老犬になると、筋力の低下の影響で歩くのが大変になってきます。最後まで健康で充実した生活を来るために、愛犬に散歩で自力で歩かせてあげるための補助の仕方についてご紹介します(動画あり)。
老犬になるとヨロヨロとして歩くのもつらそう💦
人も犬も、年齢を重ねると少しずつ体の筋力が衰えてきて、若い頃のような元気な動作が難しくなっていきます。
若い頃は、長時間の散歩も元気にスタスタ歩いていた愛犬も、年齢を重ねると歩くのが大変になってきます。
ヨロヨロとしながら、バランスを崩して倒れそうになりながらも、必死でお散歩している老犬を見かけたことのある方もいるでしょう。
自身の愛犬が老犬で、お散歩が大変になっている飼い主さんもいるでしょう。
この記事では、足腰が弱った老犬を自力でしっかりと歩かせてあげるためのお散歩のやり方について、お話ししたいと思います。
若い頃は、長時間の散歩も元気にスタスタ歩いていた愛犬も、年齢を重ねると歩くのが大変になってきます。
ヨロヨロとしながら、バランスを崩して倒れそうになりながらも、必死でお散歩している老犬を見かけたことのある方もいるでしょう。
自身の愛犬が老犬で、お散歩が大変になっている飼い主さんもいるでしょう。
この記事では、足腰が弱った老犬を自力でしっかりと歩かせてあげるためのお散歩のやり方について、お話ししたいと思います。
首輪での散歩は老犬にとって負担が大きい
足腰の弱った老犬は、頑張って歩いても飼い主さんから遅れてしまいがちです。
遅れると、飼い主さんに引っ張られて歩くことになります。
その際にリードが首輪につけられていると、引っ張られた時に首に力が加わることになります。
バランスを崩してよろけた時には、首にさらに力が加わることになります。
老犬は足腰だけでなく全身の筋力が落ちていますので、当然首の筋力も落ちています。
その首で体重を支えることは、老犬にとっては負担になってしまいます。
また、首に力が加わることは気管に負荷がかかることでもあります。
気管も若い頃に比べて狭くなっていたり負荷に対して弱くなっているので、必要以上の負荷がかかることは、出来れば避けたいところです。
足腰の弱くなった老犬にとって、首輪での散歩は飼い主さんが思っている以上に負担になっていることがあります。
遅れると、飼い主さんに引っ張られて歩くことになります。
その際にリードが首輪につけられていると、引っ張られた時に首に力が加わることになります。
バランスを崩してよろけた時には、首にさらに力が加わることになります。
老犬は足腰だけでなく全身の筋力が落ちていますので、当然首の筋力も落ちています。
その首で体重を支えることは、老犬にとっては負担になってしまいます。
また、首に力が加わることは気管に負荷がかかることでもあります。
気管も若い頃に比べて狭くなっていたり負荷に対して弱くなっているので、必要以上の負荷がかかることは、出来れば避けたいところです。
足腰の弱くなった老犬にとって、首輪での散歩は飼い主さんが思っている以上に負担になっていることがあります。
ハーネスで愛犬の身体を支えてあげれば、散歩の負担も軽くなる
そこでお勧めしたいのが、
【ハーネスで身体を支えてあげながら歩く】
です。
首輪ではなく、上半身を覆うタイプのハーネスで散歩することで、足腰の弱った愛犬の負担を軽くしてあげる効果が期待できます。
◦上半身全体を覆う幅が広い形
◦背中にリードを着ける部分がある
といったタイプのハーネスが、身体を支えやすくてお勧めです。
参考動画
①首輪(チェーン)で歩く様子
②ハーネスで支えながら歩く様子
↓
リードを常に上方向に釣り上げるようにして、体重を支えてあげているのが分かるかと思います。
【ハーネスで身体を支えてあげながら歩く】
です。
首輪ではなく、上半身を覆うタイプのハーネスで散歩することで、足腰の弱った愛犬の負担を軽くしてあげる効果が期待できます。
◦上半身全体を覆う幅が広い形
◦背中にリードを着ける部分がある
といったタイプのハーネスが、身体を支えやすくてお勧めです。
参考動画
①首輪(チェーン)で歩く様子
②ハーネスで支えながら歩く様子
↓
リードを常に上方向に釣り上げるようにして、体重を支えてあげているのが分かるかと思います。
自力歩行を補助してあげれば、寝たきりの防止にもなる
老犬になった愛犬がヨロヨロと足元もおぼつかず、ちょっとしたことでバランスを崩して倒れそうになってしまう様子を見ると、
「もうかわいそうだから、お散歩はしないでおこう」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、歩くことは
◦筋力の維持(低下の速さを抑制する)
◦全身の血行の促進
◦内臓活動の促進
◦自力での排泄を促す
といった効果があります。
「歩くのが辛そうだから」
「かわいそうだから」
といった理由でお散歩で身体を動かすことを止めてしまうと、あっという間に寝たきりの生活になってしまうリスクがあります。
寝たきりの生活は、愛犬にとっても苦痛です。
飼い主さんも
◦排泄物の処理
◦食事の介助
◦定期的に寝返りをさせる(床ずれ防止)
と、様々な介護が必要になって大変です。
特に体が大きい大型犬種の場合、飼い主さんにとって体力的な負担も大きなものになります。
少しでも身体が動くうちは自力で歩くことを補助してあげることが、愛犬・飼い主のお互いのQOL(生活の質)を高めることにつながると思います。
「もうかわいそうだから、お散歩はしないでおこう」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、歩くことは
◦筋力の維持(低下の速さを抑制する)
◦全身の血行の促進
◦内臓活動の促進
◦自力での排泄を促す
といった効果があります。
「歩くのが辛そうだから」
「かわいそうだから」
といった理由でお散歩で身体を動かすことを止めてしまうと、あっという間に寝たきりの生活になってしまうリスクがあります。
寝たきりの生活は、愛犬にとっても苦痛です。
飼い主さんも
◦排泄物の処理
◦食事の介助
◦定期的に寝返りをさせる(床ずれ防止)
と、様々な介護が必要になって大変です。
特に体が大きい大型犬種の場合、飼い主さんにとって体力的な負担も大きなものになります。
少しでも身体が動くうちは自力で歩くことを補助してあげることが、愛犬・飼い主のお互いのQOL(生活の質)を高めることにつながると思います。
まとめ
人と同じように、犬も年を取ると筋力が落ちて身体が思うように動かせなくなってきます。
また、口には出しませんが、
◉関節の痛み
◉手足のしびれ
といったものも、人の高齢者と同じように感じていると推測されます。
お散歩に行こうとしても、行きたがらないようなそぶりを見せることもあるでしょう。
だからといって身体を動かすことを止めてしまうと、前述のように寝たきり生活になってしまうリスクが高まります。
長く一緒に暮らしてきて、最後の日々がお互いに辛いものになることは避けたいものです。
嫌がる様子があっても、少々強引に散歩に連れ出すことも、愛犬のみならず飼い主さんのために必要なことだと思います。
また、散歩で歩くことは身体への刺激だけでなく、
◎外の空気を吸う
◎色んな臭いをかぐ
と、嗅覚への刺激を通して愛犬のメンタルをリフレッシュさせる効果も期待できます。
人の場合も、歩く習慣があると認知症になりにくいという研究もあります。
愛犬にとっての最後の日々が少しでも穏やかで充実したものになるためにも、身体が動くうちは自力で歩く習慣を継続させてあげたいものです。
※参考記事
↓
また、口には出しませんが、
◉関節の痛み
◉手足のしびれ
といったものも、人の高齢者と同じように感じていると推測されます。
お散歩に行こうとしても、行きたがらないようなそぶりを見せることもあるでしょう。
だからといって身体を動かすことを止めてしまうと、前述のように寝たきり生活になってしまうリスクが高まります。
長く一緒に暮らしてきて、最後の日々がお互いに辛いものになることは避けたいものです。
嫌がる様子があっても、少々強引に散歩に連れ出すことも、愛犬のみならず飼い主さんのために必要なことだと思います。
また、散歩で歩くことは身体への刺激だけでなく、
◎外の空気を吸う
◎色んな臭いをかぐ
と、嗅覚への刺激を通して愛犬のメンタルをリフレッシュさせる効果も期待できます。
人の場合も、歩く習慣があると認知症になりにくいという研究もあります。
愛犬にとっての最後の日々が少しでも穏やかで充実したものになるためにも、身体が動くうちは自力で歩く習慣を継続させてあげたいものです。
※参考記事
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☞歩行は、なぜ認知症予防につながるのか?(東京都健康長寿医療センター研究所)
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