食事やお茶をしていると、愛犬がおねだりをしてきてちっとも落ち着かない、ということでお悩みの飼い主さんもいると思います。この記事では、愛犬にテーブルマナー(そばで伏せて待つ)を身に着けてもらうための方法についてお話します。しつけが成功すれば、お洒落なカフェで優雅な時間を過ごせるようになるかも?(動画あり)
せっかく愛犬とカフェに来たのに優雅に過ごせない…
ドッグカフェで楽しいティータイム。
ワンちゃんOKのホテルのレストランで優雅にディナータイム。
飼い主さんの足元では愛犬が静かに伏せて待っている。
そんなお洒落な時間を愛犬と過ごすことに憧れている飼い主さんは多いのではないでしょうか?
しかし、せっかくお洒落なドッグカフェに行ったものの、
◉飼い主さんに食べ物をおねだりする
◉立ち上がってテーブルに足をかける
◉キュンキュン鳴いたり吠えたりする
といった愛犬に振り回されて、
「ちっとも楽しくない…」
「うちの子だけお行儀が悪くて恥ずかしい…」
「全然落ち着けない…」
という思いをしてしまうことも、あるとかないとか。
カフェで優雅に過ごすためには、普段の生活の中でそのような習慣を身につける必要があります。
そこでこの記事では、
【食事やお茶をしている時のテーブルマナー(伏せて待つ)を身に着ける】
ためのしつけの方法について、お話したいと思います。
◉愛犬のおねだりで、落ち着いてご飯が食べれない
◉ドッグカフェで優雅に過ごしたい
という飼い主さんにお勧めの内容になっています。
ワンちゃんOKのホテルのレストランで優雅にディナータイム。
飼い主さんの足元では愛犬が静かに伏せて待っている。
そんなお洒落な時間を愛犬と過ごすことに憧れている飼い主さんは多いのではないでしょうか?
しかし、せっかくお洒落なドッグカフェに行ったものの、
◉飼い主さんに食べ物をおねだりする
◉立ち上がってテーブルに足をかける
◉キュンキュン鳴いたり吠えたりする
といった愛犬に振り回されて、
「ちっとも楽しくない…」
「うちの子だけお行儀が悪くて恥ずかしい…」
「全然落ち着けない…」
という思いをしてしまうことも、あるとかないとか。
カフェで優雅に過ごすためには、普段の生活の中でそのような習慣を身につける必要があります。
そこでこの記事では、
【食事やお茶をしている時のテーブルマナー(伏せて待つ)を身に着ける】
ためのしつけの方法について、お話したいと思います。
◉愛犬のおねだりで、落ち着いてご飯が食べれない
◉ドッグカフェで優雅に過ごしたい
という飼い主さんにお勧めの内容になっています。
なんで愛犬は伏せをしないで、おねだりをしたりテーブルに足をかけたりしちゃうの?
愛犬が食事やお茶をしている飼い主さんにおねだりをしたり、テーブルに足をかけたりしちゃうのは、何故でしょうか?
という質問をされたら、
「食べ物が欲しいから」
「テーブルの上の物に興味があるから」
という答えが多く返ってくるのではないでしょうか。
確かに、もっともな理由です。
しかし、僕が多くの飼い主さんの対応の仕方を観察してきた経験から、その他にも大きな要因があると思います。
それは、
【飼い主さんが愛犬のおねだりに対して反応(リアクション)を示している】
というものです。
という質問をされたら、
「食べ物が欲しいから」
「テーブルの上の物に興味があるから」
という答えが多く返ってくるのではないでしょうか。
確かに、もっともな理由です。
しかし、僕が多くの飼い主さんの対応の仕方を観察してきた経験から、その他にも大きな要因があると思います。
それは、
【飼い主さんが愛犬のおねだりに対して反応(リアクション)を示している】
というものです。
「愛犬を止めさせよう」のリアクションが、かえって逆効果に?
具体的に言うと
◉言われてないのにお手をする
◉飼い主さんの足を鼻で突っつく
◉立ち上がって前足を飼い主やテーブルにかける
◉吠えてアピールする
という愛犬のおねだり行動に対して、
「○○ちゃんは食べられないでしょ」
「そんなことしてもあげないよ」
「ダメでしょ」
という声かけをしたり、
▲愛犬のことを押し戻そうとする
▲前足を手で払う
ということをする飼い主さんが多いです。
飼い主さんとしては、
『やめさせたい』
『いけないことだと教えたい』
という思いから取る行動だと思いますが、
『構ってくれている』
『アピール(おねだり)すると反応してくれる』
という勘違いを愛犬にさせてしまう可能性があります。
◉言われてないのにお手をする
◉飼い主さんの足を鼻で突っつく
◉立ち上がって前足を飼い主やテーブルにかける
◉吠えてアピールする
という愛犬のおねだり行動に対して、
「○○ちゃんは食べられないでしょ」
「そんなことしてもあげないよ」
「ダメでしょ」
という声かけをしたり、
▲愛犬のことを押し戻そうとする
▲前足を手で払う
ということをする飼い主さんが多いです。
飼い主さんとしては、
『やめさせたい』
『いけないことだと教えたい』
という思いから取る行動だと思いますが、
『構ってくれている』
『アピール(おねだり)すると反応してくれる』
という勘違いを愛犬にさせてしまう可能性があります。
『愛犬を叱る』もリアクションの一つ
しつこくおねだりしてくることに対して、
「こら!」
「ダメ!」
と大きな声で叱ることもあるかもしれません。
それでおさまってくれれば良いのですが、多くの場合、その効果は一時的です。
◉遊び好き
◉少々のことではへこたれない
という性格の子の場合だと、かえって楽しくなっちゃったり興奮しちゃったりすることも多いです。
叱るという行動も、愛犬の性格によっては楽しいリアクションの一つになってしまう場合もあるのです。
「こら!」
「ダメ!」
と大きな声で叱ることもあるかもしれません。
それでおさまってくれれば良いのですが、多くの場合、その効果は一時的です。
◉遊び好き
◉少々のことではへこたれない
という性格の子の場合だと、かえって楽しくなっちゃったり興奮しちゃったりすることも多いです。
叱るという行動も、愛犬の性格によっては楽しいリアクションの一つになってしまう場合もあるのです。
根負けして愛犬に食べ物をあげちゃうのは、最大のNGリアクション
中には、あまりのしつこさに根負けして、
「少しくらいなら良いかな…」
「あげれば納得して、おねだりするのを止めてくれるかも」
と、食べ物をあげてしまうケースもあるかもしれません。
言うまでもないかもしれませんが、この対応は最大NG行動です。
『おねだりし続ければ、いつかは美味しいものがもらえる』
という成功体験を愛犬に積ませてしまうので、その後もますますおねだりをするようになります。
このように、おねだり行動に対して何らかの反応を示すことが、飼い主さんの希望とは逆方向の学習につながる可能性が高いのです。
「少しくらいなら良いかな…」
「あげれば納得して、おねだりするのを止めてくれるかも」
と、食べ物をあげてしまうケースもあるかもしれません。
言うまでもないかもしれませんが、この対応は最大NG行動です。
『おねだりし続ければ、いつかは美味しいものがもらえる』
という成功体験を愛犬に積ませてしまうので、その後もますますおねだりをするようになります。
このように、おねだり行動に対して何らかの反応を示すことが、飼い主さんの希望とは逆方向の学習につながる可能性が高いのです。
とにかく伏せるまで『愛犬を無視』を貫き通す
では、愛犬におねだり行動を止めてもらうのはどうすれば良いのでしょうか。
応えは
【何もしない】
です。
いくら愛犬がおねだりをしてきても、徹底的に無視を貫き通すことです。
具体的には
◉うるんだ瞳で見上げてくる
◉鼻でつついてくる
◉キュンキュンと切ない声で鳴く
といったことをしてきても、
▲声をかけない
▲見ない
▲体を動かさない
という態度を示し続けます。
そして、愛犬がおねだり行動をすることを諦めてくれて、飼い主さんが望んでいる行動(今回の場合はテーブルのそばで伏せること)を取ってくれたところで、ご褒美をあげます。
参考動画がこちら
↓
応えは
【何もしない】
です。
いくら愛犬がおねだりをしてきても、徹底的に無視を貫き通すことです。
具体的には
◉うるんだ瞳で見上げてくる
◉鼻でつついてくる
◉キュンキュンと切ない声で鳴く
といったことをしてきても、
▲声をかけない
▲見ない
▲体を動かさない
という態度を示し続けます。
そして、愛犬がおねだり行動をすることを諦めてくれて、飼い主さんが望んでいる行動(今回の場合はテーブルのそばで伏せること)を取ってくれたところで、ご褒美をあげます。
参考動画がこちら
↓
「愛犬がかわいそう」「いじらしい」「嫌われたくない」に打ち勝てるかが、テーブルマナーのしつけの肝?
【無視を貫き通す】
と文字で書くだけなら簡単なことですが、これは飼い主さんにとってメンタル的にかなり難しく、辛いことだったりします。
愛犬のことを大切に思っている飼い主さんだったら、上記のような愛犬の行動に直面すると
◉いじらしい
◉愛くるしい
という感情が生まれるはずです。
また、
「こんなに欲しがってるのに、何もあげないのはかわいそう」
「あげないと、嫌われちゃうんじゃないか」
という思いにかられてしまうかもしれません。
無視を貫き通すことは、そういった感情や思いに反することです。
愛犬が大切な存在であればあるほど、飼い主さんのメンタルには大きな負担やストレスがかかります。
また、前述したように、叱ることも反応のひとつです。
たとえテーブルに足をかけて
「すぐに止めさせなきゃ!」
と思ったとしても、無視をし続けます。
これも飼い主さんの思いとは反することなので、貫き通すのは大変だと思います。
こういった壁を乗り越えて、おねだりすることをあきらめるまで無視することを貫きとおすことが出来るか。
それが、愛犬がテーブルマナーのしつけを身に着けることが出来るかどうかのポイントになります。
と文字で書くだけなら簡単なことですが、これは飼い主さんにとってメンタル的にかなり難しく、辛いことだったりします。
愛犬のことを大切に思っている飼い主さんだったら、上記のような愛犬の行動に直面すると
◉いじらしい
◉愛くるしい
という感情が生まれるはずです。
また、
「こんなに欲しがってるのに、何もあげないのはかわいそう」
「あげないと、嫌われちゃうんじゃないか」
という思いにかられてしまうかもしれません。
無視を貫き通すことは、そういった感情や思いに反することです。
愛犬が大切な存在であればあるほど、飼い主さんのメンタルには大きな負担やストレスがかかります。
また、前述したように、叱ることも反応のひとつです。
たとえテーブルに足をかけて
「すぐに止めさせなきゃ!」
と思ったとしても、無視をし続けます。
これも飼い主さんの思いとは反することなので、貫き通すのは大変だと思います。
こういった壁を乗り越えて、おねだりすることをあきらめるまで無視することを貫きとおすことが出来るか。
それが、愛犬がテーブルマナーのしつけを身に着けることが出来るかどうかのポイントになります。
愛犬を無視するだけでなく『伏せることが正解』もちゃんと伝えるのがしつけ
ただ無視を貫き通すだけでは、テーブルマナーのしつけは完了しません。
参考動画の中でも、おねだりをあきらめて自分から伏せてくれた時には、ちゃんとご褒美をあげています。
愛犬が望ましい行動を取ってくれた時には、
「その行動こそが正解」
ということをきちんと伝えてあげることが大切です。
愛犬の頑張りに応えるだけでなく、飼い主さん自身も辛く切ない思いをしたことが無駄にならないように、
「そのようにして欲しいんだよ」
ということを良きタイミングで伝えてあげましょう。
参考動画の中でも、おねだりをあきらめて自分から伏せてくれた時には、ちゃんとご褒美をあげています。
愛犬が望ましい行動を取ってくれた時には、
「その行動こそが正解」
ということをきちんと伝えてあげることが大切です。
愛犬の頑張りに応えるだけでなく、飼い主さん自身も辛く切ない思いをしたことが無駄にならないように、
「そのようにして欲しいんだよ」
ということを良きタイミングで伝えてあげましょう。
まとめ
この記事でお話した方法の効果は、
『おねだりをあきらめる』
ことを通してテーブルマナーを身に着けることだけではありません。
◉怒って止める
◉命令をして伏せさせる
ではなく、愛犬が自ら伏せるまで待ってあげることで、
【どうすれば良いのかを自分で考えて行動する】
という習慣が身につくことが期待できます。
自分で考えることを身につけてもらうためには、
『愛犬が望ましい行動を取るまで待ってあげる』
という我慢が、飼い主さん自身にも求められます。
一朝一夕で身につくものではありませんが、長い目で見て取り組んで欲しいと思います。
※こちらの記事も参考になさってください
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『おねだりをあきらめる』
ことを通してテーブルマナーを身に着けることだけではありません。
◉怒って止める
◉命令をして伏せさせる
ではなく、愛犬が自ら伏せるまで待ってあげることで、
【どうすれば良いのかを自分で考えて行動する】
という習慣が身につくことが期待できます。
自分で考えることを身につけてもらうためには、
『愛犬が望ましい行動を取るまで待ってあげる』
という我慢が、飼い主さん自身にも求められます。
一朝一夕で身につくものではありませんが、長い目で見て取り組んで欲しいと思います。
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☞愛犬のしつけには「あえて無視する」が必要なこともある?そんな時のコツとは?
☞愛犬に伏せを教えてあげるにはどうしたら良い?伏せを教えることの効果や方法について解説
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「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
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