お散歩中に知っている人に会うと、愛犬が尻尾をフリフリ大喜びで、相手の人にとびついちゃう…
そんなとびつき行動でお困りではありませんか? この記事では、人にも犬にもストレスが少ない、とびつき防止のしつけ方法をご紹介します(動画あり)
好きな人に会うと、ピョンピョンとびつくから大変💦
飼い主さんとお話していると
「お散歩中に知っている人に会うと、嬉しくってとびついちゃう」
「○○ちゃん!と声をかけられると、大喜びで突っ込んでいく」
「大きな体でピョンピョンするから抑えるのが大変💦」
という話をよく聞きます。
このような人に対するとびつきは
◉人が好き
◉遊ぶのが好き
という性格の子によくみられる行動です。
知っている人に会って嬉しくなること自体は良いことです。
しかし、
◉相手の人を驚かせてしまう
◉洋服に足の爪が引っかかって破いてしまう
といった迷惑をかけてしまうこともあります。
特に愛犬が
◦ゴールデンレトリーバー
◦ラブラドールレトリーバー
◦バーニーズマウンテンドッグ
◦ゴールデンドゥードゥル
◦ジャーマンシェパードドッグ
等の大型犬の場合は、相手に与えるインパクトも大きくなります。
飼い主さんも、リードを持つ手が引っ張られて大変な思いをしてしまいます。
愛犬が嬉しい気持ちを表現することで、相手に迷惑をかけてしまったり、飼い主さんが大変な思いをしてしまうことは、出来れば防ぎたいものです。
そこでこの記事では、
『好きな人に会った時のとびつき』
を防止するためのしつけ方法についてお話したいと思います。
「お散歩中に知っている人に会うと、嬉しくってとびついちゃう」
「○○ちゃん!と声をかけられると、大喜びで突っ込んでいく」
「大きな体でピョンピョンするから抑えるのが大変💦」
という話をよく聞きます。
このような人に対するとびつきは
◉人が好き
◉遊ぶのが好き
という性格の子によくみられる行動です。
知っている人に会って嬉しくなること自体は良いことです。
しかし、
◉相手の人を驚かせてしまう
◉洋服に足の爪が引っかかって破いてしまう
といった迷惑をかけてしまうこともあります。
特に愛犬が
◦ゴールデンレトリーバー
◦ラブラドールレトリーバー
◦バーニーズマウンテンドッグ
◦ゴールデンドゥードゥル
◦ジャーマンシェパードドッグ
等の大型犬の場合は、相手に与えるインパクトも大きくなります。
飼い主さんも、リードを持つ手が引っ張られて大変な思いをしてしまいます。
愛犬が嬉しい気持ちを表現することで、相手に迷惑をかけてしまったり、飼い主さんが大変な思いをしてしまうことは、出来れば防ぎたいものです。
そこでこの記事では、
『好きな人に会った時のとびつき』
を防止するためのしつけ方法についてお話したいと思います。
なんで、とびつくの?
しつけの方法についてお話する前に、
「なんで好きな人にとびついちゃうの?」
について考えてみましょう。
「なんで好きな人にとびついちゃうの?」
について考えてみましょう。
嬉しいから?楽しいから?
なんで、好きな人や知っている人に会うととびついてしまうのか?
と聞かれた時には、
「嬉しいから」
「楽しいから」
といった答えが返ってくることが多いように感じます。
しかし、行動の理由を心や感情といった内面に求めた場合、
『行動を変えるためには心を変えなきゃいけない』
となります。
■知っている人に会うと嬉しくなる
■声をかけられると喜ぶ
という愛犬の心を
▲知っている人に会っても嬉しくならない
▲誰に声をかけられても喜ばない
に変える、というように。
と聞かれた時には、
「嬉しいから」
「楽しいから」
といった答えが返ってくることが多いように感じます。
しかし、行動の理由を心や感情といった内面に求めた場合、
『行動を変えるためには心を変えなきゃいけない』
となります。
■知っている人に会うと嬉しくなる
■声をかけられると喜ぶ
という愛犬の心を
▲知っている人に会っても嬉しくならない
▲誰に声をかけられても喜ばない
に変える、というように。
「好き」「嬉しい」の気持ちは大切にしてあげたい
しかし、愛犬の心を変えるのは困難です。
そもそも、せっかく人が好きで明るい性格でいてくれるのに、それを無理に変えることは、好ましいことではありません。
「人のことが好き!」
「声をかけられると嬉しい!」
という愛犬の気持ちは大切にしたまま、
『とびつく』
という行動を変えていくように取り組むことが好ましいです。
そもそも、せっかく人が好きで明るい性格でいてくれるのに、それを無理に変えることは、好ましいことではありません。
「人のことが好き!」
「声をかけられると嬉しい!」
という愛犬の気持ちは大切にしたまま、
『とびつく』
という行動を変えていくように取り組むことが好ましいです。
「とびついた直後に何が起きているか(どんな対応をしているか)」に理由が隠れている
人や犬を含めた動物の行動の理由を考える際には、内面ではなく
【その行動を取った直後に何が起きているか】
について考えることが大切です。
好きな人にとびつくことで、愛犬の身に何が起こっているかを考えることが、とびつき行動の防止や改善に取り組む際のポイントになります。
【その行動を取った直後に何が起きているか】
について考えることが大切です。
好きな人にとびつくことで、愛犬の身に何が起こっているかを考えることが、とびつき行動の防止や改善に取り組む際のポイントになります。
とびついた直後に、どんな態度をとっている?がポイント
愛犬がとびついた際の、相手の人・飼い主さん、の態度を考えてみると、以下のようなものが多いのではないでしょうか。
《相手の人》
「こんにちは」
「よしよし」
と声をかけながら、なでてあげる
《飼い主》
「コラ!」
「ダメでしょ!」
と声をかけてリードを引く
こういった態度をとることが、愛犬のとびつき行動を増長・助長させてしまっている可能性が高いと思われます。
相手の人が
◉声をかける
◉なでる
といった態度を取ることで、
【知っている人にとびつくと、良いこと(声をかけてくれる・なでてくれる)がある】
という学習を愛犬がすることになります。
飼い主が
◉慌てて声をかける
◉急にリードを引く
といった態度を取ることで
【知っている人にとびつくと、飼い主も一緒になって騒いでくれる(まるで運動会)】
という学習につながる可能性があります。
遊び好きで天真爛漫な性格の子ほど、このような勘違いをしやすいです。
相手の人や飼い主さんが取っている対応や態度が、気づかないうちに愛犬のとびつき行動の強化(頻度や強度を増す)につながっているかもしれません。
《相手の人》
「こんにちは」
「よしよし」
と声をかけながら、なでてあげる
《飼い主》
「コラ!」
「ダメでしょ!」
と声をかけてリードを引く
こういった態度をとることが、愛犬のとびつき行動を増長・助長させてしまっている可能性が高いと思われます。
相手の人が
◉声をかける
◉なでる
といった態度を取ることで、
【知っている人にとびつくと、良いこと(声をかけてくれる・なでてくれる)がある】
という学習を愛犬がすることになります。
飼い主が
◉慌てて声をかける
◉急にリードを引く
といった態度を取ることで
【知っている人にとびつくと、飼い主も一緒になって騒いでくれる(まるで運動会)】
という学習につながる可能性があります。
遊び好きで天真爛漫な性格の子ほど、このような勘違いをしやすいです。
相手の人や飼い主さんが取っている対応や態度が、気づかないうちに愛犬のとびつき行動の強化(頻度や強度を増す)につながっているかもしれません。
「とびつき防止のしつけ」のお手本の動画
上記の二通りの対応のお手本の参考動画
↓
※とびついた時
《相手の人》
声かけしない
触らない
《飼い主》
黙って相手の人から引き離しす
※とびつかない時
(この場合は、ぴったりと身体をすり寄せる)
《相手の人》
声をかけてあげる
沢山なでてあげる
《飼い主》
一緒になって褒めてあげる
の、対応の違いが分かって頂けるかと思います。
このような対応をることで、
「人のことが好き!」
「好きな人に話しかけてもらいたい!」
「沢山なでてもらいたい!」
という愛犬の気持ちを尊重することと、とびつき防止のしつけを両立することが出来ます。
↓
※とびついた時
《相手の人》
声かけしない
触らない
《飼い主》
黙って相手の人から引き離しす
※とびつかない時
(この場合は、ぴったりと身体をすり寄せる)
《相手の人》
声をかけてあげる
沢山なでてあげる
《飼い主》
一緒になって褒めてあげる
の、対応の違いが分かって頂けるかと思います。
このような対応をることで、
「人のことが好き!」
「好きな人に話しかけてもらいたい!」
「沢山なでてもらいたい!」
という愛犬の気持ちを尊重することと、とびつき防止のしつけを両立することが出来ます。
しつけは、お互いにWin-Win(ウィンウィン)な方法で取り組もう
今回お話したとびつき行動のように、
「〇〇するのを止めさせる」
というしつけに取り組む際には、
◉叱って止める
◉我慢をさせる
という方向性で取り組む傾向が強いように感じます。
しかしその方向性では、飼い主さんにとって
■体力的に大変
■うまくいかない時にストレスを感じる
というデメリットがあります。
愛犬にとっても
▲楽しみが奪われる
▲叱られるとつまらない
▲なぜ叱られるのかが分かりにくい
といったデメリットがあります。
相手の人にとっても、
♦かわいい犬を触りたい
♦犬と触れ合いたい
という楽しみが奪われてしまうことになってしまうかもしれません。
愛犬にとっても、飼い主を含めた周囲の人にとっても、楽しみや嬉しさが損なわれることのない、
【Win-Winの方法】
を選択することが、継続的にしつけに取り組むうえでも大切だと思います。
「〇〇するのを止めさせる」
というしつけに取り組む際には、
◉叱って止める
◉我慢をさせる
という方向性で取り組む傾向が強いように感じます。
しかしその方向性では、飼い主さんにとって
■体力的に大変
■うまくいかない時にストレスを感じる
というデメリットがあります。
愛犬にとっても
▲楽しみが奪われる
▲叱られるとつまらない
▲なぜ叱られるのかが分かりにくい
といったデメリットがあります。
相手の人にとっても、
♦かわいい犬を触りたい
♦犬と触れ合いたい
という楽しみが奪われてしまうことになってしまうかもしれません。
愛犬にとっても、飼い主を含めた周囲の人にとっても、楽しみや嬉しさが損なわれることのない、
【Win-Winの方法】
を選択することが、継続的にしつけに取り組むうえでも大切だと思います。
ご質問やご相談をお寄せください
「うちの子の悩みも聞いて欲しい」
「こんな場合はどうしたら良いの?」
等々、質問したいことや相談したいことはありませんか?
佐々木ドッグトレーニングでは、飼い主さんからの質問や相談を随時受け付けています。
「こんなこと聞いても良いの?」
というささいなことでも構いません。
メールでの相談は無料ですので、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
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