平日は仕事や学校で飼い主がいないから、愛犬はサークルで朝から夕方までお留守番。
休みの日くらいは、たくさんかまってあげたいし、一日中自由に過ごさせてあげたい。
なのに愛犬は、オシッコをあちこちにしたり、ゴミ箱をあさったり、甘噛みをしたり、困った事ばかりしちゃう…
平和で充実した休日を愛犬と過ごすには、どうしたら良いでしょうか?
愛犬のお家の中での過ごし方はそれぞれ
皆さんは普段、お家の中で愛犬とどのように生活しているでしょうか。
◉家の中をどこでも自由に移動できる
◉リビングの中でのみ自由に過ごす
◉一階は自由だけど二階はNGにしている
◉散歩や遊びの時間以外はサークルで過ごす
等々、愛犬との同居のスタイル(飼育環境)はそれぞれだと思います。
飼い主さん側の
◉家族構成
◉住宅の形状
◉生活パターン
等の条件によっても異なるでしょう。
愛犬の
◉性格(いたずら好き・おっとりしている、etc…)
◉年齢(若くて活発・高齢であまり動かない、etc…)
等の条件によっても異なるでしょう。
中には、
『平日の日中は仕事や学校で誰もいないから、愛犬は朝から夕方までサークルの中でお留守番』
という家庭もあるかと思います。
そのような飼い主さんの中には
「いつもお留守番の時間が長いから、休日はサークルに入れないようにしたい」
「休日くらいは、自由を満喫させてあげたい」
「一緒にお出かけして楽しみたい」
と思う方もいるかもしれません。
実はこの
「休日くらいは…」
「いつも我慢させているから…」
という思いが、困った問題につながってしまうことがあります。
◉家の中をどこでも自由に移動できる
◉リビングの中でのみ自由に過ごす
◉一階は自由だけど二階はNGにしている
◉散歩や遊びの時間以外はサークルで過ごす
等々、愛犬との同居のスタイル(飼育環境)はそれぞれだと思います。
飼い主さん側の
◉家族構成
◉住宅の形状
◉生活パターン
等の条件によっても異なるでしょう。
愛犬の
◉性格(いたずら好き・おっとりしている、etc…)
◉年齢(若くて活発・高齢であまり動かない、etc…)
等の条件によっても異なるでしょう。
中には、
『平日の日中は仕事や学校で誰もいないから、愛犬は朝から夕方までサークルの中でお留守番』
という家庭もあるかと思います。
そのような飼い主さんの中には
「いつもお留守番の時間が長いから、休日はサークルに入れないようにしたい」
「休日くらいは、自由を満喫させてあげたい」
「一緒にお出かけして楽しみたい」
と思う方もいるかもしれません。
実はこの
「休日くらいは…」
「いつも我慢させているから…」
という思いが、困った問題につながってしまうことがあります。
「休日くらいは」と思って自由にしてあげたら…
飼い主さんとお話をしていて、
「いつもお留守番ばかりでかわいそうだから、休日くらいは…」
という思いから、日中もお部屋の中で自由にさせてあげる、といったことを聞くことがあります。
愛犬からすると、いつもは一人でサークルの中でお留守番している日中の時間に、部屋の中を自由に動き回れることになります。
しかし、自由を得たがゆえに
◉色んなところでオシッコ・ウンチをしてしまう
◉ゴミ箱をあさる
◉いたずら・破壊行為
◉飼い主に甘噛み
といった問題が起こってしまうことも少なくないようです。
特にトイレに関しては、
「サークル内ではトイレシートでちゃんと排泄するから、したくなったら自分でサークルに戻ってくれるだろう」
と飼い主さんは思っていても、自由を満喫して楽しかったりすると、
「したい!」
と思ったらその場でしてしまったりします。
「休日はずっと一緒にいられるから、楽しく過ごしたいのに…」
「いつも寂しい思いをしているだろうから、たっぷり可愛がってあげたいのに…」
という飼い主さんの切ない声が聞こえてきそうです。
「いつもお留守番ばかりでかわいそうだから、休日くらいは…」
という思いから、日中もお部屋の中で自由にさせてあげる、といったことを聞くことがあります。
愛犬からすると、いつもは一人でサークルの中でお留守番している日中の時間に、部屋の中を自由に動き回れることになります。
しかし、自由を得たがゆえに
◉色んなところでオシッコ・ウンチをしてしまう
◉ゴミ箱をあさる
◉いたずら・破壊行為
◉飼い主に甘噛み
といった問題が起こってしまうことも少なくないようです。
特にトイレに関しては、
「サークル内ではトイレシートでちゃんと排泄するから、したくなったら自分でサークルに戻ってくれるだろう」
と飼い主さんは思っていても、自由を満喫して楽しかったりすると、
「したい!」
と思ったらその場でしてしまったりします。
「休日はずっと一緒にいられるから、楽しく過ごしたいのに…」
「いつも寂しい思いをしているだろうから、たっぷり可愛がってあげたいのに…」
という飼い主さんの切ない声が聞こえてきそうです。
いつの間にか愛犬に身についている「活動→休息→活動」の生活リズムが、休日になると崩れちゃう?
『自由が楽しい』
に加えて、
『生活リズムが乱れる』
というのも、
◉粗相(そそう)
◉いたずら
◉甘噛み
といった問題につながっている可能性もあります。
日中はお留守番という子の、普段(平日or飼い主さんが日中にいない日)の生活リズムは、以下のようなものが多いと思います。
起きる
↓
朝のお散歩&ご飯
↓
サークルで留守番(長い場合は10時間かそれ以上)
↓
飼い主さん帰宅
↓
夕方のお散歩&ご飯
↓
自由or飼い主さんと過ごす
↓
寝る
飼い主さんが帰宅後の過ごし方は
◉部屋で自由に過ごす
◉ご飯を食べ終えたら寝ちゃう
◉飼い主さんと遊び
等々、色々あると思いま。
寝る場所も、
◉好きな場所
◉サークル
◉飼い主さんと同じ布団
と、家庭によって様々でしょう。
ただ、大まかな流れとしては上記のような感じではないでしょうか。
そして、多くの飼い主さんが
「寂しい思いをしているだろうな…」
と憂いている留守番の時間を、愛犬はのんびりと寝て過ごしている場合も多かったりします。
その分、朝夕のお散歩ではハッスルしますし、ご飯もガッツいて食べる子が多いです。
日中にお留守番をすることで
活動(お散歩&ご飯)
↓
休息(留守番でのんびり寝る)
↓
活動(お散歩&ご飯)
という生活リズムが身についている、といえます。
ちなみにこの生活リズムは、
【生命維持活動(狩り・食事・繁殖行為)以外のエネルギーはなるべく消費しない】
という肉食動物の野生生活と共通するものがあるように思います。
に加えて、
『生活リズムが乱れる』
というのも、
◉粗相(そそう)
◉いたずら
◉甘噛み
といった問題につながっている可能性もあります。
日中はお留守番という子の、普段(平日or飼い主さんが日中にいない日)の生活リズムは、以下のようなものが多いと思います。
起きる
↓
朝のお散歩&ご飯
↓
サークルで留守番(長い場合は10時間かそれ以上)
↓
飼い主さん帰宅
↓
夕方のお散歩&ご飯
↓
自由or飼い主さんと過ごす
↓
寝る
飼い主さんが帰宅後の過ごし方は
◉部屋で自由に過ごす
◉ご飯を食べ終えたら寝ちゃう
◉飼い主さんと遊び
等々、色々あると思いま。
寝る場所も、
◉好きな場所
◉サークル
◉飼い主さんと同じ布団
と、家庭によって様々でしょう。
ただ、大まかな流れとしては上記のような感じではないでしょうか。
そして、多くの飼い主さんが
「寂しい思いをしているだろうな…」
と憂いている留守番の時間を、愛犬はのんびりと寝て過ごしている場合も多かったりします。
その分、朝夕のお散歩ではハッスルしますし、ご飯もガッツいて食べる子が多いです。
日中にお留守番をすることで
活動(お散歩&ご飯)
↓
休息(留守番でのんびり寝る)
↓
活動(お散歩&ご飯)
という生活リズムが身についている、といえます。
ちなみにこの生活リズムは、
【生命維持活動(狩り・食事・繁殖行為)以外のエネルギーはなるべく消費しない】
という肉食動物の野生生活と共通するものがあるように思います。
いつもの休息(睡眠)時間が取れないことが、知らないうちにストレスに?
これが、飼い主さんが日中も家にいる休日になるとどうなるか。
起きる
↓
朝のお散歩&ご飯
↓
自由or飼い主さんと過ごす
↓
夕方のお散歩&ご飯
↓
自由or飼い主さんと過ごす
↓
寝る
いつもだったら留守番の時間(誰にも邪魔されずに休める時間)が、活動時間になっています。
もちろん、家庭によって様々だとは思いますが、普段(平日)と比べると
『日中の休息時間が少ない』
という場合が多いのではないでしょうか。
もちろん愛犬からすると、飼い主さんが一緒にいてくれることは嬉しいと思います。
しかし、
◉いつも寝ている時間に起きている
◉休もうと思っても、飼い主さんが絡んでくる(なでる・声をかけるetc)
◉外出先(いつものお散歩とは違う場所)で気持ちが落ち着かない
といった、生活リズムの乱れにつながることも考えられます。
休息(睡眠)がいつもよりも不足することが(無自覚のうちに)ストレスとなり、
◉物を破壊する
◉飼い主さんに甘噛みする
という形で発散される、ということも充分に考えられます。
幼い子どもが眠くなると
◉ぐずる
◉泣きわめく
といった行動を示すのと、似ているかもしれません。
起きる
↓
朝のお散歩&ご飯
↓
自由or飼い主さんと過ごす
↓
夕方のお散歩&ご飯
↓
自由or飼い主さんと過ごす
↓
寝る
いつもだったら留守番の時間(誰にも邪魔されずに休める時間)が、活動時間になっています。
もちろん、家庭によって様々だとは思いますが、普段(平日)と比べると
『日中の休息時間が少ない』
という場合が多いのではないでしょうか。
もちろん愛犬からすると、飼い主さんが一緒にいてくれることは嬉しいと思います。
しかし、
◉いつも寝ている時間に起きている
◉休もうと思っても、飼い主さんが絡んでくる(なでる・声をかけるetc)
◉外出先(いつものお散歩とは違う場所)で気持ちが落ち着かない
といった、生活リズムの乱れにつながることも考えられます。
休息(睡眠)がいつもよりも不足することが(無自覚のうちに)ストレスとなり、
◉物を破壊する
◉飼い主さんに甘噛みする
という形で発散される、ということも充分に考えられます。
幼い子どもが眠くなると
◉ぐずる
◉泣きわめく
といった行動を示すのと、似ているかもしれません。
休日だからこそ、普段の生活リズムは崩さず【活動と休息】のメリハリをいつも以上につけてあげる
このような問題を少なくして、飼い主さんも愛犬も有意義な休日を過ごすには、どうしたら良いでしょうか?
提案したいのが、
【活動と休息のメリハリをいつも以上につけてあげる】
ということです。
活動(お散歩&ご飯)
↓
休息(留守番でのんびり寝る)
↓
活動(お散歩&ご飯)
の生活リズムはあまり変えずに、
◉朝と夕方の散歩の距離と時間を増やす
◉室内で体を動かす遊びをしてあげる
といったことに、時間と労力をかけてあげます。
休日で余裕のある時間を
【活動時間の充実】
に注いであげる、ということです。
充実活動(長めの朝散歩&ご飯)
↓
休息(サークルで休む)
↓
充実活動(室内で体を動かす遊び)
↓
休息(サークルで休む)
↓
充実活動(長めの夕散歩&ご飯)
活動の後の休息も、しっかりと取らせてあげます。
出来れば、いつもお留守番しているサークルの中で休ませてあげたいところです。
飼い主さんからすると
「できるだけ一緒に過ごしたいから、休むならソファーで一緒に」
というように思うかもしれませんが、慣れた環境の方が愛犬もゆっくりと休めると思います。
『活動時間以外はサークルで休む』
という生活リズムを崩さないことで、
◉いたずら
◉甘噛み
といった問題行動の出現を防ぐことができます。
また、室内で自由に動き回るがゆえに起こってしまう排泄の失敗も、防ぐことができます。
【まったり(悪く言うとダラダラ)とした時間を一緒に過ごす】
よりも、
【いつも以上にメリハリの利いた時間を過ごす】
ことを大切にした方が、お互いに気持ちよく過ごせることもあると思います。
提案したいのが、
【活動と休息のメリハリをいつも以上につけてあげる】
ということです。
活動(お散歩&ご飯)
↓
休息(留守番でのんびり寝る)
↓
活動(お散歩&ご飯)
の生活リズムはあまり変えずに、
◉朝と夕方の散歩の距離と時間を増やす
◉室内で体を動かす遊びをしてあげる
といったことに、時間と労力をかけてあげます。
休日で余裕のある時間を
【活動時間の充実】
に注いであげる、ということです。
充実活動(長めの朝散歩&ご飯)
↓
休息(サークルで休む)
↓
充実活動(室内で体を動かす遊び)
↓
休息(サークルで休む)
↓
充実活動(長めの夕散歩&ご飯)
活動の後の休息も、しっかりと取らせてあげます。
出来れば、いつもお留守番しているサークルの中で休ませてあげたいところです。
飼い主さんからすると
「できるだけ一緒に過ごしたいから、休むならソファーで一緒に」
というように思うかもしれませんが、慣れた環境の方が愛犬もゆっくりと休めると思います。
『活動時間以外はサークルで休む』
という生活リズムを崩さないことで、
◉いたずら
◉甘噛み
といった問題行動の出現を防ぐことができます。
また、室内で自由に動き回るがゆえに起こってしまう排泄の失敗も、防ぐことができます。
【まったり(悪く言うとダラダラ)とした時間を一緒に過ごす】
よりも、
【いつも以上にメリハリの利いた時間を過ごす】
ことを大切にした方が、お互いに気持ちよく過ごせることもあると思います。
サークルの扉は閉めて「休息モード」にしてあげる
休息時はいつもと同じような環境の方がゆっくり休めるので、サークルの扉も、普段のお留守番と同じように閉めておいた方が良いでしょう。
扉を開けて自由に出入りできるようにしておいても、中々自分では入らなかったりします。
サークルに入るより、部屋の中を動き回る方が楽しいからです。
飼い主さんからすると
「疲れたら自分からサークルに入って休むだろう」
と思うかもしれません。
しかし、楽しいことが目の前にあると、自分では疲れていることに気が付かなかったりします。
飼い主さんの判断でサークルに入れて扉を閉めてあげて、半強制的に
『休息モード』
にしてあげることが大切だったりします。
この辺りも、人間の幼い子どもと似ているかもしれません。
扉を開けて自由に出入りできるようにしておいても、中々自分では入らなかったりします。
サークルに入るより、部屋の中を動き回る方が楽しいからです。
飼い主さんからすると
「疲れたら自分からサークルに入って休むだろう」
と思うかもしれません。
しかし、楽しいことが目の前にあると、自分では疲れていることに気が付かなかったりします。
飼い主さんの判断でサークルに入れて扉を閉めてあげて、半強制的に
『休息モード』
にしてあげることが大切だったりします。
この辺りも、人間の幼い子どもと似ているかもしれません。
まとめ
ここまでお話ししてきたように、
『飼い主さんにとっての理想の休日』
と
『愛犬にとっての心身が安定する過ごし方』
には、ギャップがあります。
基本的には普段(平日)の生活リズムを崩さないようにしたうえで、
【活動→休息】
のメリハリをはっきりさせる工夫をすることが、
「なんで…」
「どうして…」
「せっかくの休みなのに…」
の無い充実した休日を過ごすことに、つながるかもしれません。
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と
『愛犬にとっての心身が安定する過ごし方』
には、ギャップがあります。
基本的には普段(平日)の生活リズムを崩さないようにしたうえで、
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のメリハリをはっきりさせる工夫をすることが、
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