の知育グッズを利用したノーズワーク
続いては、市販されている知育グッズ(頭を使わせてあげることを目的として作られた商品)を利用した例をご紹介。
参考動画
↓
見ているだけでなく、声をかけて応援してあげることで、
「一緒に楽しんでる感」
を、飼い主さんも愛犬も互いに味わうことが出来ます。
参考動画
↓
見ているだけでなく、声をかけて応援してあげることで、
「一緒に楽しんでる感」
を、飼い主さんも愛犬も互いに味わうことが出来ます。
楽しみながら脳の活性化でシニア犬のを老化防止?
前述のように、鼻をクンクンとフル活用するノーズワークは、犬(というか嗅覚の発達した動物全般)にとって
『生きること(生きがい)』
に直結した行動です。
動画で登場してくれているのは10歳を超えたシニア犬です。
若い子に比べると身体の動きが遅かったり緩慢だったりするのは否めないですが、どの子も楽しそうに取り組んでくれています。
鼻をクンクンすることで、シニア犬でも活き活きとした姿を見せてくれます。
見た目が活き活きするだけでなく、脳が活性化することも期待できます。
人の場合も、嗅覚を刺激することが認知症を予防する効果があると言われています。
嗅覚を活用した遊びを生活の中に取り入れることで、高齢になった愛犬の心身の健康を保つ効果が期待できるでしょう。
『生きること(生きがい)』
に直結した行動です。
動画で登場してくれているのは10歳を超えたシニア犬です。
若い子に比べると身体の動きが遅かったり緩慢だったりするのは否めないですが、どの子も楽しそうに取り組んでくれています。
鼻をクンクンすることで、シニア犬でも活き活きとした姿を見せてくれます。
見た目が活き活きするだけでなく、脳が活性化することも期待できます。
人の場合も、嗅覚を刺激することが認知症を予防する効果があると言われています。
嗅覚を活用した遊びを生活の中に取り入れることで、高齢になった愛犬の心身の健康を保つ効果が期待できるでしょう。
☞参考ページ:嗅覚を刺激して認知症予防!「においと認知症」の最新研究成果 認知症ネット
ノーズワークは愛犬が何歳の時から始めても、毎日やってあげてももOK
嗅覚を活用した遊びは、シニア犬に限らず犬はみんな大好きです。
年齢に関わらず、興味を持ったら始めてあげると良いでしょう。
また、肉体的な負担も少ないので毎日やってあげても大丈夫です。
「好きな物(食べ物)を探す」という生命活動に直結したことなので、飽きてしまうこともありません。
使用するオヤツの味を日替わりにしてあげると新鮮味が加わって、より楽しんでくれるでしょう。
◉雨でお散歩に行けない
◉暑くて外では運動ができない
といった時のストレス解消効果も期待できます。
愛犬生活の楽しみの幅を広げる良い方法だと思います。
年齢に関わらず、興味を持ったら始めてあげると良いでしょう。
また、肉体的な負担も少ないので毎日やってあげても大丈夫です。
「好きな物(食べ物)を探す」という生命活動に直結したことなので、飽きてしまうこともありません。
使用するオヤツの味を日替わりにしてあげると新鮮味が加わって、より楽しんでくれるでしょう。
◉雨でお散歩に行けない
◉暑くて外では運動ができない
といった時のストレス解消効果も期待できます。
愛犬生活の楽しみの幅を広げる良い方法だと思います。
「一緒に楽しむ」がシニア犬にとって何よりも大切(まとめ)
シニア犬でも楽しめる遊び方として、嗅覚を活用する方法をご紹介してきました。
お話してきた通り、こうした遊びには
◉身体への負担が少ない
◉脳の活性化が期待できる
といったメリットがあります。
しかし最大のメリットは、
『飼い主さんも一緒に楽しめる』
ということです。
たとえ難易度は高くないとしても、愛犬が頑張って正解(オヤツ)を探し当ててくれると、見ている飼い主さんも嬉しいものです。
「嬉しい」
「楽しい」
という感情が生まれたら、そのことを声に出して愛犬に伝えてあげましょう。
そうすることで生まれる一体感は、どんな刺激よりも愛犬の心と身体を活性化させてくれるでしょう。
お話してきた通り、こうした遊びには
◉身体への負担が少ない
◉脳の活性化が期待できる
といったメリットがあります。
しかし最大のメリットは、
『飼い主さんも一緒に楽しめる』
ということです。
たとえ難易度は高くないとしても、愛犬が頑張って正解(オヤツ)を探し当ててくれると、見ている飼い主さんも嬉しいものです。
「嬉しい」
「楽しい」
という感情が生まれたら、そのことを声に出して愛犬に伝えてあげましょう。
そうすることで生まれる一体感は、どんな刺激よりも愛犬の心と身体を活性化させてくれるでしょう。
質問や悩み相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
「こんな場合はどうしたら良いの?」
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「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
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