「伏せの教え方がよくわからない」
「教えようとすると愛犬が嫌がる」
といったことでお困りではありませんか?
この記事を読めば、上手な伏せの教え方や、しつけの中で伏せを教えてあげることの意味、といったことが理解して頂けると思います。
犬のしつけの基本だけど、教え方が難しい「伏せ」
「お座り」
「待て」
「オイデ」
等々と並ぶ基本のコマンドでもある『伏せ』。
教えてあげることで、
◉飼い主さんとのコミュニケーションが向上する
◉愛犬に頭を使わせてあげる
◉我慢することを学ぶ
◉外出先でリラックスが出来る
といった効果が期待できます。
一方で、教えることが中々難しいコマンドでもあります。
実際、
「伏せを教えてあげたいけど、教え方が良く分からない」
「伏せてもすぐに立ち上がっちゃう」
「無理に教えようとすると愛犬が嫌がっちゃう」
という相談を飼い主さんから受けることがよくあります。
そこでこの記事では、オヤツを上手に活用した、無理のない教え方をご紹介したいと思います。
「待て」
「オイデ」
等々と並ぶ基本のコマンドでもある『伏せ』。
教えてあげることで、
◉飼い主さんとのコミュニケーションが向上する
◉愛犬に頭を使わせてあげる
◉我慢することを学ぶ
◉外出先でリラックスが出来る
といった効果が期待できます。
一方で、教えることが中々難しいコマンドでもあります。
実際、
「伏せを教えてあげたいけど、教え方が良く分からない」
「伏せてもすぐに立ち上がっちゃう」
「無理に教えようとすると愛犬が嫌がっちゃう」
という相談を飼い主さんから受けることがよくあります。
そこでこの記事では、オヤツを上手に活用した、無理のない教え方をご紹介したいと思います。
「しつけ(伏せを教える)=犬を服従させること」ではない
本題に入る前にお伝えしたいことあります。
しつけに関する本やネット記事を眺めてみると、
「伏せることは服従の証」
「上下関係(主従関係)がしっかりしていないと教えられない」
といった内容のものを目にすることがあります。
◉しつけ・トレーニングの方針
◉人と犬の関係性
等に関するポリシーはそれぞれなので、そういった考えを否定はしません。
が、この記事では
【飼い主さんと愛犬のコミュニケーションの向上】
【お互いが生活しやすくなる】
といったことのための手段として
『伏せ』
を位置付けて話を進めていきます。
「人の方が犬よりも偉い」
「犬は飼い主に服従するべき」
「しつけでオヤツを用いるべきではない」
という考えにはそぐわない内容であることを、予めご了承ください。
しつけに関する本やネット記事を眺めてみると、
「伏せることは服従の証」
「上下関係(主従関係)がしっかりしていないと教えられない」
といった内容のものを目にすることがあります。
◉しつけ・トレーニングの方針
◉人と犬の関係性
等に関するポリシーはそれぞれなので、そういった考えを否定はしません。
が、この記事では
【飼い主さんと愛犬のコミュニケーションの向上】
【お互いが生活しやすくなる】
といったことのための手段として
『伏せ』
を位置付けて話を進めていきます。
「人の方が犬よりも偉い」
「犬は飼い主に服従するべき」
「しつけでオヤツを用いるべきではない」
という考えにはそぐわない内容であることを、予めご了承ください。
「オヤツの臭いで誘導して伏せる」がしつけのファーストステップ
ここでは、愛犬が好きなオヤツを活用した方法をご紹介します。
愛犬にお座りをしてもらう
↓
オヤツを手の中(指先)に隠すように持つ
↓
その手を愛犬の鼻にくっつけるようにして、意識を集中させてあげる
↓
「伏せ」を言いながら、手をゆっくりと床(地面)の方向に下げていく
↓
愛犬がオヤツの臭いを追いかける動きが、そのまま頭を下げる動きになる
(補助として軽く背中を抑えてもOK)
↓
頭が下がるのにつられて腹ばい(伏せの姿勢)になったら、褒めながらオヤツをあげる
という流れ。
参考動画がこちら
↓
動画の中では補助として背中を抑えていますが、
◉グイグイ押さない
◉ジンワリと抑えてあげる
と、嫌悪感を与えないように配慮をしてあげています。
伏せ姿勢を取った後に、
「待て」
を伝えてあげれば、
『伏せの姿勢で待つこと』
学習につながります。
このようなことを繰り返して、
◉伏せ=腹ばいになればオヤツがもらえる
◉伏せた「待て」を言われたら、伏せの姿勢をキープする
を愛犬に学習してもらいます。
愛犬にお座りをしてもらう
↓
オヤツを手の中(指先)に隠すように持つ
↓
その手を愛犬の鼻にくっつけるようにして、意識を集中させてあげる
↓
「伏せ」を言いながら、手をゆっくりと床(地面)の方向に下げていく
↓
愛犬がオヤツの臭いを追いかける動きが、そのまま頭を下げる動きになる
(補助として軽く背中を抑えてもOK)
↓
頭が下がるのにつられて腹ばい(伏せの姿勢)になったら、褒めながらオヤツをあげる
という流れ。
参考動画がこちら
↓
動画の中では補助として背中を抑えていますが、
◉グイグイ押さない
◉ジンワリと抑えてあげる
と、嫌悪感を与えないように配慮をしてあげています。
伏せ姿勢を取った後に、
「待て」
を伝えてあげれば、
『伏せの姿勢で待つこと』
学習につながります。
このようなことを繰り返して、
◉伏せ=腹ばいになればオヤツがもらえる
◉伏せた「待て」を言われたら、伏せの姿勢をキープする
を愛犬に学習してもらいます。
「言葉だけで伏せる」「伏せで長く待てる」にも挑戦すれば、コミュニケーション能力が向上
オヤツの誘導で伏せが出来るようになったら、次のステップに挑戦。
伏せが出来たらオヤツをあげることは同じなのですが、
◉飼い主さんの顔を見ながら
◉「伏せ」の言葉だけ
という条件で出来ることを目指します。
◉飼い主さんの声に集中する
◉言葉を聞き分けようとして注目する
といったコミュニケーション能力が向上することが期待できます。
とはいってもいきなりは難しいですから、
◉オヤツを持った手の動きを小さくしていく
◉伏せた後に顔を見てくれたらオヤツをあげる
というスモールステップを踏みながら。
焦らずに教えてあげれば、必ず下の動画のように出来るようになります。
↓
◉伏せで待っていられる時間を長くする
◉飼い主さんが離れても、戻ってくるまで待つ
◉飼い主さんの顔を見てくれたらオヤツをあげる
という練習をすれば、さらに学習が深まります。
参考動画
↓
伏せが出来たらオヤツをあげることは同じなのですが、
◉飼い主さんの顔を見ながら
◉「伏せ」の言葉だけ
という条件で出来ることを目指します。
◉飼い主さんの声に集中する
◉言葉を聞き分けようとして注目する
といったコミュニケーション能力が向上することが期待できます。
とはいってもいきなりは難しいですから、
◉オヤツを持った手の動きを小さくしていく
◉伏せた後に顔を見てくれたらオヤツをあげる
というスモールステップを踏みながら。
焦らずに教えてあげれば、必ず下の動画のように出来るようになります。
↓
◉伏せで待っていられる時間を長くする
◉飼い主さんが離れても、戻ってくるまで待つ
◉飼い主さんの顔を見てくれたらオヤツをあげる
という練習をすれば、さらに学習が深まります。
参考動画
↓
初めて伏せのしつけを教える犬は、不安になってしまう場合もある
初めて伏せに取り組む子に共通して多いのが、
●伏せることに抵抗感を示す
●伏せることを嫌がる
という反応です。
●眠ったり
●疲れた時に休む
という時に自分の意志で伏せの姿勢を取ることは問題ないのですが、
『人に言われて伏せの姿勢を取る』
ということが初めての場合は、
「何をするんだろう?」
「何をされるんだろう?」
と不安になってしまうのだと思います。
●伏せることに抵抗感を示す
●伏せることを嫌がる
という反応です。
●眠ったり
●疲れた時に休む
という時に自分の意志で伏せの姿勢を取ることは問題ないのですが、
『人に言われて伏せの姿勢を取る』
ということが初めての場合は、
「何をするんだろう?」
「何をされるんだろう?」
と不安になってしまうのだと思います。
愛犬が安心して伏せができる工夫をしてあげるのも、しつけ
工夫の一つとしてご紹介したいのが
『お気に入りのマット(敷物)の上で練習する』
というものです。
普段から休んだり眠ったりする時に使っているマットがあれば、
それを活用します。
何もない床の上や地面で伏せるよりも、
いつもその上で伏せている(休んでいる)マットの上の方が、
安心感を愛犬も感じられると思います。
安心感が増せば、抵抗感や不安も軽くなることが期待できます。
『お気に入りのマット(敷物)の上で練習する』
というものです。
普段から休んだり眠ったりする時に使っているマットがあれば、
それを活用します。
何もない床の上や地面で伏せるよりも、
いつもその上で伏せている(休んでいる)マットの上の方が、
安心感を愛犬も感じられると思います。
安心感が増せば、抵抗感や不安も軽くなることが期待できます。
伏せを応用すれば「お洒落なカフェで愛犬との優雅なひと時」も夢じゃない?
上記のような練習を重ねることで
◉伏せで長く待つ
◉伏せの姿勢でリラックス
といったことが出来るようになることが期待できます。
さらに、
◉お散歩中の休憩の時にやってみる
といった応用練習をすることで、外出先でも伏せて待つことが出来るようになることが期待できます。
そうなれば、
『SNS映えするお洒落なカフェで優雅なひと時を過ごす』
という夢(?)も実現出来るかもしれません。
◉伏せで長く待つ
◉伏せの姿勢でリラックス
といったことが出来るようになることが期待できます。
さらに、
◉お散歩中の休憩の時にやってみる
といった応用練習をすることで、外出先でも伏せて待つことが出来るようになることが期待できます。
そうなれば、
『SNS映えするお洒落なカフェで優雅なひと時を過ごす』
という夢(?)も実現出来るかもしれません。
「不要な嫌悪感を与えない」が犬のしつけのコツ
説明の中でも書きましたが、伏せを教える際に気をつけたいのが、
◉力で無理やり抑え込む
◉苦しさや痛みを伴う
といった方法に頼らないということです。
このような方法に頼りすぎると、
「伏せ」
という言葉に対して愛犬が嫌悪感を覚えてしまい、嫌になってしまう可能性があります。
愛犬の好きな物と結び付けてあげることが大切です。
これは伏せに限らず、しつけ全般に当てはまることでもあります。
◉力で無理やり抑え込む
◉苦しさや痛みを伴う
といった方法に頼らないということです。
このような方法に頼りすぎると、
「伏せ」
という言葉に対して愛犬が嫌悪感を覚えてしまい、嫌になってしまう可能性があります。
愛犬の好きな物と結び付けてあげることが大切です。
これは伏せに限らず、しつけ全般に当てはまることでもあります。
じっくりと「伏せのしつけ」に取り組んで、飼い主さんも愛犬と一緒に成長しよう(まとめ)
冒頭でも述べたように、「伏せ」は基本であると同時に教えることが難しいコマンドでもあります。
色んな記事を読んだり動画を見て参考にしても、思うようにいかないこともあるかと思います。
しかし、たとえ覚えるのに時間がかかったとしても、
【飼い主さんと愛犬が一つの目標に向かって一緒に取り組むこと】
自体に、お互いのコミュニケーションを向上させる効果があると思います。
「早く覚えさせなきゃ」
と焦る必要はありません。
時間をかけて一緒に試行錯誤を重ねることに意義があります。
これも、「伏せ」に限らず、しつけ全般にいえることだと思います。
※興味のある方はこちらの記事もお読みください
↓
色んな記事を読んだり動画を見て参考にしても、思うようにいかないこともあるかと思います。
しかし、たとえ覚えるのに時間がかかったとしても、
【飼い主さんと愛犬が一つの目標に向かって一緒に取り組むこと】
自体に、お互いのコミュニケーションを向上させる効果があると思います。
「早く覚えさせなきゃ」
と焦る必要はありません。
時間をかけて一緒に試行錯誤を重ねることに意義があります。
これも、「伏せ」に限らず、しつけ全般にいえることだと思います。
※興味のある方はこちらの記事もお読みください
↓
☞愛犬にテーブルマナー(テーブルのそばで伏せて待つ)を身に着けてもらうためのしつけの方法とは?
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
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「こんな場合はどうしたら良いの?」
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