子犬同士で遊ばせていたら、お互いが唸ったり噛みついたりが激しくなってきて、
「これって遊びじゃなくてケンカ?」
と心配になってしまうこともあるかもしれません。
子犬の遊びとケンカの見分ける方法はあるのでしょうか?
子犬は遊びを通して「社会性」を身につける

愛犬と生活していくうえで、子犬のうちにぜひとも身につけさせてあげたいものに
【社会性】
と呼ばれる能力があります。
社会性とは、
◉家族以外の人や犬と仲良くできる
◉初めての場所や不慣れな場所でも落ち着いて過ごすことが出来る
といった能力のことです。
生活の中で生じる環境変化に対応する能力、ともいえます。
これが身についていると
◉愛犬を通して人や犬の友だち(犬友)を作る
◉色んな場所に出かける
といったことがしやすくなって、愛犬との生活がより豊かになります。
逆に社会性が身についていない(不足している)と
◉散歩中に人や犬に吠える
◉知らない道や不慣れな場所だと固まって動けなくなる
といった傾向が強くなって、生活をしていくうえで
「困った…」
「なんでうちの子だけ、こんなに吠えちゃうの…」
ということを感じてしまう場面が多くなることもあります。
子犬の時期には、なるべく多くの人や犬と触れ合って社会性を身につけさせてあげることが大切です。
特に生後1ヵ月~4ヵ月位の時期は、
『社会化期』
ともいわれ、社会性を身につけるうえで重要な時期と考えられています。
生後間もない、脳が柔軟な時期に多くの刺激(人・犬・場所etc)に触れることが、成長した後の社会性(環境適応能力)の確立につながります。
具体的には
◉色んな人にかわいがってもらう
◉色んな犬と遊ぶ
といった経験をさせてあげることが大切です。
特に、気の合う相手とお互いに取っ組み合うプロレス遊び、通称
『ワンプロ(ワンコ同士のプロレス、の略)』
は、
◉力の加減を覚える
◉相手の出方(様子)をうかがう
◉相手に怒られたら一歩引く
◉相手がしつこかったら、はっきり「嫌!」のサインを出す
等々、社会性につながる能力を遊びを通して身につけることができます。
また、体力や筋力をつけるうえでも非常に役に立ちます。
【社会性】
と呼ばれる能力があります。
社会性とは、
◉家族以外の人や犬と仲良くできる
◉初めての場所や不慣れな場所でも落ち着いて過ごすことが出来る
といった能力のことです。
生活の中で生じる環境変化に対応する能力、ともいえます。
これが身についていると
◉愛犬を通して人や犬の友だち(犬友)を作る
◉色んな場所に出かける
といったことがしやすくなって、愛犬との生活がより豊かになります。
逆に社会性が身についていない(不足している)と
◉散歩中に人や犬に吠える
◉知らない道や不慣れな場所だと固まって動けなくなる
といった傾向が強くなって、生活をしていくうえで
「困った…」
「なんでうちの子だけ、こんなに吠えちゃうの…」
ということを感じてしまう場面が多くなることもあります。
子犬の時期には、なるべく多くの人や犬と触れ合って社会性を身につけさせてあげることが大切です。
特に生後1ヵ月~4ヵ月位の時期は、
『社会化期』
ともいわれ、社会性を身につけるうえで重要な時期と考えられています。
生後間もない、脳が柔軟な時期に多くの刺激(人・犬・場所etc)に触れることが、成長した後の社会性(環境適応能力)の確立につながります。
具体的には
◉色んな人にかわいがってもらう
◉色んな犬と遊ぶ
といった経験をさせてあげることが大切です。
特に、気の合う相手とお互いに取っ組み合うプロレス遊び、通称
『ワンプロ(ワンコ同士のプロレス、の略)』
は、
◉力の加減を覚える
◉相手の出方(様子)をうかがう
◉相手に怒られたら一歩引く
◉相手がしつこかったら、はっきり「嫌!」のサインを出す
等々、社会性につながる能力を遊びを通して身につけることができます。
また、体力や筋力をつけるうえでも非常に役に立ちます。
子犬にとって理想の遊び相手は?

プロレス遊びが大切とは言っても、どんな相手でも良いというわけでもありません。
生後1カ月~4ヵ月頃の子犬は、相手に合わせて力の加減をすることがまだ上手にできないことが多いので、
「ゴールデンレトリーバー×トイプードル」
「ジャーマンシェパード×チワワ」
というように、どちらか一方が圧倒的に大きかったり体力があったりすると、大きい子に悪気が無くても(遊んでいるだけのつもりでも)、小さい子が
◉怪我をする(つぶされる、はじきとばされるetc)
◉恐怖を感じる(吠え声が大きい、迫力がある)
という経験をしてしまうかもしれません。
子犬の時期(社会化期)に犬に対する恐怖を感じてしまうと、成長した後も犬に対する意識が残って、散歩中や動物病院で他所の子に会った時に
◉激しく吠える
◉逃げようとする
という行動を取るようになるかもしれません。
そういったリスクを考えると、社会化期の子犬にとって
◉月齢
◉大きさ
◉体力
といったものが同程度の子が、お互いが気兼ねなく全力で遊べる、理想的な遊び相手だといえるでしょう。
生後1カ月~4ヵ月頃の子犬は、相手に合わせて力の加減をすることがまだ上手にできないことが多いので、
「ゴールデンレトリーバー×トイプードル」
「ジャーマンシェパード×チワワ」
というように、どちらか一方が圧倒的に大きかったり体力があったりすると、大きい子に悪気が無くても(遊んでいるだけのつもりでも)、小さい子が
◉怪我をする(つぶされる、はじきとばされるetc)
◉恐怖を感じる(吠え声が大きい、迫力がある)
という経験をしてしまうかもしれません。
子犬の時期(社会化期)に犬に対する恐怖を感じてしまうと、成長した後も犬に対する意識が残って、散歩中や動物病院で他所の子に会った時に
◉激しく吠える
◉逃げようとする
という行動を取るようになるかもしれません。
そういったリスクを考えると、社会化期の子犬にとって
◉月齢
◉大きさ
◉体力
といったものが同程度の子が、お互いが気兼ねなく全力で遊べる、理想的な遊び相手だといえるでしょう。
子犬同士のワンプロは、時にケンカに見えるくらい激しい

子犬同士のプロレス遊びにまつわる話として、飼い主さん達からよく聞くのが
「遊びじゃなくて、ケンカをしているように見える」
「仲が良いのか悪いのか、わからない」
というものです。
月齢も大きさも同じくらいの子同士の場合、ほぼ互角の戦い(?)が続くので、お互いにエキサイトしてきます。
ワンプロ開始の時はお互いにほとんど声を出していなかったのに、エキサイトするにつれて
◉唸り声をあげる
◉吠えて相手を牽制する
◉とびかかる
◉悲鳴に近い甲高い声をあげる
といった行動が激しくなってきます。
そんな愛犬の様子を見て、
「これってケンカじゃない?」
「仲が悪いのかな?」
「もう遊ばせない方がいいかな?」
と心配になってしまうのも無理が無いと思います。
「遊びじゃなくて、ケンカをしているように見える」
「仲が良いのか悪いのか、わからない」
というものです。
月齢も大きさも同じくらいの子同士の場合、ほぼ互角の戦い(?)が続くので、お互いにエキサイトしてきます。
ワンプロ開始の時はお互いにほとんど声を出していなかったのに、エキサイトするにつれて
◉唸り声をあげる
◉吠えて相手を牽制する
◉とびかかる
◉悲鳴に近い甲高い声をあげる
といった行動が激しくなってきます。
そんな愛犬の様子を見て、
「これってケンカじゃない?」
「仲が悪いのかな?」
「もう遊ばせない方がいいかな?」
と心配になってしまうのも無理が無いと思います。
ケンカか遊びかを見分ける方法とは?

そんな時に、ケンカか遊びかを見分ける方法があります。
その方法とは、
【お互いに取っ組み合っている最中に手を突っ込んでみる】
というものです。
文字だけだと
「👀?」
だと思うので、参考動画をご覧ください
↓
激しく嚙み合っている(ように見える)最中に手を突っ込むというのは、一見すると危険な行為と感じるかもしれませんが、見ての通り、手が目の前に現れても、怒って噛みついてくることはありません。
エキサイトして怒っているように見えても、あくまで遊びモードの範囲内に収まっている証拠です。
これが本気のケンカだと、手を差し入れた瞬間に
「邪魔するな!」
とばかりに激しく噛んでくる可能性が高いです。
本気のケンカモードに入った子は、目に入った物を見境なく攻撃する(噛みつく)傾向が強くなるからです。
ケンカの仲裁に入った人が、とばっちりで殴られたりする場面を映画やドラマで見ることがありますが、あれと同じです。
動画の二人はそんな様子はありません。
むしろ、私の手が見に入ったら、
「別の遊び相手が来た!」
というような反応を示してくれています。
仲が悪いようでいて、実のところは仲良しなんだといえます。
その方法とは、
【お互いに取っ組み合っている最中に手を突っ込んでみる】
というものです。
文字だけだと
「👀?」
だと思うので、参考動画をご覧ください
↓
激しく嚙み合っている(ように見える)最中に手を突っ込むというのは、一見すると危険な行為と感じるかもしれませんが、見ての通り、手が目の前に現れても、怒って噛みついてくることはありません。
エキサイトして怒っているように見えても、あくまで遊びモードの範囲内に収まっている証拠です。
これが本気のケンカだと、手を差し入れた瞬間に
「邪魔するな!」
とばかりに激しく噛んでくる可能性が高いです。
本気のケンカモードに入った子は、目に入った物を見境なく攻撃する(噛みつく)傾向が強くなるからです。
ケンカの仲裁に入った人が、とばっちりで殴られたりする場面を映画やドラマで見ることがありますが、あれと同じです。
動画の二人はそんな様子はありません。
むしろ、私の手が見に入ったら、
「別の遊び相手が来た!」
というような反応を示してくれています。
仲が悪いようでいて、実のところは仲良しなんだといえます。
「遊びの仲間に入れて!」のつもりで

手を入れる時には、取っ組み合う子犬達を無理に止めたり引き離す感じではなく、むしろ
「仲間に入れて!」
といったつもりでいると良いでしょう。
愛犬が
「楽しく遊んでいたら怒られた…」
「無理やり遊びを止められた…」
と感じるのではなく、
「楽しい遊びに加わってくれている!」
「一緒になって遊んでくれている!」
と感じてくれれば、愛犬との関係性も良くなっていくことが期待できます。
幼稚園や保育園で、一緒に沢山遊んでくれる先生に子ども達がよくなついてくれる(信頼してくれる)というのと、似ているかもしれません。
「仲間に入れて!」
といったつもりでいると良いでしょう。
愛犬が
「楽しく遊んでいたら怒られた…」
「無理やり遊びを止められた…」
と感じるのではなく、
「楽しい遊びに加わってくれている!」
「一緒になって遊んでくれている!」
と感じてくれれば、愛犬との関係性も良くなっていくことが期待できます。
幼稚園や保育園で、一緒に沢山遊んでくれる先生に子ども達がよくなついてくれる(信頼してくれる)というのと、似ているかもしれません。
不安な場合は、しっかりと安全対策をとったうえで

とはいえ、エキサイトしている子たちの真っ只中に手を突っ込むのは、一般の飼い主さんにとっては、かなりの度胸が必要でしょう。
愛犬は遊んでいるつもりでも、はずみで手に歯があたってしまうかもしれません。
子犬の歯(乳歯)は鋭くとがっています。
たとえ噛む力がそれほど強くなくても、よく刺さって痛いです。
それに、遊んでると思ってたら本気のケンカモードに入っていて、手を差し入れた途端にガブガブと噛まれてしまう、という可能性もゼロではありません。
「痛いのは嫌だ…」
「本気で噛まれたらどうしよう…」
という不安がある場合は、上の写真のような革製の手袋をはめると、手を守ってくれます。
中には、腕全体をカバーしてくれるタイプの皮手袋もあります。
万が一、本気のケンカモードに入っていたとしても、手がしっかりと守られていれば躊躇なく迅速に引き離すことが出来ます。
飼い主さんだけでなく愛犬達の安全も確保することが出来ます。
◉パペット(手にはめる人形)
◉ミトン(鍋つかみ)
といった物も手を守るのに有効です。
遊びの仲間入りもしやすくなります。
参考動画
↓
愛犬は遊んでいるつもりでも、はずみで手に歯があたってしまうかもしれません。
子犬の歯(乳歯)は鋭くとがっています。
たとえ噛む力がそれほど強くなくても、よく刺さって痛いです。
それに、遊んでると思ってたら本気のケンカモードに入っていて、手を差し入れた途端にガブガブと噛まれてしまう、という可能性もゼロではありません。
「痛いのは嫌だ…」
「本気で噛まれたらどうしよう…」
という不安がある場合は、上の写真のような革製の手袋をはめると、手を守ってくれます。
中には、腕全体をカバーしてくれるタイプの皮手袋もあります。
万が一、本気のケンカモードに入っていたとしても、手がしっかりと守られていれば躊躇なく迅速に引き離すことが出来ます。
飼い主さんだけでなく愛犬達の安全も確保することが出来ます。
◉パペット(手にはめる人形)
◉ミトン(鍋つかみ)
といった物も手を守るのに有効です。
遊びの仲間入りもしやすくなります。
参考動画
↓
様子を見守る勇気を持とう

子犬同士で遊ばせてあげたいとは思っていても、プロレスが激しくなってくると
「相手の子にケガをさせちゃったら大変💦」
「このままだと狂暴な子になっちゃうかも💦」
と心配になったり不安になったりして、引き離したくなることもあるでしょう。
しかし、引き離したくなる気持ちをぐっとこらえて、
【少々激しくても様子を見守ってみる】
という勇気を飼い主さんが持つことで、子犬同士でお互いに遊びのルールを確立することができます。
ひいてはそれは、社会性の獲得にもつながります。
ただ、
「ケンカに見えるけど、これは遊びだから大丈夫」
と自分が思っていても、相手の飼い主さんが心配になって引き離すこともあるでしょう。
「もうちょっと様子を見ましょう」
と言うのは難しい場合もあるでしょう。
愛犬同士がケンカっぽくなることで、飼い主さん同士の関係が微妙な感じになってしまうこともあるかもしれません。
飼い主さん同士のコミュニケーションを大切にすることが、全力で遊べる犬友達を得ることにもつながるでしょう。
この辺りは、人の子ども同士・親同士の関係にも共通しているのかもしれません。
「相手の子にケガをさせちゃったら大変💦」
「このままだと狂暴な子になっちゃうかも💦」
と心配になったり不安になったりして、引き離したくなることもあるでしょう。
しかし、引き離したくなる気持ちをぐっとこらえて、
【少々激しくても様子を見守ってみる】
という勇気を飼い主さんが持つことで、子犬同士でお互いに遊びのルールを確立することができます。
ひいてはそれは、社会性の獲得にもつながります。
ただ、
「ケンカに見えるけど、これは遊びだから大丈夫」
と自分が思っていても、相手の飼い主さんが心配になって引き離すこともあるでしょう。
「もうちょっと様子を見ましょう」
と言うのは難しい場合もあるでしょう。
愛犬同士がケンカっぽくなることで、飼い主さん同士の関係が微妙な感じになってしまうこともあるかもしれません。
飼い主さん同士のコミュニケーションを大切にすることが、全力で遊べる犬友達を得ることにもつながるでしょう。
この辺りは、人の子ども同士・親同士の関係にも共通しているのかもしれません。
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
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